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Z世代の心を掴んだ“エモい”広告が決定!『エモアワード2024』受賞4作品を発表
Z世代向けの企画・マーケティングを行う『僕と私と株式会社』は、Z世代をターゲットとした優れた動画表現を表彰する「エモアワード2024」を実施いたしました。
株式会社日経BPが運営する「日経クロストレンド」、一般生活者の生体データ(視線・表情)を用いた調査「エモミルリサーチ」を開発するヴィアゲート株式会社の協力のもと開催された本アワード。今回は応募作品のなかから、Z世代の心を揺さぶる「グランプリ」を1作品と「優秀賞」を3作品、それぞれ発表いたします。
「エモアワード2024」について
「エモアワード2024」は、2024年1月1日から10月31日までに日本国内で公開された動画作品を対象に、Z世代の心を揺さぶる“エモい”クリエイティブを表彰するアワードです。より良質でエモい動画表現の文化形成を促進することで、企業と消費者が従来よりも深く、本質的な部分でつながることができる未来を目指すことを目的に設立されました。
企業様からの自推薦のほか、個人の方による他推薦も可能で、 2024年11月11日(月)〜11月24日(日)のエントリー期間中に多くのご応募をいただきました。
“エモ”とは、自分自身の価値観や経験と深く結びついた、人と人のコミュニケーションとハッピーな共感を指します。
そんな“エモ”を定量的に審査するため、一般審査ではヴィアゲート株式会社が提供する、生体データを用いた調査「エモミルリサーチ」を活用し、Z世代である一般生活者の生体データ(視線・表情)から「エモスコア」を算出。視聴者のリアルな感情を数値化し、定量的に評価しました。
続いて、審査員審査では、マーケティング業界の第一線で活躍する有識者・専門家が、エモーショナル・インパクト、創造性、トレンド性、広告効果、技術力などを基準に審査を行いました。
▼発表は特設サイトでもご覧になられます。
受賞作品の発表
グランプリ
最もエモく、共感・感動を生む最優秀作品に贈る賞
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トヨタ自動車株式会社「高齢ドライバーと、どう向き合うか」
コメント:
家族に頼られていた祖父が抱く、免許を返納することで、家族に頼られなくなってしまうのではないかという寂しい心情と、その祖父の思いを家族が深く理解し寄り添うストーリーを描いたエピソードです。特に、祖父が家族旅行を継続したいという本質的な願いを、祖父が自動車を運転しなくなった後も家族全員で叶えようとする姿が、「家族愛」として多くの共感を呼ぶ、エモい作品となっています。(西川様)
高齢者による事故が社会問題となる一方で、地方においては“日常の足”となっているクルマを簡単には手放せない事情がある。運転免許返納にまつわるその葛藤を、帰省した孫と祖父、家族のストーリーに載せてつまびらかにしています。移動環境も運転能力も地域や人によって異なるため、何か一つの結論を出すのではなく、自分ごととして考えさせられる内容であることが、約70万視聴と多くの人を巻き込む要因になったと思います。単に共感・感動を生んだ作品ということではなく、普段は意識することがない「移動の本質価値」に改めて気付かせてくれたことに、この動画の凄みがあると感じます。(勝俣様)
優秀賞:エモーショナル・ストーリーテリング部門
特にエモい物語性に優れた作品に贈る賞
株式会社viviON「大学生106人に聞いた『親友と夏休みにやりたいこと』」
@koeto_aoharu 大学生106人に聞いた親友と夏休みにやりたいこと広告にしてみた! 出演者のアカウントでソロバージョンも公開中↓ @大木遥翔/ookiharuto @大西 陽羽(あきは) @小串日葵-Hinata Ogushi @nana @のせりん #親友専用SNS #koeto #koeto学生部
♬ オリジナル楽曲 - 【親友専用SNS koeto】学生部 - 【親友専用SNS koeto】学生部
コメント:
広告とわかっていながらも、まるで友達の投稿を覗いているかのようなクリエイティブ。Z世代の声を反映していることあり、きちんとインサイトをついている作品で興味関心を惹きつけられました。
他撮り、自撮り、集合写真と画像と動画もうまく構成されており、自分ごと化できる素敵な作品でした。(今瀧)
