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イヴァナ・チャバック東京WSにプレイヤー参加します!
イヴァナ・チャバック3年ぶりの来日!
東京WSにプレイヤー参加します
2023年3月4日(土)、5日(日)
世界的なアクティングコーチ、イヴァナ・チャバックが3年ぶりに来日し、東京で2DAYSワークショップが開催されます。
そして私…
プレイヤーとして参加します!!!!!
▼夏のLA演技修行から半年…。
帰国してから「🇺🇸の修行ツイートおもしろかったよ」とお声をかけていただくことが多くて嬉しかったのでモーメントにまとめてみました☺️
— 河合紗希子@声優、ナレーター (@sakkomaru) September 13, 2022
▶︎カワイの🇺🇸演技修行日記https://t.co/M6m0vlgLnO
いちにち1ツイートでもLAの記憶を辿るきっかけになる記録を残しておいてよかったな…。
再びイヴァナの前で演じる機会を得ることができました。
はなぢがでそうになりながら半泣きで取り組んだオーディションを通過しての参加です。
めちゃめちゃ嬉しい。
でもLAでの集中アクティングクラスとは違いオーディエンスがいるなかでのWSになるのでめちゃめちゃ緊張もしています。
ワクワクと緊張の不思議なバランスです。
全力で挑みます!!!
■イヴァナ・チャバック東京ワークショップとは
イヴァナはこうした2DAYSワークショップを世界で行っています。
ワークショップは「シーンワーク」といって、2人1組で映画から抜粋されたシーンを演じる形式。
プレイヤー参加は16名、8組。
今回は応募者多数ということで動画でのオーディションが行われました。
声の仕事が専門の私はリールを作るのは生まれて初めて。
ヒーヒー言いながら試行錯誤して取り組みました。
イヴァナからは8つのシーンとそれぞれのシーンパートナーが指定され、すでに各組リハーサルを行っています。
※プレイヤーは本番までに作品を2回以上観て分析すること、そしてパートナーと8時間以上のリハーサルを行うことが義務づけられています。
■オーデット参加について
イヴァナのワークショップやクラスへの参加は2パターンあります。
ひとつは実際に演技をする「プレイヤー参加」。
そしてもうひとつは「オーデット参加」。
オーデット参加というのは、見学者として客席に座り、プレイヤーがイヴァナとやりとりをしながらシーンを演じることを見学するという参加方法です。
彼女のワークショップは、シーンワークを観ること以上に、そのコーチングで演技が一気に変わること、彼女に導かれて俳優がおどろくべき変容をとげる瞬間を目の当たりにすることこそが醍醐味と言えます。
私は昨夏ロサンゼルスに1ヶ月半滞在しましたが、自分が直接指導を受けたクラスと同じくらい…いやもしかしたらそれ以上に、現地のマスタークラスの見学を通して得たことが大きかったです。
東京ワークショップのプレイヤー枠は確定していますが、オーデット参加はまだ募集中。
■ワークショップ参加の絶対条件
ただし、イヴァナのワークショップの場では、プレイヤーにも見学者にも一つの絶対条件が科されます。
それは
「この場で見聞きしたことは墓場までもってゆくこと」。
つまり、その場に参加する全員に守秘義務が発生します。
なぜかというと、彼女のテクニックが俳優の非常にパーソナルな部分を扱うから。すべてを曝け出してイヴァナとやりとりすることこそが重要だからです。
■イヴァナ・チャバックのコーチング
アメリカで実際にイヴァナのクラスに参加してわかったことがあります。
それは、彼女が行っているのはティーチングではなく、コーチングの分野を使ったアクティングクラスである、ということ。
▼コーチングとは何かが知りたい方は、ぜひ「コーチング」というワードを調べてみてください。
私は、アメリカで体験したことがこれまで経験してきたどんな演技指導者とのやりとりとも違い、あの48日間で自分に訪れた変化が劇的すぎて、帰国して色々なことを調べた末この分野を知りました。
私に劇的な変容をもたらしたあのやりとりは、まさにコーチングでした。
彼女は文字通り「アクティングコーチ」です。
それを理解して、クラスでコーチングの基本である守秘義務が発生していることに首がもげるほどうなずきました。
