気がついたら隣にある幸せ
誕生日がとても楽しかった。
興奮してなんか眠れない。(これを書き出した時、夜中の3時半)
今までのことが走馬灯のように思い出された。
22才から32才まで、対人関係において不遇の時代だった。
少しくらいは良いこともあった。
けれど、異性関係において良好な関係を保てたのは一度きりで、否定され続けた自分を肯定することが出来なくなってしまった。
19才から22才が幸せ過ぎたんだね。
これから先の人生は蛇足で、私の人生は終わったと思っていつも泣いていた。
新しい恋を探そうというポジティブな感情など起こりはしなかった。
あるのはただただ後悔と、己を恥じる気持ち、そして自己嫌悪。
あのまま順調に就職して、暴走もせずにいたら人生変わっていたんだろうな。
なのに私は......のループ。
そんなフラフラした状態の自分が、社会でやっていけるはずもなく。
私の20代は苦しかった。
楽しくのびのびした1日なんて過ごせたことは殆どなかった。
自分に自信がないから、当り障りない面白くないことしか言えなかった。
自分をさらけ出せない。
そんな日々だった。
32才で婚活を始めて、自分の人生がこんなに好転するなんて夢にも思っていなかった。
結婚してようやく幸せを感じることが出来るようになった。
夫、本当に毎日ありがとう。
結婚をお膳立てしてくれた親にも感謝している。
大人になればなるほど、人生楽しくなってくるって本当だ。
私ももっと凝った料理がまた自然に作れるように努力しよう。
掃除機ももうちょっとかける頻度を上げよう。
夫と結婚して毎日一緒にお風呂に入るようになって、体を洗うことが段々苦痛じゃなくなってきた。
これはものすごい進歩だと思っている。
習慣が人格をつくるらしい。人格が変われば、最終的には運命が変わるらしいのだ。
とりあえず夫に伝えたいことは、
いつも優しくしてくれてありがとう。
可愛いって言ってくれてありがとう。
家事も進んでやってくれてありがとう。
娯楽の大切さを教えてくれてありがとう。
そして
私を好きになってくれて本当にありがとう。
22才の時に別れた彼よりも大好きだよ。
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