8歳児、初めての親元離れて合宿へ

今のお家に越して来て昨日で丸1年が経過
息子は幼馴染と離れ転校もした
私も大好きなお友達と離れ
新しい土地で息子との新生活が始まった

まだ8歳の息子
別居、離婚、引っ越し…
しなくても良い苦労をもう既にたくさんさせてしまった

だけど私の父親の言葉をそのまま借りると
”運命だからね”
と言うことらしい

私の父もそれはそれは苦労をしてきた人だから
なんだかその言葉をすんなり受け入れられる
”だってさ、運命だって思わないとやってらんないじゃん！”
父らしい言葉だな、なんて思いながら
スーーーッと心が軽くなる

そんな苦労をたくさん強いてしまった息子は
昨日から空手合宿に行っている

せっかくのお引っ越し丸１年なんだから
なんかお祝いしたいなぁなんて思っていたけれど
親元離れて合宿とは、なんとも成長したな、と思う

合宿先からこまめに送られてくる動画
それを見ると必ずと言っていいほど
息子が映っている
その様子を見ると、なんとも楽しそう

私は1人時間を堪能するぞ！
と思いながらも
普段できないことを追われるように遂行する

この夏休み、
ずっと息子が一緒だったから
ゆっくりお店を見れていなかった
だからじっくり検討して買いたいものを
時間をかけて選んだり
子供連れて行くとはしゃいじゃって
数倍も時間がかかってしまうだろうお店を
サクサクっと1人で要件だけ済ましたり

その間も
”今息子は何している時かな？”なんて
合宿タイムスケジュールを確認
合間で送られてくる合宿動画を
足を止めて食い入るように観る

そして合宿帰宅後の翌日は息子の誕生日なので
その準備のための買い出しもする

なんやかんやで普段できていない用事で
1日が終わった
しかもね、誕生日前日息子がいないから
ゆっくり誕生日の買い出しもできるー！
なんて喜ばしくも思ったりしてさ

まったく…
結局息子のことが頭から離れない
そしてここぞとばかりに夜更かしするぞ！
なんて意気込んだけど
結局いつもと同じ時間にご就寝

息子がいなくてせいせいするわ！
なんて気持ちには一つもならなかったな…

たった一泊だけど
息子がいない生活がどんな感じか
息子の存在が自分にとって日々の生活でどう影響しているか
息子が家を出て行った後、
自分のライフスタイルをどうしていきたいのか…
色々考えさせられたな
そしてまだ一人暮らしをしていた時の自分のことも
思い出したな

自分は自分に厳しい人間だったかな？
1日を平気で無駄にしてしまう人間だったかな？
20代の自分に戻れるとしたら
どう言うふうに人生を考え
時間を使って行くかな？

そんな風に自分と対峙した1日だった

それを踏まえ
あと半日、1人時間を引き続き堪能しよう

そして今の楽しみは
息子初の親元離れた合宿を終えて
どんな顔で帰って来るのか
その様子を見ること

育児は人を変える
そして親にさせてもらった私の運命に
とにかく感謝しているんだ