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三日月の夜は”ネコヅメのよる”

我が家には犬が1匹います
お散歩(以下ワン歩)の時間は朝方と夕方

最近は日が長いから
夕方のワン歩はまだ外が明るい

だけど2日前の夕方ワン歩は
もう日がすっかり暮れていた

いつもは1人で行くのだけど
この日は息子も一緒に行くことに

ふと空を見上げると
そこには立派な三日月が

息子に
「あ!あの三日月ジルじゃない!?」
と言うと
「ほんとだ!!!」

すると息子が何かを見つけて走り出した

少しして戻ってきた息子が
「猫ちゃんだったの!
ジルみたいな色で、ジルだったのかなぁ」

そして息子は三日月を見上げながら言う
「ジル〜いつも見守っていてくれてありがとう
今日は本当にジルの月だね」

・・・・・

息子がまだ赤ちゃんの時
1冊の絵本に出会った

それが
”ネコヅメのよる”

この絵本が私も息子も大好きで
今は亡きジルのことを思うと
とても心強くなる

肉体はもうこの世にはないけれど
ずっとずっと心の中に生きている

お空を見上げると
私たちを見守ってくれている存在がいる

だからこの日は息子と一緒に
三日月に向かって
「ジル〜〜!!!」
と言いながら手を振ったんだ

大好きなジル
今までもこれからも
ずっとずっと一緒

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