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2018・2019年をふりかえる〜大学生活前編 内陸の寒さを知る〜

ただいま、2024年3月。
唐突ですが、これからわたしは6年前に遡り、演劇を始めてから今までの自分が一体どんな活動をしてきたかというのを、ツラツラと書き連ねることにする。
これまで関わって来た作品のことがまとめられているものがあるといいな、と思ったのが事の発端です。
自分自身を振り返り、今後の活動の糧にしていきたい。読んでる人にも楽しんでもらえるように書きたいところ!

さあ、机の引き出しを開けて、どらえもんのあの乗り物にのり、ぐにゃぐにゃと曲がる時計のところとか、振り落とされそうになるのびたくんとかのあれを経て、6年前、2018年の4月、演劇を始めるちょっと前の時までレッツゴーだ。

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イオンが2つもあるという街へ、大学入学とともにノコノコとやって来た田舎者の娘がひとり。高校卒業、合格発表、大学決め、部屋決め、引っ越し、一人暮らしの不安などなど、怒涛の早さで3月が終わり4月になったことを覚えている。もはやあまり記憶がないが、いろいろあって大学の演劇サークルに入ることにした。

2018.7
サークルの顔見せ公演で初舞台

せのびのメンバー内にも出身者の多い、岩手大学劇団かっぱの夏公演。
同期の女子が6人。女子だけの世代は珍しく、そしてそれぞれ個性が強く、よくもこう濃い味付けの人ばかり集まったなと、今になっても思っている。いろいろ初めてのことばかり。
大学演劇らしい作品でした。

2018.8
もりげき王で照明オペをやる

ピヨトープという団体で参加。
6月のWSで出会った村田に誘われて、なんか照明のオペをやる。ちなみにわたしの専門は役者と制作である。先輩方に囲まれて色々と経験させていただいた。
キャストさん方のお話しをもとに脚本をみんなでつくるという形式で、結構面白い本でした。
「野菜には喜びがあるっていうか」という台詞をたまに思い出します。上演も面白かった。

2019.3
演劇ユニットせのび 第6回公演
『月の流した涙、やがて君へ、海へ、たどり着く』

年が明け、盛岡での冬を初体験する。沿岸出身のため、これが内陸の冬の厳しさか......と言葉を失う。
そんな中で、せのびの作品に呼んでもらい参加。当時、わたしもまだせのびのメンバーではなかったので、これはせのびのメンバーが1人も出演していない、客演だけで上演した作品でした。
いわてアートサポートセンター風のスタジオでの上演で、舞台から見ると真ん中に柱を挟んで左手前方、右手前方に客席がある特殊な形での2面舞台。他にも色んなギミックがあって楽しかった。

2019.11
TREE HOUSE FESTIVAL 2019
『ハロー!エチオピア』

岩手県公会堂を会場に「ツリフェス」の第1回目を開催。「ツリフェス」は様々なジャンルのアーティストの方が集う、非常に心躍るイベントです。
この作品では3方面の囲み舞台をやりました。
せのびの作品はお客さんに囲まれることが多い。

2019.12
ウルトラマリン・ライフ

20歳目前、初のダンス作品に出演させていただく。
演劇の創作とも違い、体の動きだけでいろいろと人は読み取るものだなあと感じました。

余談ですが、この冬、水抜きを失敗して水が永遠にジャージャーと流れ出す状態を作ってしまい、水道代がハンパないことになりました。
水道局のお姉さんが同情してくれた。

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⚪︎総括

大学生活前編は、出役として出演する機会よりも、制作として公演に関わったり、色んな団体の作品を観たりと、経験を積んでいた時期。
演劇と関わり始めたことにより、1人で電車に乗ったことすらなかった人間が東京に1人で観劇に行ったり、仙台の劇団さんの公演を観たりとアクティブさを発揮しだす。
特に、1年生の6月あたりに仙台に行った時、初めてミニストップとサイゼリヤに行って「これが都会!これが仙台か!」と感激したことを覚えています。

学業の面では、1年の前期を最後に大学には近寄らないようになり、演劇ばかりしていました。

次回
「大学生活後編」
オンライン授業と空白の10ヶ月。

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