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車いす旅行 北海道帯広 9月

車いす単独でスイーツ王国帯広へ

車いすで十勝帯広に行ってきました。車なし車いす単独です。
飛行機で帯広空港まで飛び、車なしの2泊3日。
おいしくて涼しくて大満足です。
いろんな都合がつけれたら、毎年避暑に出かけたい。

旅の目的

・北海道の涼しい気候を求める。9月上旬。
・スイーツ大国十勝を味わう。六花亭本店、柳月(りゅうげつ)他スイーツを食べる。
・食品自給率1200%の十勝産を味わう。ジャガイモ他野菜、豚肉、十勝牛。
・北海道の大自然を感じたい。きれいな景色。

スケジュール(だいたい)

1日目 午前 とかち帯広空港 着
       十勝帯広空港から帯広市内へ移動(※)
(※)空港バスは低床バスがなく利用できなかった。
   定額タクシーで市内へ移動する。
   市内まで定額8千円から障害者割引10%利用した。
 
 午前  遅めの朝食 六花亭本店(カフェ11時オープン)
 午後  早めの昼食 インディアンカレー 
 午後  ホテルチェックイン (アーリーチェックイン)
 16時頃 帯広競馬場(ばんえい十勝)
      とかちむら
 20時頃 ホテル

2日目 
 10時頃 散歩 朝食をテイクアウト
 13時  帯広駅から中札内村の六花の森へ路面バスで移動
      六花の森 中札内村(なかさつないむら)
      路面バスで帯広駅へ戻る
 18時  ホテルで一休み
 20時  夕食 ジンギスカン
 23時  ホテル

3日目
  7時  ホテルで朝食ビュッフェ
 12時 ホテル レイトチェックアウト
 13時 観光 真鍋庭園
 15時 帰り とかち帯広空港

観光

帯広競馬場 楽しい!

(競馬の感想)
アップダウンのコースをそりのようなものを引くお馬さん達。
大きい馬は間近で見られてとてもかわいい。
レースは序盤だけではわからず、必ず立ち止まるお馬さん達…笑
ギャラリーは、競馬中に一緒に歩いて応援するスタイルです。
ホントに楽しかったー。
レースの合間に土を慣らす人たちや、レース予想のアナウンス、ビギナー向けに販売機の使い方を説明する人など多くの働く人が見られました。

(概要とアクセス)
・土日と祝日、月曜日のみ開催。
・帯広駅から車で10分ほど。
・帯広駅からバスあり(1時間に2本ほど)
・往復とも低床バスが来たので車いすでも乗れたが、
 往復ともに、ドライバーさんに「次は予約してね」と言われた。
・バス料金は障害者割引で半額に。
・帯広駅にはタクシー乗り場があり複数台がいつも止まってる
・帯広競馬場にもタクシーが1台止まっていたし、無料で呼べる電話があるときいた。
・バスが低床バスでなければ、タクシーで行くこともできたようだ。

とかちむら

(感想)
道の駅のような感じ。
少量のじゃがいもが安かったのでインカのめざめと男爵を購入した。
タクシーのドライバーさんおすすめの「あすなろ牛乳」の牛乳とコーヒー牛乳もあった。
とかちむらにも、競馬場にも車いす用のお手洗いあり。

六花の森

(アクセス)
路面バス。前日にバスの案内所で相談して低床バスの路面バスで行ける観光地としてすすめていただいたので行ってみることにした。
片道1時間かかり、停留所から六花の森まで車いすで30分ぐらいかかったので、なかなか大変でした。停留所から六花の森まではわかりやすい道だったので問題なし。隣接する駐車場が大変広いので、次に来るならレンタカーでがよいと思った。

(観光)
六花の森は、六花亭の印象的な花柄の包装紙の画家である坂本直行先生の美術館でもある。森の中を整備された道をゆき、お部屋を一つひとつ訪ねていくスタイルで、坂本先生のテーマごとの作品を見た。1時間ほど。
特に印象的だったのが晩年ヒマラヤに行かれた時の絵です。
タクシーの運転手さんは「ちょっこうさん」と親しみを込めて呼ばれてました。
(カフェ)
セルフのカフェ。六花亭名物のレーズンサンドのアイスをいただくが、アイスでなくできたてのレーズンサンドにすればよかったと後悔…。
(道の駅)
路面バスのバス停近く。駐車場広い。路面バスの時間まで時間調整で豆の博物館をのぞいた。トイレやお土産を購入。
おみやげやさんは、中札内村という場所柄、帯広市内とちょっと違うものがあった。地元のラーメンとえだまめのお菓子を購入した。

