KENJA GLOBAL(賢者グローバル)よりピックアップ②〜ニトリ似鳥昭雄氏〜
前回に引き続き、KENJA GLOBAL(賢者グローバル) より感銘を受けた "KENJA" をご紹介していくシリーズ、第二弾です。
前回の記事はこちら:KENJA GLOBAL(賢者グローバル)よりピックアップ①〜メルカリ山田 進太郎氏〜
前回の記事も似たような背景から書きましたが、
会社やサービスの名前は知っているのに、その創業者の方については何も知らないということ、よくありませんか?
私は、家具屋の「ニトリ」には、社会人になって上京してきてからもよくお世話になっていたのですが、その会社の創業者の方について、何も知りませんでした。
そんな中、KENJA GLOBAL(賢者グローバル) のおかげでまず知れたことは、
「ニトリの創業者って、似鳥(にとり)さんっていう苗字の方なんだ!」ということでした。
KENJA GLOBAL(賢者グローバル)の動画の中では、とても人の良さそうなおじさま、という印象で、想いあふれる語り口調からは、とても思いやりにあふれたお人柄が伝わってきます。
株式会社ニトリホールディングスの似鳥昭雄氏って、どんな人??
似鳥昭雄氏は、1944年の戦時中に樺太(現サハリン)で生まれました。
1967年に北海道で「似鳥家具店」を設立したのが、ニトリホールディングスのルーツだそうです。
今や、海外を含む523店舗を展開する業界でも最大手のニトリですが、
当初は2店舗目の出店で倒産の危機に追い込まれるほど苦しい時期もありました。
驚いたのは、似鳥氏は勉強が苦手な上に、大学卒業後に初めて就職した父親の営むコンクリート会社での土木作業、その後の転職先である広告代理店でやった営業のどちらも全くうまくできないタイプの男性だったということです。
大企業の創業者といえば、昔からさぞかし立派な青年だったのでは?と想像しがちですが、幼少期からどちらかというとワルガキの部類で、社会人になっても最初はどの仕事でも能力をうまく発揮できなかった不器用な方と知り、とても意外に感じました。
そんな似鳥氏が家具屋を開こうと思いついたのは、地元北海道には家具屋だけが見当たらないことに気付いたからだったそうです。
その背景には、父親の教えで、「人の3倍働くか、人がやらないことをやれ」と言われていたこともあったようですが、実際に人がやっていないことに目をつけて行動に移し、形にしてしまうところがすごいなと思いました。
ロマンを原点に、ビジョンの実現をめざす
ニトリの理念は、「ロマンを原点に、ビジョンの実現をめざし続けます」というものです。
この「ロマン」とは、「住まいの豊かさを世界の人々に提供する」という志を指すようですが、それを「ロマン」と語るのは、なんとも粋だな〜と感じます。
この「ロマン」の原点となったのが、
2店舗目の出店で倒産の危機に陥りかけていた似鳥氏が、藁をも掴む気持ちで行った、家具業界の米国視察ツアーだったそうです。
そこで見た、アメリカの人々の豊かな暮らしと、アメリカのチェーンストア産業の実態を知ることにより、「もっと日本人の暮らしの役に立ちたい」という強烈な想いを持ち帰ることになりました。
帰国後、抜本的な改革の末に、2012年には300店舗、2016年には500店舗を達成。さらには、31期連続で増収増益を達成するという素晴らしい業績を叩き出しています。
まとめ
ここまで、似鳥氏についてざっとまとめてきましたが、
KENJA GLOBAL(賢者グローバル)のすごいところは、このような著名な方のストーリーが、たった10分間に凝縮されて表現されているところです。
私は、この動画をきっかけに、似鳥氏についてもっと知りたい!と興味が湧きましたし、ニトリの店舗に行くときにも、「このお店も "ロマン" が原点で出来上がってるんだな」と想いを馳せることができると思います。
世の中の素晴らしい人々にスポットライトをあてていく、素敵なサイトです。ここで取り上げられている方々の中に、あなたの人生を変えるような一人の著名人との出会いもあるかもしれません。
ぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?