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夢を再び。ファシリテーションルーム番外編【HERE AND NOW】年越しワルツラップ



ーなんのはなしですかー
なんのはなしか、聞かせてください

物語  通称   #なんはなルーム   です。これはスタジアムに打ち上げたジェット風船、その夢の続きのおはなし

灰原はそろそろだな、と大晦日の今日携帯をちらちらと気にかける。公開されるなら今日だろう。2024年最後の日であり、山羊座新月スタートの日だ。

フォロー中の新着にアップされていることを確認する。
なんはなルームラップ完成したんだなと stand.fm  を再生する。きっかけもstand.fmだった。前回参加できなかった路地裏フェス内で披露されたあめんぼの歌 路地裏バージョン(※)のラップだった。そのラップを担当する環七さんにベルがラップを教えて下さいとお願いしたのだ。

※あめんぼの歌 路地裏バージョンとは、ボイトレ用に書き下ろしされた北原白秋の五十音の二次創作【あめんぼあかいなあいうえを、なんのはなしですかと問いかける。】のことをいいます。
  作者 ああああ(なんはなルームニックネーム)
    

出典記事あめもり「お出口は『なんのはなしですか』を。」 さんのこちらの記事→https://note.com/aoalls/n/n976ba4627226

いや、そもそもどこがはじまりであったのか、そこは言わずとしれた一人ひとりが飛ばしたジェット風船(#なんのはなしですか)だったのだが、それぞれの風船を一緒に飛ばす日が来たのだな、灰原は胸が熱くなった。

共創のラップが公開されたのは”チャン”のstand.fm チャンネルであり、note クリエーターページである。

 noteの記事はこちら

HERE AND NOWに
私の言いたい全てが詰まっています。

note記事より抜粋

 普段から自分のこころ模様を落ち着きを持って言葉で綴ることができる彼はどんな風にだって自身のこの一年を振り返り、等身大の自分を語るにふさわしい言葉で伝え届けることが可能であるにも関わらず、このラップに全てを込めて自身のページに飾ってくれた。
 いや、飾ってくれたというのは失礼だな。彼が中心となって楽曲の提供、詩の創作依頼、構想に編集をしたまぎれもない彼の創作物である。みんなの個性を否定することなくそのまま取り込む。俺やベルと違ってバンド活動を続けている”チャン”にしてみればもっとこうすれば、というところもあっただろう。しかし、今のみんなの個性、現状をそのまま受け入れひとつにまとめそのことに深い満足を覚えているだろう”チャン”の明るい声が自然と耳に聞こえてくるようだった。彼が”ナウ姉さん”と慕うスターの存在も大きい。今回こんな素敵な詩を書きおろしで提供頂けるなんて。

“花は咲く  鳥は歌う  風流る(ながる)  月満ちる
今が咲く  今歌う  今流る  今満ちる
白い雲  青い空  金の砂  銀の波
今は雲  今は空  今は砂  今は波
二度とこない  瞬間に  私たちは  生きている
今 生きる  今 生きる  今 生きる  今 生きる
今ここで  満ちてゆく  光射す  その道に
共に笑い  共に泣き  共に分かち  磨き合い
支え合い  助け合い  導かれ  共に愛
花は散り  鳥は鳴き  風は止み  月は欠け
時に晴れ  また曇り  しばし雨  雪あられ
いつどこで  何をして  何を見て  生きるのか
今生きる  今放つ  今しかない  時を生き
今生きる  解き放つ  今生きる  時 放つ
      
         今ここに生きる Here and now
          by 風の歌のナウシカ🦌”

出典 https://note.com/naushika2nd/n/n4be62db3afd1?sub_rt=share_pw

良かったな。ベル、いろんな縁が繋がって。少しでもなんはなルームが役にたったのなら俺も嬉しい、そう思ったとき携帯がバイブした。

ベルからの着信だ。

「電話してくるなんて珍しいじゃないか」

「聞いたんでしょ。ワルツラップ。いてもたってもいられなくて。とにかく”チャン”のエモーショナルなところがワルツの三拍子にぴったりで、それに上手くみんなを乗せてくれたのが嬉しくてね。”チャン”の声も聞きたかったし、ついでにあなたの感想もあなたの声で、聞きたくなってね。」

