ダイエット成功のカギ、それは「緩く」
さぁ今日からダイエットしよう、と意気込んではいたものの一体何から始めたらいいのか分からない人も多いでしょう。
特に初めてのダイエットならばそれも仕方ありません。
いきなり
「だったら今日から昼メシを抜こう」
などととんでもないスタートを切る人もいるでしょう。しかしもしもこれからダイエットを始めるのであれば出来るだけ無理なく楽にやりたいですよね?
しかし我流でやる事によって誤った方法や効果の出にくいやり方、はたまた奇想天外なる手法で取り組み出す人もいるでしょう。
また一方では「最初はこんなもんだろう」とユルユルな方法でまるでダイエットになっていない場合も少なくありません。
ここは要点を押さえて効果的で可能な限り苦しくない方法で行いたいものです。ではダイエットの「はじめの一歩」はどの様にステップしたら良いのかをお知らせしていきます。
志は高く
まずは実際のダイエットを始める前にマインドセットを行います。これは自分自身との強い意思確認です。
* やるからには絶対に諦めない
* 途中で放り出さない
* 成功すると信じ込む
これらを自分自身にコミットし、やり抜く事を誓いましょう。
これまで何回かダイエットに挑戦しては挫折して来た、そんな自分とは決別する。今回ばかりはこれまでとは違う、という並々ならぬ熱意で臨みます。
このマインドセットこそがダイエットの成否を大きく左右するでしょう。
「食事制限が厳しくて夜遅い時間に冷蔵庫を開けたくなった時」
「仕事帰りにジムに行くのが億劫になり”今日はやめようかなぁ”と心が弱くなった時」
「もうダメだぁ... と有酸素運動に挫けそうになった時」
そんな時に今日の誓いを思い出しましょう。
そして「今回のオレは以前とは違う」、「私は今度こそ絶対に美しいボディーになってみせる」と自分を奮い立たせてください。ダイエットはあくまでも初志貫徹, 継続していく事こそ最重要である事を心してください。
厳しいばかりではなく、緩く緩く
「やるからには厳格にやるよ」と嫌気が差すような事ばかり申しましたが、厳しく自分を追い込むだけでは精神的にまいってしまいます。
現に厳し過ぎるルールを自分で作ってしまうとちょっと一息入れたいと思うような状況でも自分を追い込むあまり窮屈な気持ちになり、ついつい真面目に突っ走り過ぎてイライラが募って自暴自棄になる、なんて事を招きかねません。また一旦イヤになってしまうとズルズルと脱落する可能性もまた高くなります。
それを避けるには「まず緩やかに始める」と言う事。最初から杓子定規にならずある程度「自分を許す」気持ちを抱いてやってみましょう。
片意地張らずに柔軟にやって行くと最初から決めてしまえば心理的にも余裕が出来て追い込まずに済む、故にダイエット開始段階から気楽に始められるということになります。
それにこれからダイエットを始めようという人がいきなり厳しいハードルを超えるのには無理があります。
よし!と決めたその晩からご飯=白米を一切食べずに過ごす事が出来ますか?
もしも出来るならその方は意思が強くダイエットに向いている、数カ月後には素晴らしい結果を達成する可能性が高い。
しかし殆どの人がそうではないはず。最初から苦しい思いをして脳に「ダイエットは辛く厳しい」とインプットするのは得策ではありません。
とにかく「緩く」が初期段階のカギになりますよ。
しかし緩すぎるのもダメ
ひとつだけ気楽に始めてしまうと良くない要素もあります。余りに気持ちが楽に傾きダイエットしていることさえなし崩しになってしまう。ここでの線引きは非常に大事ですが、勝手が分からないだけに難しくもあります。
気持ちに留めておかなければならない事は
「緩くやるのは結構、でも自分は今ダイエット中であることは常に意識する」
と言う事です。
そうしないと一体「どこまで節制する」のがダイエットで、「この程度まで食べて良し」というのが緩くやる定義、と境界線が見えなくなる。
「昨日まで夕飯に白米を3杯食べていたけど、今日から2杯にするのを2週間続けて慣らしていく」というのは果たして努力でしょうか?
確かに慣らしていく事は大切なのですが、それでは正直ダイエットにならず目標達成までに相当な時間を要するでしょう。
その分量を例えにするなら「今日から茶碗1杯にする」というのがある程度厳しさのあるダイエットと言えるでしょう。「そんなの無理でしょう〜?」と聞こえて来そうですが、本当に無理と感じるなら期限を設けましょう。
ご飯を2杯にする期間は1週間。要するに開始1週間では夕飯の白米が2杯、しかしその翌週である2週目には1杯にしてみましょう。
初心者に厳しいかも知れませんが、やはりこれはダイエットなのでもちろんガマンも必要。満腹状態が続いてはいつまで経っても痩せません。
ここはひとつ苦しくとも耐えてこの第一関門を乗り越えましょう。