2.3.2
さて、どんどん進めていきましょう。まずは防衛魔法を上手いこと展開するのと、魔除けの蜘蛛の巣をたくさん配置していきます。ついでに2.3.1でやり残した植物探索も行いましょう。
こんな感じですかね。山中の至る所に透明な高濃度転移魔法が仕掛けられている状態です。もはや触れただけで爛れてしまうのであれば転移の作用がなくても罠になり得るのでは? とも思いますが、まぁそれはそれ。地面や木の幹、屋根の上、そして湖に括り付けています。
さてここからは村人たちとの交流です。まずは大工の棟梁に挨拶に行き、人形作成の話をします。そこに畑仕事のおじさんとか村の人を同席させて「うちの分も作ってよ」と言う流れにしましょうか。
いつお酒を買ったんでしょうね。移動先が決まった後の買い出しでしょうか。ここのおじさんたちはお酒を飲ませておけば気分が良くなってくれるのでありがたいです。すっかり警戒心を無くして[私]と仲良くしてくれました。[私]自身は冷静に、どうやって彼らと関わるかを考えていますが。
これで村長、棟梁、若頭とおおよそ権力を持つ男性陣との距離が縮まりました。あとは女性陣とも仲良くして、この村での居場所を確立しましょう。
ちなみにこの二日酔いに効くお茶のモデルは漢方の五苓散です。身体の中の余計な水分を外に出したり、その水分バランスを整えることで二日酔いの諸症状を緩和します。
五苓散:タクシャ(サジオモダカの塊茎)、ソウジュツ(ホソバオケラの根茎)、チョレイ(チョレイマイタケの菌核)、ブクリョウ(マツホドの菌核)、ケイヒ(Cinnamomum cassiaの樹皮)
さてお茶もできたので再び棟梁と若頭の元へ。そこで彼らのパートナーと対面し、ちょっとお話をしてもらいます。
これでひとまずの導入は終わりですね。ここからは村人たちとの共同生活として人形を作ったり魔法を使ったサポートをしつつ、あの男の子を引き取る話をします。
その前に一ヶ所だけ、『見送る』というフレーズを重複させないように前のブロックを修正します。男性陣と話終わって家から出るところですね。
それではお話を続けていきましょう。
村での生活をさっくりと示しました。もうこの時点で半年近く経ってますね。具体的な魔法の行使はしていないですが、まだ魔力を溜めるには早いのでもう少し時間が必要です。
ここからは少年との絡みを増やします。ちなみにこの少年の名前はルカ(Luca)です。
思わぬ方向に話が広がりましたね。ただこれ以上はやることを増やしたくないので、さくっといきたいところなのですが。もう一度村長の家に行くイベントを作るとなると、これくらいしか思いつかなかったです。
これでルカにまつわる話はできましたね。あともう少しエピソードを挟んで弟子にする流れを作ります。
魔除けのネックレスをあげる時に、「光って見える」と魔力の流れを認識する発言をさせればいいでしょうか。【承】で『こういう子が近くにいてくれたら楽しく暮らせるだろうに。(中略)片手間に魔法を教えるくらいのことなら私にもできるかな。そんな人がいるとも思えないけど。』と言っているので、魔法使いではない魔力を認識できる人間に魔法を教えたらどうなるか、という実験をする程で引き取ってもいいかもしれませんね。
あとこれは意図していなかったのですが、穢れや良くないものを退けるネックレス、これから起こる村焼きで[私]と対峙する時にいいギミックになりそうですね。それでも燃やしますけど。
これでペンダントについてはOK。あとはこれをルカに渡しに行きましょう。
なんとか渡して引き取ることもできましたね。具体的な魔法の指導やエレナとのやりとりについては流石に収まり切らなそうなので、次のセクションへと回しましょうか。ちなみにここまでで約28,000文字です。結構ボリュームありますね。いったいどこまで行ってしまうんでしょう。
ひとまず、家へと招き入れて自己紹介をしましょう。ルームツアーをしながら魔法使いについての話をちょっとでもしたいですね。
と、いうことでルカくんを家に招くことができました。当初の予定では『魔法を教える傍ら、魔導具の解析や無機魔法の研究をする』までここに入れようと思ったのですが、文字数が想定以上に増えてしまっているので少し端折ります。エレナとのやりとりをしつつルカに魔法を教え、魔力中毒に関する伏線(過剰な魔力生成とそれを体外へ放出する腕輪、魔法を使用したことによる副生成物の蓄積)を固め、村人の魔力中毒と同時期に新たな村人を迎え入れて状況をぐちゃぐちゃにして、[私]の魔力中毒を進めていきます。なので初期の行動指針にある1回目の村人の魔力中毒の件はカットしてしまいましょう。