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vol.2 同棲日記〜浮気の心配をする心理 「あーまたやってしまった」〜

こんにちは。同棲日記です。

「え、今話してたの女の人なの?」
「そうだけど、男とか女とか関係ないでしょ」
「そうだけど、、」もやもや。。。

あー、また思考が負のループに入ってしまった。っていうこと私はよくあります。

私が見聞きした周りの話や、私自身の経験からも女性の方が(一般化してしまうのは良くないということは理解しつつも)嫉妬する側にまわる場合が多い。

そこで、なぜ「嫉妬」という感情がそもそも生まれるのか、そこに男女の違いはあるのか、状況に応じてどう対処すればいいか、について私なりに調べ、考えをまとめてみました。

✔︎なぜ「嫉妬」という感情が生まれるのか

「信頼はなぜ裏切られるのか」
https://bookmeter.com/books/9930594

信頼と裏切りに関する問題はとても複雑で相対するジレンマのように感じられる。結婚の誓いをするのに、毎日流れる不倫騒動、不正、、

ただこの「信頼」は一見矛盾するように見えるけれど、実は人間が社会的生き物として生きる中で、損をしないためにとても合理的に働くのだというのがこの本の見解になります。

”人間の心は、人の信頼度を絶えず確かめようとする一方で、自分が誠実に振る舞う必要があるかどうかを検討している。あなたにはそんな実感はないかもしれないが、それは信頼の評価にかかわる計算の多くが自動的におこなわれ、意識されないからだ”

簡単に言ってしまえば、信頼をして得をする場合は信頼し、裏切って得をする確率が高い場合は、頭の中で自動的に計算した上で裏切ると。。

この本の第4章で恋愛における信頼と裏切りについての話があります。
その中で嫉妬は、将来的な不利益の可能性を感じ取った時に起こると主張されています。彼氏が他の女の人にとられるかもしれない、、子供がいるのに浮気されたら困る、、そんな不利益を感じ取った時にまず「嫉妬」が起こり、将来の不利益を消そうとする行動につながったりするのだと理解しました。

✔︎そこに男女での違いはあるのか

「ぼくは愛を証明しようと思う。」
https://www.gentosha.co.jp/book/b8895.html

この本は、すごーく簡単に要約してしまうと、とにかく男性がモテたかったらたくさん女性と会って誘うこと(モテ = ヒットレシオ × 試行回数)、そして付き合いたかったらまずなるべく早くヤれと主張。。

いろいろ異論や個人として湧くむかつきはありつつも、一理ある。それは女性の方がヤった相手や親しくなった相手に好感を覚えて、依存しやすくなるということなのではないでしょうか。

嫉妬に男女の違いはあるのか、その答えも全体的な傾向を見るとYESなのではと思います。そして大きく分けると3つ理由があるのではと思っています。

生物学的リスク:女性の方が子供を産むリスクがとても大きい、そのため性交のリスクが大きくなる。そのため、先ほどの本にあった、それほど好きではない人とセックスをすると、「認知的不調和」(社会的に女性の性が制限されていることも大きな要因だが)が生まれ、セックスをした相手に脳が無理やり親しみを感じさせるように作用することもあるくらい。

そのため性的な関係を持った人に強い感情を持ち、それに伴ってその関係性が脅かされるリスクを感じると嫉妬を強く感じやすくなります。

出産/結婚のリミットへのリスク(生物学的リスクよりもより現代の男女への考え方など社会的価値観も入っています):こちらも女性に多い観点です。特に結婚適齢期になってくると多い悩みかと思いますが、そろそろ結婚を考えたいのに、出産のリミットがあるのに、そのリスクをパートナーが十分に考えてくれていない、これは大きな悩みどころで、感情の振ればはも大きくなりがちです。

社会的地位喪失のリスク:またこちらも一般論ですが、女性の方が年収が低い、社会的な地位が低い場合が多いです。そのため、パートナーと離れるリスクは女性の方が大きい場合が多い。。

一方で、男性が女性に対して嫉妬をする理由の一つとして、自身の「優位性」、「男性性」が損なわれると考えることが挙げられます。自分がコミットしていた女性が他の男に取られた、、となると自分の優位性や自信、男性としての権威が傷つけられることになるからです。この観点は女性では少し珍しいかもしれません。

所属するコミュニティによる影響:そして最後に、所属するコミュニティに女性であれば女性が、男性であれば男性が多く、それらのリスクへの考え方や、恋愛観がより強くなっていくという影響があると考えます。また私は恋愛映画や、恋愛リアリティショーなども好きで、普段触れるものも影響してきていると思います。

*あくまで一般論であり、これは本当に個人差によると思います。


✔︎状況に応じてどう対処すればいいか

まとめてみたものの、私もどれに当てはまるの??と言われてもわからない。嫉妬はどこからともなく湧いてきて、それは生まれ落ちてからずっと蓄積された価値観と考え方で出てきていると思うからです。

ただ、生物学的に、社会的に、そして周りからも影響されて私はこう感じているんだ、と理解できることがまず一歩だと思っているのでまとめてみました。

そしてでは具体的にそこからどうするべきか、私が考えていることをご紹介します。

STEP1: まずその嫉妬がどこから来ているのかを考える
もしも嫉妬が相手の具体的な行動(飲みまくっている、近くにいるのに女の人と大きい声で電話をしている、怪しい行動をしている etc.)から来ているのだとすれば、それは相手に率直に伝えるべきだと思います。

こういう行動からあなたを信頼するのが難しくなるから、やめてほしい、妥協点を見つけたいとディスカッションできる関係が素敵だなと思います。

もし相手が耳も傾けてくれない、行動を変えてくれないようであれば、自分のことを大切にしてくれていないのかもしれないし、まだ成熟した関係性を作るのには未熟なのかもしれないと一度距離を置いてみるのもいいかもしれません。

STEP2: その嫉妬が具体的な相手の行動からきていない場合は、なぜ自分が不安になっているのか考えてみる

私もこのパターンです。特に怪しいことなどなく、誠実で大切にしてくれるのに、なぜか同僚に女性がいたり、楽しく仕事しておしゃべりしている、女性も混じったグループで遊びにいくなど、でも不安になっちゃいます。それはなぜか、自分に自信がないから?過去に浮気された経験があることがトラウマになってリスクを大きく考えすぎてしまう?二人の関係外で孤独感を感じている?最近仕事でストレスが溜まっている?二人の関係性で何か直したいところがある?

こんなところでしょうか。例えば二人の関係外で孤独感を感じている場合は、お互い自身の友達と遊ぶ時間を作ったりするのも良いかもしれません。自分に自信がない場合は、毎日褒めてと相手にお願いするのもいいかもしれません。これらの感情を相手に伝えることができそうであれば、何かを変えて欲しいわけではないけど、私はこう思ってしまうと伝えるだけでも楽になるかもしれません。


本日は以上です!本の引用などいつもよりも硬い感じになってしまいましたが、少しでも参考になったら嬉しいです。


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