優秀賞:デジタルイノベーション部門
特にデジタル表現技術に優れた作品に贈る賞
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株式会社コロプラ「【フェスティバトル】ファーストトレーラー」
コメント:
ゲームというデジタルコンテンツを通じて描かれる人と人とのつながりが、驚くほど温かみのある表現で結実していました。最新の映像技術を駆使しながらも、そこに込められた「誰かと共に楽しむ喜び」「主人公になれる喜び」というメッセージが、世代を超えて響く仕事に仕上がっています。(阿部様)
優秀賞:ソーシャルインパクト部門
特に社会的影響力に優れた作品に贈る賞
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三井住友カード株式会社「忙しすぎる人」
@smbc_card 「カメラを止めるな!」でおなじみの上田慎一郎監督とコラボ! みなさんはタイパを上げて生まれた時間をどのように使っていますか?? #タイパ #ショートフィルム #shortfilms #ショートドラマ #TikTokShortFilm #三井住友カード #SMCC ———————————————— タイトル 忙しすぎる人 出演 吉岡眞子、板垣雄亮 監督・脚本・編集・撮影 上田慎一郎 プロデューサー・音楽 鈴木伸宏 照明 今井哲郎 録音 大野裕之 ヘアメイク 菅原美和子 助監督 松本純弥 制作応援 宮﨑大和 アシスタントプロデューサー 渡部貴明 小道具・衣装 ふくだみゆき 制作 PICORE株式会社
♬ オリジナル楽曲 - 三井住友カード【公式】 - 三井住友カード【公式】
コメント:
ハッとする現代人のありように立ち止まって、反省する気持ちを自然なかたちで突き刺すすごさ。(岩田様)
審査員の総評コメント
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岩田 彰一郎 様
株式会社フォース・マーケティングアンドマネージメント 代表取締役CEO
アスクル㈱前代表取締役社長
総評
エモさは人間の心を揺さぶる!
短い時間で、心の中の少しのキズと ほろ苦さと幸せな想いに到達し、引き戻す力です。
映画、舞台など自然に人の心を引き込める技術は、ストーリー、演出、演技、音楽の総合的な力が為せるものです。
どれかが欠けても、あっという間に冷めてしまい、人の心を操作しようという魂胆に嫌悪をもたらす、最悪の結果が待っています。諸刃の剣のようなものです。
素直に人の心に入り、強い感情を引き出し、特別な大切な記憶に刺さることの醍醐味と怖さを認識しつつ、短い動画の中に、ふとした幸せな想いを持たせることの大切さもまた芸術でもあります。
素晴らしい作品が人々の心を豊かに出来れば、優しい社会が始まる力になるでしょう。
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西川 英彦 様
法政大学経営学部 教授
日本マーケティング学会 会長
総評
Z世代による「エモスコア」の高い上位作品をみると、自らが直接経験した、あるいは経験してなくてもイメージしやすく共感できるストーリー展開があることは不可欠ですが、単に予定調和でストーリーが進むのではなく、サプライズ感のある展開が読めないストーリーを織り交ぜたものの評価が高かったように思います。さらに、Z世代は、そうしたストーリーに、家族愛や親子愛、仲間との友情といった「絆」という要素が加わることで、よりエモさを感じているといえます。
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勝俣 哲生 様
デジタル戦略メディア「日経クロストレンド」編集長
「マーケター・オブ・ザ・イヤー」「BtoBマーケティング大賞」など主催
総評
どの作品も「エモい」要素が十分あり、拝見して思わず泣いてしまった作品や、あるある!と何度も頷いた作品もありました。その中でグランプリを選ぶにあたって重視したのは、単に共感を呼ぶストーリーというだけではなく、それぞれの動画で訴求したい商品・サービスがあることで自分自身や家族、社会がどう変わるのか、自分でも気付いていなかった本質的な価値を提示してくれるかということです。今後もエモアワードを通して、人々のインサイトを捉えた共感軸のコミュニケーションがより活発化していくことを願っていますし、そうした取り組みを進める企業を応援していければと思います。