「俺の感想はなんていっていいのかまとまらないけど、まだ何回だって聞きたい、そう思うよ。」

「それは私も同感。”チャン”のベーシストとしてのセンスはさすがね。個性の違う4人をしっかりとまとめて。LUNA SEA の Dejavuをカバーしてた頃が懐かしい。私も喉を傷めて、”チャン”の脱退という過去もあったけど、こうしてまた夢をみることができた。それが嬉しい。」

「ああ、みんなで見る夢だ。」

「本当に、環七さんのアルトボイスがしっかりとしたステップを踏んで、seedさんの穏やかなテノールとナウ姉さんの鳥が歌うようなコーラスが舞踏会でダンスを踊っているかのよう。聞いていて夢の中で踊っている気分よ。」

「この共に生きる 共創の文化、2025年も続けていきたいと思わない?あなたはいつまでのんびりしているつもりなの。」

「君は相変わらず俺にはきついな。俺一人でできることなんて何もないと知っているだろう。でも、ちゃんとnoteのアカウントは作ったよ。ただ、何を書いていいのか、みんなすごいなぁ、書いて伝えて。俺にできることなんて何もないような気がするんだ。」

「そうね。私も私ひとりだったら、何もできないわ。でも前回のボイトレ教室のYUMI先生とのご縁でこのラップさせていただいた”ナウ姉さん”の詩 『HERE AND NOW』を2人で朗読コラボさせていただくことになったの。」

「この共創のワルツラップから朗読コラボまで、それをまず記事に載せるっていうのはどうかしら。そのあとのことは、また何か生まれてくるか、なんのはなしですか、と扉を開けてさえいれば誰かの何かが飛び込んでくるかもしれないわ。」

「オッケー。ベル。乗ってみよう。楽しみに待っているよ。」

そういって昔、電話しながら年を越したことを思い出しながら電話をきる二人だった。



2024年最終ギリギリ投稿です。
ええ、きっと2025年もギリギリの習性、変わる気がいたしません。いや、なんはなルーム灰原はベルと違って、もしかして。
クリエイターページによって人格がかわるのか、そもそもフルレット人格と上手く切り分けができるのか分かりませんが、とりあえず別アカウント始動となります。
フルレットはフルレットでエリア現在を更新していきます。皆さま、2024年お付き合い下さりありがとうございました。
2025年もどうぞよろしくお願いいたします。

個性豊かなクリエイターさんたちとの日々を楽しみに。

                        
2024年12月31日 フルレット
繋がってくださいました皆様に感謝を込めて

まだアカウント作っただけの灰原ページです



第1弾 ボイトレ教室に行く はこちら

前回のお話です



ワルツラップ提唱で楽曲提供・編集のクリエイター 優しき音の魔術師
なんはなニックネーム ”チャン”さん


ボイトレ教室では奈良先生ですが、今回は”チャン”さんと知り合いのスター
”ナウ姉さん”です。素敵な詩とコーラスをありがとう!

ラップの師匠でしっかりみんなのベースを作ってくださいました環七さん。楽しかったです!ありがとうございます!

どーいて?ワルツラップに? 素敵な声で参加頂きましたseedさん路地裏にはあなたが欠かせません。
1月スタエフライブするならぜひワルツラップご紹介下さいね。


朗読コラボ、快諾頂きましたYUMI先生
どうぞよろしくお願いいたします!楽しみです。

   #なんのはなしですか
「こんな繋がりと拡がりみたことない」
   エンターテイメントを共創する未来へ
本記事はコニシ木の子とロジウラーズの作品となります。
提供頂きました詩と音源の著作権はクリエイターに帰属します。

本編含むシリーズ収録のマガジンはこちら

なんはなルーム灰原ページにもお引越し掲載するかも…
どうぞよろしくお願いいたします。

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