
INFERNOレイド振り返り第三弾【ミストレ】
年の瀬ですね。
というわけで年に1回くらい更新の振り返り記事です。
◆前回記事
◆トレンド変化
Sスキル最強時代:2020年10月~2021年3月(6ヶ月)
オキュラス時代:2021年3月~10月(8ヶ月)
戦国時代:2021年9月~12月(4ヶ月)
魔具連撃時代:2022年1月~3月(3ヶ月)
南国クアン時代:2022年4月~2023年11月(20ヶ月)
イズリントン時代:2023年9月~現在(16ヶ月)
鳶沢みさき時代:2024年3月~9月(7ヶ月)
今年は闇物理有利という条件でずば抜けて強い鳶沢みさきを全力介護する編成が一世を風靡しました。
バッファーではなくアタッカーを中心とした編成がトレンドとなるのは非常に珍しく、期間も前回の魔具連撃を遥かに上回る7ヶ月に渡って使われ続けました。
ただ鳶沢みさき編成一強というわけではなく闇有利でなければイズリントンが採用されるのでイズリントン時代と鳶沢みさき時代が平行しているという過去に無い珍しい状態がしばらく続きました。
そしてみさき時代はおそらく終焉を迎えてこれからは引き続きイズリントンを中心としたバースト編成の時代となりそうです。
ただ刃物理有利の場合はイズリントンよりもクアラルン+フィンチリーの方が適任なのでイズリントン時代と平行して刃バースト時代が来るかもしれません。
いずれにしてもこれからはエレメントバースト主体の編成になると予想されます。
◆歴代INFレイド
2024年1月「竜たつ都市の珍こたつ」
スコア目安:23000万 有利属性:衝(-25%)・火・風(-50%)

新年早々イベントタイトルが終わりすぎて終焉。エレメントバースト編成用のダメージディーラー・ルーアンが実装されて本格的にエレメントバーストの時代到来(?)。ルーアンで火・光エレメントを累積してヴェローナの火・風スキルでトリプルバースト。クヴェトリンブルクはルーアンのSP回復要員。
ルーアンはひたすら火・光スキル連発。クヴェトリンブルクが2~3Tに1回S3を撃てるのでその時にS3を使用し、3回攻撃と自然回復でSP12回復。イズリントンはシャイニングではなくホーリーファイアで火・光エレメントを累積します。他のレイヤーは低コストスキルを撃てるだけ撃つ感じ。
2024年2月「カカオの果ての理想郷」
スコア目安:22000万 有利属性:刃(-25%)・風・闇(-50%)

今回もエレメントバースト…と思いきや水・闇スキルをコストが重く連発できないためスキルダメージ重視の編成が復権。2023年11月の編成からウォータールーを新規レイヤーに変更し、イズリントンを正月オステルリッツに変更した編成となります。
オステルリッツは味方全員の与ダメージ+100%と非常に強力ですがSスキルも含めたスキル回しとなるため以前より複雑で扱いが難しいレイヤーです。
常時混乱付与できるという前提の場合、オステルリッツが1、5、9T目にCP5のSスキルを使用できます。混乱が切れる3T目と7T目にS2を使用し混乱付与。残りは適当に低コスト風スキルを使用。
ウォータールー・イズモノハクト・クアンの3人は2Tに1回ノワール・玄のツルギ・ダークシャワーの3点セットで使用し相互にリンク条件を満たすようにします。ダークシャワーのリンクが発動できないターンはクアン(キュアウォータ)・カラスマ(日月烏)+αで日月烏のリンク条件を満たします。烏啼獄の方はスキル自体にSP3回復効果があるのでリンク条件を満たすのは最初の1回だけで大丈夫です。
オステルリッツ以外のSスキルは貯まり次第使用。
2024年3月「爆釣伝説アヤラ2~恋・おぼえていますか~」
スコア目安:22000万 有利属性:衝(-25%)・光・闇(-50%)

