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YOGAと育児と更年期〜コロナはまるでボディスキャンのようだった①〜

「陽性です」

「え?あぁやっぱりそうだったんですね…」

半ばうなだれて全てを受け入れる

薄々そうなんじゃないかなぁ…
て思っていた疑惑が
確信に変わった瞬間


そう
私はこの1週間コロナでぶっ倒れておりました
とても控えめに言ったとしても
「ぶっ倒れていた」という表現がピッタリ

最初は
「インフルエンザかな?」
「ワクチンを打っているから高熱が出なかったのかな」
と思っていたのだけど
何かが違った

さすが40年以上生きていると
大体の風邪の症状の経験値があるし
自分なりの対処療法がハマる

しかし今回は全てが新しかった

発熱最高値は38.2℃
しかもその値を叩き出したのは1回のみ
そこからは37.5℃ら辺を
行ったり来たり

「確かインフルエンザは薬を飲まなかったら
5日間熱が出続ける」
そんな話を聞いたことがあるだけに
なんかそれとは違う

確かに熱は出続けたが
これは高熱というよりかは微熱

37.5℃ら辺の熱って
通常の体力がある人であれば
「あぁなんかしんど…」
ってブツブツ言いながらも多少は動けるもの
無理がきくもの

しかし今回の熱はもう体が
にっちもさっちも行かない
とにかく立ち上がれない
発熱特有の倦怠感が半端なくて
全く立ち上がることができない

肉体的にも動かないし
精神的にも「動こう」という気力がロックされた
それくらい体が辛すぎて動けなかった

「頼むから尿意来ないで…」
と思うくらい
トイレに立つこともしんどかった

そしてその状態が1〜2日かで終わるかと思いきや
そこからが長かった…

・・・

そもそも事の始まりは…?

そう。
息子の調子が少し悪くなったことから

私が発熱する4日ほど前
息子が突如咳払いするように

とはいえ咳き込むこともない
「なんか痰が絡むんだよ」
と言い、痰を出しては流しにペッとする日が続く

息子は喘息持ちなので
季節的なものかな、とやり過ごしていた
そこから痰の絡みが酷くなることもないし
咳が出続けることもない

しかしその痰の絡みが始まった翌日の夜、
息子は突如発熱した
最高値は私と同じく38.2℃

しかし息子の熱はそこからすぐに下がり
あっという間に36℃台へ

「きっと寒暖差諸々で疲れたのかな」
なんて思い、私はすっかり油断していた

その息子の発熱から3日後に
私の喉に違和感が生じ始めた
あれよあれよという間に喉に違和感が広がる
そしてその違和感が悪寒へと移行した

「これは熱に来るぞ…」
と思い慌てて食料の確保
そしてその夜から完全に私はベッドの民となったのだ

息子はその後
何もなかったかのようにピンピンしている
熱がぶり返すこともない
食欲も元気も通常運転
ただ少しだけ咳が残る

しばらく私は
「変な風邪をもらってしまったものだ」
と思っていたよ
まさかこれがコロナだと気付くまで
それなりの時間がかかってしまった


この話は長くなるので
今回は一旦ここまで

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