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精神科入院を検討している方に。~入院のメゾット~

コンニチヽ( *°ㅁ°* )ノ ワッ!!

メンヘラ闘病日誌mikuです。
精神科閉鎖病で6回入退院をした私が、入院のメリット、デメリットについて解説していきます。

つらい、苦しいから、と安易に入院を考えるのは危険⚠️

もちろん、入院して良くなる人も多いです。ただ、入院しても意味が無かった、逆に悪化した、、という人を何人も見てきました。入院で精神疾患を回復させるのには、入院のメリットとデメリットを知り、それを踏まえ入院生活を送ることがとても重要。これを入院検討時に説明してくださる先生は少ないです。

まず、メリットから。

①学校、仕事などから距離を置き、しっかりと休養出来る
②治療薬の調整が行いやすい(増量、減量、変更)
③外来ではできない特殊な治療を行うことができる(作業療法)
④多くの専門職によるチーム医療を受けることができる

1番のメリットは、「学校や仕事との距離を断つことで、しっかりと休養出来る」ということです。これは治療を行って行く上でかなり重要なことで、しかしただの休学や休職ではなかなか出来ないことです。病んでしまう人は、真面目な人が多いから、しっかり休めないのです。何かしなくちゃと思ってしまう。ので、何もしなくていい、言い換えるならば、何も出来ない環境に身を置くことは大事。
次に、薬の調整がしやすいこと。精神疾患と向き合う上でとても大切になってくる薬。その増減によって体調や睡眠状況などがだいぶ変わってくるから、体調が悪くなった時にすぐに対応してくれる病院にいると主治医も患者も安心です。
また、病院内では外来では出来ない治療を行うこともできます。1番ポピュラーなものをあげると、作業療法。みんなで活動することによって凝り固まった心を解いてくれます。また、作業療法士は頼りになる相談相手にもなってくれます。
最後は、色んな専門職の方の治療が受けられるということ。怪我をした時は、精神科でもレントゲンを撮ってくれたり、包帯や塗り薬なんかもあります。採血も、主治医が必要と判断した場合すぐにできる。ただ、骨を折るなど大きな怪我をしてしまった場合は、看護師の付き添いのもと他の病院に行くことがあります。

次に、デメリット。

①入院費がかかる
②仕事や家事が自分の家族の負担になる
③病院という特殊な環境で生活しなければならない
④他の患者さんと過ごさなければいけない
⑤活動量が減り体力の衰えが起こる

まず、避けて通れないのが入院による出費。これは大きなデメリットかと思います。次の、仕事や家事が他の家族の負担になるという面と重なり、退院後が大変だというケースがあります。
また、病院という非日常的な環境で暮らさなければいけないという点。慣れない環境で過ごすことにストレスを感じるのはごく当たり前のこと。治療のために入院したのに、余計ストレスがかかってしまうと本末転倒です。
さらに、他の患者さんと過ごさなければいけないという面もあります。集団生活が苦手、という方は多いのでは無いでしょうか。しかし、ここで問題なのは、ただの集団生活ではなく、「何か精神に課題を抱えた方達」との集団生活を強いられるということ。トラブルが起きたり怒号が聞こえるのは日常茶飯事。その環境に慣れるまで、かなり時間がかかります。
最後に、見落とされがちな問題、体力の衰えです。病院内では一日中ベッドで、食べて寝るだけの日々が続きます。自分から院内散歩するなどの工夫をしないと、入院前よりもはるかに運動量が減ってしまいます。また、それにより入院がキッカケで太ってしまう方も多いです。私もそのひとりで、約2年半の入院で15kg程増えてしまいました。

以上が解説となります。

これを知った上で、入院を検討されてみてください。

私は6回の入院で、病状を治すことはできませんでした。

ただ、家庭の金銭的問題で退院せざるを得なくなり、現在は通院という形をとり、家で生活しています。
私の入院生活や経験などは、これからの記事で語っていこうと思います。何か疑問、知りたいことがあればコメントをくださるとそれについての記事を書きます。

ではまたヾ(*ˊᗜˋ*)