#36【写真でお散歩】南大阪のイングリッシュローズ。デビッド・オースチン・ロージズが運営するローズガーデンは、実際にバラを見てお買い物できます。 7 YukiBean (yuki_bee🐝) 2020年6月18日 18:03 こんにちは。今日は、雨が降っていますが、涼しくて快適です。 今回は、ちょうど今日のような日を思わせる、去年の泉南(せんなん)デビッド・オースチン・ロージズ・イングリッシュローズ・ガーデン(davidaustinroses.co.jp)訪問記です。 その日、午後は晴れるというので出かけたのですが、結局雨が降ってしまいました。 このローズガーデンは、大阪府の南、泉南市の農業公園「花咲きファーム」だったところにあり、周りは山に囲まれて、平地よりは少し涼しいようです。 泉南市とビジネス提携をして管理を任されているのでしょう。 デビッド・オースチンのバラがこれだけ一堂に咲いているのを見るために、北海道や鹿児島からもお客さんが来る、とタクシーの運転手さんが話してくれました。 そう、ここは、平日車がないと、大変に不便なところにあるんです。入場は無料ですが、タクシー代が。。。 アメリカでも、David Austin (デイヴィッド・オースティンと発音しています)といえば、イングリッシュ・ローズのブリーダーとして、フランスのメイヤンより、一般の人には知られていると思います。 それくらい今のバラの主流となっているのは、おそらくロマンチックな花の色と形ではないでしょうか。 私も最初に、デイヴィッド・オースティンのアメリカ営業の方が職場にプロモーションにいらしたとき、スライドのバラの写真にうっとりしながら、心が踊ったのを覚えています。 ’ガートルード・ジェキル’は、昔からある品種のひとつですが、こんなに強かったかしら。 30年近く前、ニューヨークで育てられていた、デイヴィッド・オースティンは、病気に弱く、黒斑病で、夏に葉っぱがほとんど落ちてしまい、おまけに花はすぐにうなだれて散ってしまっていたのですが。 ’オリビア・ローズ・オースチン’。 そういえば、’パット・オースチン’、ないんですよね。 日本で育てやすい品種を選んでいます、ということですので、同じ色味なら、他をご紹介します、ということでしょうか。どこでも見かける品種なので、あえて他の品種を植えてくださっているのかもしれません。 毎年新しい品種も出てきますし、取捨選択、大変だと思います。 パット・オースチンに似た、優しいアプリコット・オレンジ(’レディ・オブ・シャーロット’)。 少し平たい、丸いカップのような形で、たくさんの花びらが詰まっています。 デイヴィッド・オースティン・ローズに限らないのですが、蕾の頃の色合いから、開ききってしまうまでの色と形が楽しめます。 デイヴィッド・オースティンの十八番(おはこ)とも言える、この優しいサーモン、アプリコット、ピーチ色。(’ザ・レディ・ガーデナー’) 房咲きのものが多いので、まず、真ん中の花が咲きます。 それからその周りの花が咲きます (’プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント’)。 シーズンの始めだと、花の数は少ないですが、蕾から開いたものまでを一度に見ることができます。 ロザリアンの同僚は、「バラが咲いたばかりが一番いいよ。花柄摘みもしなくていいし、手入れが楽だからね」と言っていましたが、確かに一番最初の花が終わると、花柄摘みに追われて忙しくなります。 写真を撮るのにも、この最初のタイミングは、狙い目です。 花の周りに蕾が付いている姿を見るのが好きな私は、早めに見に行きます。 (’ジェフ・ハミルトン’) スーズンの初めに見に行く、ということは、早めに咲く花が見られるということです。 全てのバラが一斉に咲くわけではないので、その日一番よく見える、”ローズ・オブ・ザ’・デイ (Rose of the Day)”も違うことでしょう。 この日、際立っていたのが、この’ボスコベル’です。 サーモンピンクの蕾が開くと、温かみのあるピンク色になります。 大きい花なのに雨にもしっかり持ちこたえています。 この’ボスコベル’、あちこちに植えられているのですが、その度に目が行きました。 もちろん、ショップでも売られています。 そして、数ある中でも、この’クイーン・オブ・スウェーデン’は、秀逸です。花に乱れが見られません。 今日のドレスアップ賞は、ローズ色の傘をさしていらっしゃる、この女性に差し上げたいです。 イングリッシュガーデンとバラ、とくれば、他に一緒に見たいエレメントは、レンガの小道や壁、芝生、 綺麗に刈り込まれた、ボックスウッド(つげ)のヘッジ、 鉄のフェンスやアーチ、 彫像、 ベンチ、 それから、小さな池(ここには鯉が泳いでいます)、 そして、大切な、宿根草(Perennials プレニアルス)、です。 こちらのキャットミントのように青っぽい色は、よく合うと思います。 後ろのアプリコット・オレンジもいいですね。 ソフトなトーンの中に、この明るいマジェンタピンクの’プリンセス・アン’があると、アクセントになってガーデンが引き締まります。 日本の景色にイングリッシュガーデンを取り入れるのは、大変だと思いますが、頑張ってくださいね〜。 デビッド・オースチンのバラは、白と黄色は少なめです。 こちらは、’トランキリティ (Tranquility)'。 丈夫そうです。 一重咲きの’キュー・ガーデン’は、ぎゅっと詰まった花びらのバラが多い中で、ちょっと目先が変わって、スッキリとかわいらしいです。オレンジがかった蕾もキュートです。 手前の黄色は、’グラハム・トーマス’だったか、、。すみません。 濃い赤の中で、一番頼りにされているのが、’ダーシー・バッセル’。 ひらかたパークでも見ました。日本の気候にあっているのでしょう。 散っている花びらを見るのが好きです。 花びらが散っている姿。 秋は、10月の下旬から11月初めが見頃ということなので、また出かけたいと思っています。 花の数は少なくても、色が濃い目だったりしますので、楽しみです。 雨の中、お疲れ様でした。今日も最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。 #花の写真 #ローズガーデン #バラの花 #泉南市 #デビッドオースチン #デイヴィッド・オースティン 7 サポートありがとうございます。 サポート