超時空要塞◯クロス 約1年ぶりに物理編成復権。
ダメージ倍率が圧倒的に高い鳶沢みさきを全力介護してダメージを稼ぐ編成です。
貫染めで5回攻撃も可能ですが、ウォータールーで闇耐性を下げた方が攻撃回数を1回増やすよりもトータルダメージが増えます。
ウォータールーのリンク条件を軽くするために極石杖・絆の増強を装備させます。
このように他と比べて圧倒的に強いダメージディーラーがいる場合は中途半端なサブディーラーを入れるよりも他全員をバッファー・デバッファーで固めてダメージディーラーのダメージを伸ばした方がトータルダメージは伸びます。
2024年4月「オオエ山の大悪鬼」
ハーフアニバーサリー特別イベントということでレイドはお休み。
リトライ回数無制限のインフェルノレイドのようなものが5つありました。
とは言っても編成使いまわしのところもあり、実質的には貫物理・火闇魔法・火水光魔法の3種類でした。
リトライ回数無制限ということでランダムSP回復発動を前提とした闇チャートが採用され、闇の深いダメージランキングでした。
・貫(闇)物理

記憶に新しい鳶沢みさき編成。
・火闇バースト

ポテンシャルは高いのに今まで出番のなかった初代シモアマヅの初陣。ダメージディーラーのアマノハシダテが実装されたことで全属性中最もダメージが出せる最強編成に。
・火水光バースト

初手気絶を撃ってくるめんどくさいステージでしたが初期SP16スタート8Tバトルと考えれば特に問題なし。
メンローパークやネピドーといった今まで活躍する機会の少なかったレイヤーが活躍しました。
2024年5月「リトルレディとぷれでたぁ」
スコア目安:29000万/上ブレ32000万 有利属性:衝(-25%)・風・闇(-50%)

またしてもみさき編成。
この編成はダメージディーラーのSP回復が運任せで1回スキル使用回数が減ると3000万くらい吹き飛ぶのではっきり言って運ゲーです。
リトライ回数無制限の大悪鬼やWOならともかく1日1回のインフェルノレイドではかなりストレスが溜まります。
2024年6月「行くぜ!流刑島ハネムーン」
スコア目安:29000万/上ブレ32000万 有利属性:衝(-25%)・風・闇(-50%)

またしてもみさき編成。
何回同じ編成でやってるんだよ…って感じですね。
期間中にめぼしい貫レイヤーが実装されなかったこともあって変更の余地なし。
流石に飽きてきたのか不参加の方もちらほらいた気がします。
2024年7月「騒乱ドールズコレクション」
スコア目安:44000万 有利属性:刃(-25%)・火・水(-50%)

雛衣ポーレット無双。
火水弱点で光エレメントも付与可能とお誂え向きの条件で6月に実装された雛衣ポーレットのためのインフェルノ。
ポーレットのS3は1回目と2回目のリンク発動時に付与した水光エレメントがターン内に償却されないため、火水・火光・水光スキルを使用して3~4重バーストを連発することで1ターン1億以上の大ダメージを稼ぐことが可能です。
まさに無法。
ただしポーレットを入れれば簡単に大ダメージを出せるのか?と言うとそうでもなく、今までのインフェルノレイドと異なり、ポーレットがS3を使用する6T目と9T目にどれだけ強い動きをできるかの方が他のターンで安定してダメージを稼ぐことよりも優先されるため今までの感覚でプレイすると思ったほどダメージが伸びません。
例えばアバシリを入れて毎ターンスキル連発することは可能ですが、S3Tに強い動きができなくなってしまうのでダメージが下がります。ネピドーを入れた場合も同様の理由でダメージが下がります。
要するに継続火力よりも瞬間火力を優先した方が良いというインフェルノレイドとしては珍しい編成となるので慣れと研究が必要になります。
2024年8月「エイアイさんの{かんぺきな}人類めつぼう計画」
スコア目安:24000万 有利属性:刃(-25%)・火・光(-50%)

火光物理有利という流行りの編成が使えない何とも悩ましい条件のインフェルノでした。
魔法レイヤーは使えない、鳶沢みさきも使えない、では一体誰を使うの?となるとなかなか難しい問題だったと思います。
結論はフィンチリーとイズリントンでエレメント付与数を水増しした物理バースト編成。
初日はポジション2にクインズウェイを採用していましたがエノテラの方が高いことが判明したので以降はエノテラ。
残り1枠にプラスアクション持ちの龍造寺茜や毎ターンスキル使用可能なカトレア、風グラント持ちの相洲蛇子を入れてもチャートは回るのですが強力なバッファーであるオンシジュームを入れた方がダメージは増えます。
2024年9月「仮面ツーたんのトラップダンジョン」
スコア目安:30000万/上ブレ33000万 有利属性:衝(-25%)・光・闇(-50%)

