フランダースの犬の最終回に思った、人生捨てたもんじゃないってこと
みなさんはフランダースの犬をご存じでしょうか。
みなさんにとってどんな物語でしたか?
私は当時内容がかわいそうすぎて見れず、オープニングを見ただけでつらくて泣けてくるという記憶しか残っていませんでした。
印象としても、貧しい子供のネロが頑張ったけど報われずに、憧れのルーベンスの絵の下でパトラッシュと天国に行ってようやく救われた物語という感じ。
どう頑張ってもいい話ではないのです。
その印象から数十年後、とある記事を見て新しい発見がありました。
その記事がこちら。
『フランダースの犬』の最終回、ネロとパトラッシュが幸せになる方法はなかったか?
そうきたか(笑)
こちらの作者の柳田理科雄氏は空想科学研究所の設立者で、アニメやマンガのキャラクターがやっていることなどを実際にやってみたらどうなのか、ということを真剣に議論している素敵な方です。
この記事によると、ネロは理不尽な不運にみまわれてはいたけれど、あと少し我慢していればものすごい幸せがきていたということでした。
そうだったのか!ネロ!!
記事では悲劇を回避する方法として絵画コンクールの賞金システムに焦点をあててはいますが、私にとってただかわいそうな男の子の物語だったフランダースの犬が、違う印象になりました。
困ったときは人に助けを求めよう。
理不尽な不運があっても、人には向けず辛抱強く耐えよう。
誠実に物事に向き合っていれば、全部プラスになって返ってくる。
人生って捨てたもんじゃないから、頑張って生きようと思いました。
フランダースの犬に人生で大事なことを今教わることになるとは。
子供のころに見ていた世界が、大人になって色々経験してもう一度見ると変わっていることもあるんだなぁという体験でした。
友達は最近になって子どもと一緒にアンパンマンを観ると、ばいきんまんに感情移入してしまうと言っていました(笑)
みなさんも、このゴールデンウィークのステイホーム期間に昔観たアニメを観返してみてはいかがでしょうか。
あの時感じたものと今が変わっているかもしれません。
出典:フランダースの犬
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