「就活カレッジ」振り返り
8月後半に4日間の「就活カレッジ第3期」について振り返りたいと思います。
まず、「就活カレッジ」への参加を後押ししたのは、自分の中にあった不安と焦りでした。大学3年生を終えて、1年間休学をしてアフリカにに行くことを決意しました。本来であれば、多くの人が大学3年生の夏から就活に向けて動き出す中、外国で過ごすことで遅れをとるのではと常に不安を抱いていました。
オンラインで参加できる就活イベントはないかと探していると、ちょうど「オンライン就活」及び、「就活カレッジ」を見つけることができました。
興味はありながらも、時差の関係で早朝に起きなければいけないこと、インターン先に午前休をもらわないといけないことが引っかかり、参加するかどうかを迷っていました。しかし、日に日に就活への不安や焦りが募り、参加を決断しました。
1日目 自己探求講座
自分自身に問いかけることで、自分軸を明確化していきました。
3人のグループで自分や人生について発表していきました。
人に自分という人間を伝えようとすることで、自分でも気がついてなかった一面に気がつくことができたり、ぼやりとしていたものが言語化できたりと目に見えた成果がありました。
また、グループのメンバーが自分に対して感じた印象を共有してくれることで、自分への理解がより一層深まった気がします。聞き手側として他の人の発表を聞いているときには、メンバーのいい面を見ることによって、自分にないものや足りていないものを把握することができました。
友達に自分のことを話すのは恥ずかしいけれど、全く知らない人だからこそ、見栄を張ったりせずに、ありのままの自分を伝えることができたと思います。
2日目 ES対策講座
自己PR、ガクチカ、履歴書の書き方を学びました。
レクチャーにより、どのような自己PRやガクチカが目に留まりやすいのかを知ることができました。自己PRとガクチカに書く内容は、面接に繋がっていくので、深掘りしていく必要があると改めて感じました。
モチベーショングラフを作成し、今までの自分の人生を振り返り、自分が好きだったこと、力を入れて頑張ってきたことなどを思い出すことができました。
グループでモチベーショングラフをメンバーに共有した際には、3人からフィードバックをもらうことができ、自分の強みに新たに気づけるなどの新しい発見もありました。
ガクチカを人に伝えることは自分が思っていたよりも難しいことでした。
ガクチカで述べることは、膨大な時間をかけて取り組んできたことであるため、それを簡潔に伝えるのはなかなか大変なことでした。どうしたら分かりやすく相手に伝えることができるのかを、これからも模索していく必要があると感じました。
3日目 企業分析講座
企業分析講座は、何を参考に企業について調べるべきか、企業のどのようなところに目をつけるべきかなどを学びました。そして、グループごとに1つの企業について分析を行いました。
私が担当した範囲は一部であったのですが、準備に与えられた1時間は短く感じました。4人で1時間かけることで、なんとか1つの企業の分析を時間内に終わらせることができたという感じでした。何十社もの企業について詳しく知ろうとするのには、どれくらいの時間が必要になるのかと考えただけでも怖くなりました。
1人でやると途方もないように思えますが、他の就活生と協力することで、短い時間で多くのことができるようになると身を以て実感しました。
今後も1人で全てをやるのではなく、人に助けを求めたり、協力し合うことが効率的に就活を進めるコツではないかと思います。
4日目 面接対策講座
面接対策講座では、実践的に模擬面接を行いました。
まずは、2人組で交互に面接をし、フィードバックを行いました。
実践して思ったのは、面接で言いたいことを一語一句考えてそれ通りに伝えるのではなく、要点だけを確認して話す方がよっぽど話やすいということです。
考えてきたことを発表する形で伝えるより、その場で会話をするということを意識して、自分の言葉で話す方が相手に響きやすいと感じました。
5人で行った面接は、2人で行ったときより断然緊張感がありました。
しかし、2人組で2回練習したことが自信となり、伝えたいことはそれなりに伝えられたという印象でした。やはり、経験を積むことでペースを掴んでいき、自信を持つことに繋がると思いました。
1人で練習するのと、誰かに聞いてもらうのでは、その場の雰囲気や緊張感が全く異なります。人と練習することの大切さを学びました。
この4日間をゆっくり振り返ると、多くの新しい情報を手にいれることができたと、改めて思います。また、人に発表することで自分自身への理解を深めること、新しい自分に気付けたことも成果の1つです。多くの人からたくさんの刺激を受けることができた、貴重な4日間でした。
「就活カレッジ」を運営してくださった方々、講師として登壇してくださった方々、3期生の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。4日間、本当にありがとうございました。
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