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あしなかで足裏アーチを整える

第4章で足の大切さを理解していただけたかなと思います。
足を整える方法は様々です。足つぼマッサージやリフレクソロジーは町のいたるところに店舗があります。
足の専門病院というのもあり、長く自分の足で歩きたいと願う方が多く通われているようです。
靴のなかにいれるインソールもどんどん進化しており、足にとってできるだけ心地のいい履物をと求める方は少なくはないと思います。

さて、ここでは私の主力商品である「あしなか」で足を整えていく方法をお伝えしていこうと思います。

足をうまく使うには足裏アーチを整えることとお伝えしていますが、なぜあしなかが足裏アーチを整えやすくしてくれる履物なのかというとやはりその形に理由があります。


あしなかを履いた時の足裏はこんな感じ

あしなかは、足裏アーチを自然な形に整えるために設計された履き物です。
人間の足は本来、地面の形に合わせてしなやかに変形するアーチ構造を持っていますが、現代人は日常生活での履物や歩き方の影響によりそのアーチが崩れやすくなっています。
あしなかは足指の力を使って踏ん張りやすい構造になっており、そのため自然な足の動きが促進され、足裏のアーチが本来の形に整いやすくなります。
また、バランスを取りながら歩くことで足の筋肉も効果的に刺激されていきます。

あしなかを履くときに一番大切だと言われることがあります。
それは「かかとを床につけること」です。


かかとは必ず床につける

以前ダイエットスリッパが流行したのを覚えていますでしょうか。
短いスリッパでかかとを浮かせてつま先立ちのように歩くことで、ダイエット効果をもたらすと一時期ブームになっていました。

その商品のイメージが強いせいか、あしなかもかかとを浮かせて履くものだと思われがちです(汗

しかし、足のアーチ構造を覚えていますか?
かかとはアーチの重要な3点のうちの1点なのです。だからこそ浮かせてはいけません。

かかとも床につけることで足裏全体に均等な負荷をかけ、正しい姿勢と安定した重心を保ちます。
かかとが床についていると、足裏の三点(拇趾球、小指球、かかと)で体重を支える「三点支持」が自然と行われます。
これにより、足指がしっかりと開き、足裏の筋肉やアーチが均等に使われ、偏った負担を避けることができます。

もしも、かかとをつけずに履いた場合、前足部に重心が偏りやすく、足指や前足部に過度の負担がかかる可能性があります。
かかとを床につけることで足裏全体が地面に接し、体重が正しく分散されます。
そして足裏の筋肉がバランスよく鍛えられ、アーチのサポート力が高まりやすくなります。
姿勢も安定しやすく、結果として身体全体のバランスが整いやすくなるため、健康な足元と身体の調和が保たれます。


あしなかを履くと骨盤が引き締まりやすくなります


上半身の反りが改善されています


姿勢がきれいに整っています


姿勢が変わると体の負担が減ります

あしなかのいいところは家で履くだけでそれ以外はなにも考えなくてもいいということです(笑)
足のマッサージに通うのは時間もお金もかかります。
セルフマッサージも毎日するのはめんどくさい、、、。
毎日が忙しい現代人は身体は大切にしたいけど、どうしてもセルフケアに当てる時間が短くなりがちという問題もあります。

足のケアだけでなくてお肌のケアもしたいし、ネイルもしたいし、ゆっくりご飯も食べたいし、とにかく睡眠をとりたいなどなど
空いてる時間でやりたいことはたくさんありますもんね。
足が大切だと頭ではわかっていても、今はなんの不自由もなく歩けているから問題ないと後回しにしがちですよね。

布製のあしなかは基本的に室内用です。
家にいるときに気が向いたときだけ履けば大丈夫です。
5分でもいいし何時間履いていても大丈夫です。
なんなら寝ているときに履いてる方もいます。
(血行が促進されるので冷えも改善されてリラックスしてよく眠れるそうです。私もむくみがちなときは寝るときも履いています。)
履いているとなんだか気持ちよくてクセになるのがあしなかです。
足裏が心地よく刺激されてほぐされていくのを感じます。

あしなかを履いているときに足裏の使い方をしっかりと体に覚えさせてください。
そうすると履いていない時に、重心がずれているのを自分で感じるようになってきます。
ずれているなと思ったらあしなかを履いているときの重心を思い出して修正してください。
それを繰り返していると足裏全体で床をとらえていく感覚がわかるようになってきます。



あしなかを上からみるとこんな感じ

指先は本体から出ているので自然と足の指で踏ん張ろうと力が入ります。
この足指の力も現代人はとても弱いです。
足指って本来は手の指と同じくらい自由に動かせるものらしいのですが、そんなに自由に使いこなせる人っていったいどれくらいいるでしょうか。

このように見た目も可愛く、家にいるときに履いているだけでいいなんて
とってもお手軽な履物だと思いませんか。
あしなかはスリッパと違って、多数の人と共有する履物ではありません。
履いていくうちに持ち主の足の形になじんでいきます。
そうやって履き続けることであなただけのあしなかになってくれるのです。
消耗品なので半年から1年くらいで買い替えをおすすめしていますが
自分で作れるようになるとさらに愛着が持てる1足となってくれます。


次回 簡単なあしなかの作り方

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