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オーケストラの配置

昨夜は、卒業校の現役生たちの演奏会に行ってきました。
大阪吹田市のメイシアター
このホールも、先般の北大阪地震以降にリニューアルされてから響きがよくなりました。

プログラムは
ドリーブ バレエ「コッペリア」から前奏曲とマズルカ
チャイコフスキー イタリア奇想曲
チャイコフスキー 交響曲第4番

オーケストラは、対向配置になってました。
現役のオケ、いつのころからかこの対向配置をしているようです。
対向配置
検索してみると、やはり学生と言わずアマチュアのオケでこのところ流行っているらしい。ピリオド・アプローチというのだそう。いわゆる、古典回帰?

現在のオーケストラの配置は、彼のストコフスキーが提唱したらしく今やほとんどのオケがこのモダンな配置で演奏しています。
対して、古典配置の対向型は少なく、プロでも物好きな指揮者が率いるオケぐらいしか見たことありません。

ここにきて、なぜアマチュアでこの対向配置が復活してきているのか、ちょっと興味あるところですね。
視覚的には、おや?弦楽器の並び方が違うなという印象を持ちますが、実際問題として音響的にはどちらでも同じような気がします。

第一バイオリンと第二バイオリンが左右から対向して聴こえると言いますが、ホールの座席で聴く分には大きな空間で混ざり合った音を聴くことになるので、同じです。
受け狙いでやっているのなら分かりますが、あまり奇抜なことをして単に耳目を集めるだけならその効果はないのではと思う今日この頃でした。

手堅く、オーソドックスな配置で演奏しましょう~!♪

第一バイオリンと第二バイオリンが左右に分かれる配置。低弦群のチェロとコントラバスも下手側に来る場合と、そのまま上手側に配置されることがあったりと様々です。

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