物理有利で水光闇バーストが可能という条件でした。
というわけで(?)またしてもみさき編成。
またしても期間中にめぼしい貫レイヤーが実装されなかったこともあって変更の余地なし。
ちなみにPTスキルは初期SP+2の波にふわふわ揺られてを使った方が平均は高くなりました。
2024年10月
周年イベントということでレイド自体がありませんでした。代わりにメイドカフェ?でダメージコンテストのようなものをやっていました。
条件は火水光バースト可能で物理魔法両方有効、敵が5体のステージが1つ。
火水光バースト可能で物理魔法両方有効、敵が2体のステージの1つ。
火水風バースト可能で物理魔法両方有効、敵が1体のステージが1つの合計3つがありました。
編成は全てのステージでイズリントン、クアラルンを採用。
複数体のステージではネピドーと雛衣ポーレットを採用。
残り1枠は5体のステージではヴァンセンヌ、2体のステージではルーアンが理論最善でした。
敵が1体のステージではフィンチリー、メアリー、アティリアでひたすら追加行動し続ける編成が最善でした。
最後の編成は完成度が高く、条件さえ合えばそのままINFレイドでも使えると思います。


2024年11月「魔王様はコスプレがお好き」
スコア目安:50000万 有利属性:衝(-25%)・光・闇(-50%)

魔法有利で水光闇バーストが可能という条件でした。
スキルダメージの強力なHWキングスクロスと死神イズリントンが実装されてスキル編成復権か?と思いきや全然そんなことはなく、旧イズリントン+雛衣ポーレットが最強といういつも通りの編成でした。
元々飛び抜けて強かった雛衣ポーレットですが、風見一姫というSP回復役が実装されたおかげで更に無双状態に。
風見一姫でSP回復してイズモノハクトで追加行動を付与して毎ターンS2連打、使わない方が高いので使いませんがS3も撃ちたい放題というまさに無法。
残り1枠はフィニッシャーに光闇スキルを使えるレイヤーが望ましく候補としてはクヴェトリンブルク、カラスマなどでしたが、クヴェトリンブルクの方がダメージが高くなりました。
というわけで今回は世にも珍しいアタッカー0の全員バッファー構成となりました。
これでダメージが出てしまうのだからバースト編成はよくわかりませんね。
2024年12月「陽気なサンタが聖夜を回す」
スコア目安:52000万 有利属性:貫(-25%)・光・闇(-50%)

