2.2.2.4
ここでは手帳より得られた情報から新しい村に移動するまでを記載します。手帳が使えるようになるまで数日かかるので、この街での暮らしを満喫してもらいましょう。かと言って細かく書くほどの余裕もないため簡潔に書きます。
また、【承】が思ったよりもボリュームが出てきてしまったのでこの後に予定していた「村に移動した後の村人との生活」と「弟子との対話」は【転】に組み込みます。
近況を書きつつ、でもそれだけだとあまり伸びなかったのでエレナのところに行きました。この街に来るまで結構無茶苦茶な魔法(分解と再構築、泳動、視界の切り替えなど)を使ったりしていたので、改めて変な魔法使いであることを示せるようにその話題も出しました。あと弟子についても。
弟子については次のセクションで出す予定なので、その下準備としてここで言及しました。急に出てくるよりは、その話題を提示しておいて読む人のどこかに引っ掛けておけばスムーズかと思うので。
それではお話を進めます。手帳にお爺さんから連絡が入り、いくつか候補を絞ります。
手帳の通知方法について考えてなかったのですけど、光ったら面白そうなので光らせました。でもやっぱりびっくりするのでこれは後で無くします。今回は、話のきっかけとして何かしらの介入が欲しかったので光る通知は活用します。
さて、新しい村の情報も出ました。南の方に1,000km行ったところなので距離的には最初に焼いた村と一緒ですね。移動時間もおそらく数週間かかるでしょう。いままでと違うのは湖があるところ。村の真ん中に、というよりはその裏手に、という感じなので、皆の生活用水として活用されています。いずれ焼くのですが、炎と一緒に水があったらいろいろギミックが作れそうなのでそうしました。楽しみですね。
さて、これでおおよそ書きたいことは書けました。あとはこの街を出るところだけなので、サクサクと進めていきます。防衛手段の構築については返事に時間がかかると思うので、あらかじめ問いかけておいて移動中に確認するのがいいでしょう。
と、いうことで【承】は終わりです。32,000文字と一番最初に想定していた物語全体の文字数と同じくらいになってしまいましたね。でも書いていて楽しかったです。
この世界の全体像や[私]の立場・考え方を提示できたと思うので、これらを踏まえて新しい村での生活をスタートします。