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老舗ホテルが売却

大阪中之島のリーガロイヤルホテル、外資に売却と報じられてます。
売却先は、BGO(ベントール・グリーンオーク・グループ)という不動産資本とのこと。

かつては「大阪の迎賓館」などと評価され、関西財界との結びつきが強く一世を風靡したものです。
巨大宴会場も備え、華やかな政財界のパーティも頻繁に行われてました。

しかし、ヒルトンを皮切りにリッツ、コンラッドと高級外資系のホテルが進出するにつれ、その旧体質が裏目に出てトレンドの流れに乗りきれなかったようです。

そしてここにきて件の疫病旋風です。
最大の収益源であった宴会場は、すべて連日に亘ってがら空きの閉鎖状態。

築50年以上を経過する建物本体も、内装は手入れするものの躯体そのものはもう老朽化の極みを呈してます。
空調設備も古く、客室ごとの個別温度設定ができないという致命的な欠陥を露呈。

もう限界だったのでしょう…
今後、運営自体はBGOから委託され現状のまま継続とのことですが、従業員の処遇など未知数の部分もあり、働くスタッフにとっては不安な要素が満載のようです。

これでまたひとつ、過去の栄光が消えてゆきます~

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