真鍋庭園

(アクセス)
帯広駅からタクシーで10分程度のよい距離。
路面バスもあるが、低床バスであるかがわからないことや、荷物がおおきいのでタクシーを利用。運転手さんのお話が楽しかった。
(観光)
お庭が車いすでも周遊できるようになっていた。
ベビーカーや車いす用は「リス」
リスよりややアップダウンがあるのが「キタキツネ」と2コースとも車いす可能。たくさんのリスとキタキツネのイラスト入り標識があって、わかりやすかった。大満足です。
北海道の白樺や名前もわからない草木は、本州のものと違って、お庭もまた雰囲気が違って素敵。
(カフェ)
滞在時間が1時間ほどなのでカフェは利用できなかったが、車いすで入れるお手洗いもあったのでもっと時間をとってもよかったなと思う。
上品な女性グループが話していて、もし帯広に住んでいたら、ここで女子会したいなと思った。

おいしかった

【インデアン まちなか店】 カレー

(野菜ルー)
めっちゃおいしい。普通でおいしい。550円が素敵。
11時オープンで11時過ぎに行ったらもう満員だったので、地元の人にも人気だと実感した。オリジナルでなく限定の野菜カレーを食べた。
オリジナルはにおいがすごいとタクシーの運転手さんがいってたのですが、鼻がきかないのかよくわからなかった。
食べてすぐにまた食べたくなった。食べ飽きない感じ。

(アクセスと車いす)
六花亭本店で遅い朝食後、帯広駅近くのホテルに行く途中で発見。2分ぐらい。車いすで邪魔にならない席を角につくってもらった。
帯広駅にもエスタ帯広にインデアンカレーがあって、ここは車いすでも問題なし。

【焼き肉レストラン 平和園 本店】 ジンギスカン

(ジンギスカンおいしい)
めっちゃおいしかった。ジンギスカン定食にしたが、味噌汁等はいらないのでジンギスカン単品でいいと思う。タレを選択しておいしかった。他のもためしたかった。
十勝牛はそんなに印象にないが、ジンギスカンはまた食べたい。
札幌で食べたジンギスカンの有名店よりずっとおいしかった。安いし。
(車いす)
当日予約をすると当日予約は受け付けてないので、待ってもらうとのこと。車いすでも席をつくるとのことだった。
銀座東店は、すごい階段で車いす不可。本店はオッケー。
帯広駅から近い。

スイーツ系

おいしいし安い。素朴にクリームと小麦粉がおいしい。
【クランベリー】シュークリームとポテトタルトで計370円って安すぎません?どっちもおいしい☆
【六花亭 帯広本店】
車いす用のお手洗い有。エレベーター有。2階喫茶室までエレベーター有。
1階のショップではバラ買いもできるが、帰りの帯広空港でもバラ買いができるので帰りでよいと思う。
ここでは生菓子テイクアウトが安くてよいと思う。
(喫茶室)
喫茶室でリコッタパンケーキとアイスミルクを注文。
リコッタパンケーキおいしい。安い。
途中でおすすめのクロワッサンもいただく。おいしい。
アイスミルクってなぜか家の牛乳よりおいしく感じる。

おみやげ

帯広空港

チーズやバターを購入したかったが、夏なのでやめちゃったことを後悔。
六花亭や柳月もあるしここで買えばよかった。六花亭のお菓子がバラで買えるのがよかった。

宿泊先

(ホテル日航ノースランド)
帯広駅すぐのホテルに2泊しました。
アクセシブルルームあり。
朝食ビュッフェは豚丼、スープカレーありです。
おいしかった。あすなろ牛乳もあった。
北海道の朝食はいつもおいしい。

(アクセス)
ノースランドから帯広駅の南口というほうにあった。
バスターミナル北口まで駅をくぐってすぐなので便利。
帯広駅にはタクシーがいつも停まっている印象。ホテルまですぐに来てくれた。

(帯広駅)
駅にはコンビニもあるが、セイコーマートもまぁまぁ近いのでセコマに行くが、セブンイレブンだけあって小さくても内容は充実してる。
駅のコンビニには、お土産も買える。ロイスが嬉しい。

ざっくり感想

十勝は車いす単独でも十分楽しめたけど、レンタカーがあればもっとよかったと思う。地元は車社会で、駐車場のある郊外においしいお店があるそうなので、レンタカーを借りてグルメ旅や帯広市以外の市町へ行くのが大正解の旅だと思う。

外国人観光客に全然会わなかったのが不思議。
気候、景色、グルメと観光資源が盛りだくさんなのになぜ?
レンタカーを借りるのがハードルなのか?
どうすれば外国人観光客を呼べるのかを考えたい。

私が訪れた9月上旬は、真夏日をまだまだ超えるので十勝の気候は涼しく感じた。昼は30度近くになるときがあり、普段より暑かったらしく、「今日は暑いですね」なんて声をかけられたりしたけれど、道行く人の会話で、「うちにはクーラーがない」というパワーワードが飛び込んできて、
すごいなと思った。
昼間30度近くあっても朝夕はちょうどいい感じ。

北海道は、毎年夏の期間に行きたいなと思う。
ウィークリーマンションで2週間ぐらいワーケーションなんて最高ですよね。こんな福利厚生があればいいのに!

#帯広 #帯広車なし旅行

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