イヴァナの演技テクニックを使うためには、コーチングと同じく、まずは「この場が精神的にも肉体的にも安全な環境である」ということを確認しあうことがとても重要で、東京ワークショップでは参加者全員が誓約書にサインをすることが必要です。
ロサンゼルスのイヴァナのスタジオでも、世界で開催されるワークショップでも、必ず・毎回、会場の全員がルールを確認しあい「宣誓」した上でワークが始まります。
この宣誓がどれほど重要か、そしてその宣誓があるからこそどれほど素晴らしいアートが花開くかは、現地で1ヶ月半を過ごした私は魂レベルで体感済みです。
逆に言うとこれが、彼女の稽古場の様子が映像などで外部に一切発信されない理由です。
世界的なアクティングコーチであるイヴァナ・チャバックが一体どんなふうに俳優を変化させているかは、現場に立ち会うしか知ることができないと断言できるわけです。この先も永遠に、です。
イヴァナの確立した12ステップの演技テクニックや台本分析・キャラクター分析方法自体は、出版されている本や認定講師のクラスからも学ぶことができますが、イヴァナの卓越した「コーチング」を直接見ることは、彼女のクラスに参加しなくては不可能です。
東京WSの見学はまだ募集中。
イヴァナ・チャバックに興味を持たれた方、そしてこの絶対条件に同意できる方は、ぜひチェックしてみてください。
詳細や申し込みは👇こちらから。
■アクティングコーチとは
直訳すると演技コーチ。
監督のように演技の演出をするひとではなく、俳優と一緒にキャラクターへのアプローチを準備するひと…とでも表現したらよいでしょうか。
監督が描く最終形態があり、そのための演技の道筋を、俳優と並走しながら示してくれるのがアクティングコーチ、というようなイメージです。
たとえば監督の「このシーンはこう見せる」などの演出プランがあったとして、アクティングコーチは「ならばこういったアプローチやこのチョイスが効果的だろう」というようなアドバイスを俳優にするわけです。
日本ではそういった役割も監督が担うことが多いですが、ハリウッドはじめ海外では「アクティングコーチ」という役割が独立して存在しており、撮影前の準備や現場で、個人についたり現場についたりして、俳優と共に演技を創りあげていきます。
ハル・ベリーが映画「チョコレート」でアカデミー主演女優賞を受賞した際、スピーチで「イヴァナ・チャバックに感謝したい。あなたがいなければこの役について理解することはできなかった。」とイヴァナの名前を挙げたことも有名です。
■イヴァナ・チャバックとは
イヴァナ・チャバックは、「ハリウッドの秘密兵器」とまで言われているアクティング・コーチです。
今では世界的に有名なハリウッドスターたちを数多くコーチングしてきました。
これまでにイヴァナがコーチした俳優は以下の方々がいます。
・ブラッド・ピット
・シャーリーズ・セロン
・ハル・ベリー
・ジム・キャリー
・シルベスター・スタローン
・メグ・ライアン
・ビヨンセ
・ガル・ガドット
・ジェームス・フランコ
・ジェイク・ギレンホール
・ジョン・ヴォイト
・エリザベス・シュー
・ジモン・ホンソー
・テレンス・ハワード
・キャサリン・キーナー
・ジャレッド・レト
■チャバック・テクニックとは
イヴァナが提唱するのが12のステップからなる「チャバック・テクニック」です。
2004年10月、ペンギン・ブックスからイヴァナの本「イヴァナ・チャバックの演技術」が出版され、この本は即座に成功。
ロサンゼルス・タイムズ紙のトップテン・ベストセラーリストに何週間もとどまりました。
「イヴァナ・チャバックの演技術」は、ロシア語、スペイン語、ヘブライ語、ルーマニア語、イタリア語、デンマーク語、トルコ語、日本語、ロシア語、ロシア語、ドイツ語、ギリシャ語、ヒンディー語、ポルトガル語に翻訳され、ついに韓国語版も出版されます。
このテクニックと出会ったことをきっかけに、俳優としての才能が開花し、アカデミー賞、エミー賞、ゴールデン・グローブ賞、トニー賞、その他多くの国際的な映画・テレビ・舞台の賞にイヴァナの生徒たちが名を連ねているのは、決して偶然ではありません。
▶︎イヴァナ・チャバックの演技術:俳優力で勝つための12段階式メソッド
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