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阿部 広太郎 様
株式会社電通 コピーライター
著書に『コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ超言葉術』(ダイヤモンド社)など
総評
「エモ消費」の時代において、今回のノミネート作品群は、単なる商品価値の訴求を超えた新しいコミュニケーションの可能性を示してくれました。「モノ」は人と人をつなぐストーリーとして昇華され、視聴者の記憶や経験に深く共鳴していきます。今回の応募作品からは、Z世代に限らない普遍的な「共感」の力を感じました。それは、誰もが持つ「誰かと共に過ごした幸せな時間」という原体験に、さりげなく、しかし確かに触れるものでした。広告表現の新しい地平を感じさせる、素晴らしい数々の仕事との出会いに感謝しています。
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今瀧 健登
僕と私と株式会社CEO、Z世代の企画屋
著書に「エモ消費」など
総評
情報が飽和したこれから時代に、大切なのは「エモ」。そんなエモを象徴する作品が集まり、審査しながらも和やかな気持ちになりました。
経験×ハッピー×コミュニケーションで成り立つマーケティング上のエモは、「多様性の時代に自分ごと化し共感してもらうこと」、「広告嫌いなZ世代にとっても、好かれ、シェアされ、記憶に残すこと」において非常に効果的となります。
人生やマーケティングをエモくしたアイデアが詰まったエモアワードでした。
日経クロストレンドについて
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「日経クロストレンド」(https://xtrend.nikkei.com/)は、マーケティング戦略や商品開発、新事業創造などの情報を提供するデジタルメディアです。デジタルテクノロジーの進化などで様変わりする企業の新商品開発、マーケティング戦略、事業戦略の最前線をデータと実例を基に詳報。「売れる商品」「サービス開発」の勘所を解き明かします。対象は企業の経営企画、新事業開発、商品企画・開発、システム、マーケティング、営業、顧客窓口など幅広いビジネスパーソンで、Web・スマホサイト、スマホアプリを中心にお届けしています。
【会社概要】
会社名:株式会社 日経BP
所在地:東京都港区虎ノ門4丁目3番12号
社長CEO:井口 哲也
URL:https://www.nikkeibp.co.jp/
ヴィアゲート株式会社について
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ヴィアゲート株式会社は、「価値ある情報により、誰もが閃き、合理的に意思決定できる社会基盤を構築する」というミッションのもと、人の「自然なコミュニケーション解像度」をそのままに取得・分析する革新的なデータマーケティングテクノロジーを開発・提供しています。
同社の「エモミルリサーチ」は、消費者の視線や表情から真の反応を読み取り、可視化。同じく提供しているAIインタビューを併用することで、従来の調査では捉えきれなかった深層心理を明らかにすることを通じて、人と人、人とブランド(商品・サービス)の間に眠る新発見を提供します。マーケティングの常識を覆す画期的なソリューションとして注目を集める企業です。
■会社概要
代表取締役社長:下崎 守朗
所在地:東京都渋谷区桜丘町18-4 二宮ビル R140
事業内容:インサイト調査プラットフォーム「エモミル」の開発・運営およびマーケティング支援事業
HP:https://www.viagate.com/
エモミルリサーチ:https://emomilresearch.com/
お問い合せはこちら
本件についての取材依頼、ご質問などは下記よりお問い合わせください。
担当:梅酒(ウメザケ)
marigold@boku-to-watashi-and.com
こちらの記事は、2024年12月26日に公開された弊社のプレスリリース記事を再掲載したものです。
元記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000143.000071963.html
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