魔法有利で火光闇バーストが可能という条件でした。
ウォータールーで闇耐性を下げるスキルダメージ編成、初代シモアマヅを全力介護してS3を撃ち続ける初代シモアマヅ編成、そして所持者の多い火光、光闇スキルを使用した魔法バースト編成と色々な選択肢がありました。
結論は初詣ルーアンに追加行動とSP回復を付与する魔法バースト編成。
エレメント付与数増加のイズリントン、SP回復の風見一姫、追加行動付与のイズモノハクトは固定枠で残り1枠をどうするかですが、SP4光闇のカオスボールを所持しているクヴェトリンブルクと自前でSP回復を所持していて火闇スキルを連打できるカラスマが最終候補。
結局フィニッシャーに火力の出るカラスマを持ってきた方がダメージが出ました。
◆おまけ
INF採用回数をカウントしてみました。
太字はここ1年で採用されたことのあるレイヤー。
最適解に近いものが2つある場合(2021年11月)、バグ環境の場合(2022年4月)、途中で環境が変わった場合(2023年9月)などカウント上の問題もありますが、全て最もスコアが高いと思われる編成のみをカウントします。
メンテナンスによる追加要素の影響で途中で最適解が変わった場合は変わる前も最適解として扱います。
・結果
18回 クアン(南国15+地平線3)
15回 イズモノハクト(縁結び15)
8回 シモアマヅ(初期8)
7回 オキュラス(初期)、桜小路ルナ、ウォータールー(枕2+遊園地5)、イズリントン(初期7)
6回 アルビダ(初期6)
5回 ブルーゼ(初期1+インドア4)、プレヴェン(初期1+ナース4)
4回 鬼崎きらら、ランカスター(振袖4)、ヨシノ(迎春3+お出かけ1)、フェルクリンゲン(初期4)、トカチ(農園4)、チトセ(Xmas4)、クアラルン(ティーカップ4)、オオエノミヤ(初期4)、シュリ、鳶沢みさき、カラスマ(3周年)、ルーアン(1周年1+初詣3)
3回 ロズウェル(七夕3)、ベスチャ(背中1+Vt2)、ネピドー(Sふたり3)、タイシェト(狩り3)、テンシン(初期2+Vt1)、キングスクロス(ロリポップ3)、オルレアン(新年3)、ヴィヴィアン(妖精1+JK2)、クヴェトリンブルク(初期)
2回 ヤクーツク(初期1+Vt1)、メアリー、プトラ(初期2)、セントーサ、シブヤ、コロンビア(初期2)、グルノーブル(呪い2)、カラカワ(蛍2)、オハナ(初期1+月夜1)、アレクサンドラ(初期2)、アマノハシダテ、アディスアベバ、フィンチリー(2周年1+脱兎1)、雛衣ポーレット、風見一姫
1回 龍造寺茜、れいな、ライプツィヒ(初期)、ユーストン(初期)、ムルマンスク(初期)、ミュンヘン(浜辺)、マルギッテ・エーベルバッハ、マキ(初期)、ペンシルベニア(初期)、ペナンヒル(蝶)、フライブルク(初期)、フュッセン(1周年)、フタマタ(初期)、ファイエット(ミッション)、ひよこ、パンクラス(1.5周年)、ハバロフスク(初期)、パッスィ(初期)、ハチロク、ニイロク、トゥームストーン(カウガール)、テルミニ(暗黒)、セイラム(1周年)、シュティア(山女)、シャンハイ(初期)、ジエラン(初期)、サンディエゴ、カールスルーエ(ウサミミ)、オアハカ、ヴォルクタ、ウォーキング(初期)、ヴェローナ(声)、ヴェルニゲローデ(初期)、ヴィクトリア(初期)、イソベ、アミアン(1.5周年)、アサヒカワ(初期)、アカプルコ(初期)、オステルリッツ(正月)、メンローパーク(夏祭り)、クインズウェイ(優等生)、エノテラ、オンシジューム
イズモノハクトとイズリントンは現役で完全上位互換が出てこない限りは今後も採用されると思いますが他の上位勢はあまり使う機会はなさそうです。
3年前に実装されたけれどあまり出番のなかったウォータールーが今年になっていきなり日の目を見たのは個人的にちょっと面白かったです。
◆今後の展望
イズリントンとプラスアクション付与の4人(イズモノハクト・ブルーゼ・オンシジューム・シルヴィ)、SP回復の風見一姫は替えが効かないので今後も使うと思います。
魔法バースト編成はイズリントン・イズモノハクト・風見一姫の3点セットに2エレメントスキル持ちのダメージディーラーを入れる編成が安定して強いです。
特定条件下でずば抜けて強い雛衣ポーレットも今後も使うと思います。
イズリントン互換の脱兎フィンチリー、お点前クアラルンも使う可能性は高そうです。
初詣ルーアン、アティリア、メアリーあたりの強アタッカーも条件が合えば使う可能性はあります。
特にアティリアは物理アタッカーの中ではずば抜けて強いので火物理条件ならほぼ確実に使うと思われます。
カラスマ・クヴェトリンブルクはバースト編成の5枠目にギリギリ入るか入らないかという微妙な立ち位置がしばらく続くかもしれません。
スキルダメージ主体の編成が厳しくなりつつあるので鳶沢みさき、ウォータールー、クアンなどは選択肢の一つ止まり。
ただ最近実装された逆転の力宝珠がとんでもなく強いので条件次第ではワンチャンくらいはありそうです。
金恋勢は今のところ未知数。シルヴィ・ミナ・エルの3人は使う可能性はあります。
今後実装されたら使いそうなレイヤーとしてはポジション1or2のSP回復が可能な物理レイヤー、償却不可エレメント付与レイヤー、自前でSP回復を所持しているアタッカー、プラスアクション・インタラプトアクション持ちのアタッカー、2エレメントスキル持ちの物理アタッカーあたりでしょうか?
初代シモアマヅはエレメント付与数増加の魔具レイヤーなど強力な介護要員が登場すれば復権すると思います。