メイク偏差値35の私、アップデート【育休中】
大学の友人が春に挙式を控えてるとの事。すっごく嬉しくて心があったかくなった私は久しぶりにコスメカウンターに行ってきた。忘れぬようにここに記します。本当はメイクレッスンに行きたかったけど、それはまた次の機会に。
最近のメイク事情
児童館と子育て支援センターそして自宅の往復の日々。メイクは暴れる小鳥を抱きながらという暴君スタイル。社会人の頃はデパコス大好きで散財もしていたし、ドレッサーに入りきらないほどのメイク道具があった。寝坊してもメイクはサボらないがモットーだったので、どんな時もフルメイク。そんな私も子供を持つと簡素になる。今のメイク手順は以下の通り。
1.日焼け止め(ALLIE クロノビューティ紫)
2.リキッドコンシーラー(LUNA 兎に角明るい色)
3.ハイライトとチーク(THREEシマリンググローデュオ)
4.アイブロウ(セザンヌ パウダー +ロムアンド眉マスカラ)
以上!!!!!!!
ほんと最低限。書き出してびっくりした。ほぼスッピンという衝撃。だけどこれが乳児を育てているママの現実である。
RMKコスメカウンターに突撃!
ほぼスッピン、丸腰の私でも優しく接客してくれそうなRMK(ど偏見)に狙いを定めました。外資系は怖かったです。弱気。なのに話しかけてくれたのは、ザ美容部員な強めお姉様。RMKでもこんな強めのアイシャドウがあるんだね。
「子育て中なので簡単なファンデーションを…」と、弱めの発声で要望を伝えると「どれも簡単なんです〜!全部ご紹介しますよ(ニコニコ)」と天使の微笑みで私を包み込んでくれました。ありがとうRMK。
カウンターに座ると、化粧のアラが目立つ!目立つ!!(号泣) 目の下のクマがかなりはっきり見えていて、コンシーラーの意味とは?!頬も真っ赤でなんじゃこりゃなお顔。これでデパートまで来ていた自分、恥ずかしいよぉ〜!
「日焼け止めとコンシーラーだけなんです…」と赤裸々に手短メイクを告白。「そりゃ大変ですもん!子育てって!最低限のアイテムでメイクしてます感が出るようにご案内しますね(ニコニコ)」と、どういう完成形を求めているかまで把握してくれました。あったかいぜRMK…
丁寧なクレンジングを終えて(丁寧にする意味がないくらい薄化粧なのに)、私の素肌と対面したお姉さんが一言。
「お肌、綺麗ですよ!きめ細やかで、一生懸命ケアされてるのが分かりました(ニコニコ)」
…泣きました。ここ数週間前から化粧水の前に導入美容液を、最後のクリームにオイルを混ぜる習慣を取り入れた成果が遂に…!
そんなスキンケアルーティンを話すと、お姉さんは激褒めしてくれました。たとえ営業だとしても嬉しいんだ、褒められることって少ないから。
お姉さんによると私の皮膚は『極薄』らしい。知らなかった。赤ら顔も目の下のクマも乾燥肌も、ぜーんぶ極薄肌のせいである。なので、導入美容液を取り入れるのは大大大正解。薄すぎて水分が入り込みにくいから、美容液で助けてあげる事が必要だったみたい。ありがとう、導入美容液(深礼)。
ちなみにRMKのスキンケアアイテムは、化粧水の中に乳液成分が配合されてる(?)ので、それも時短になるよ〜との事でした。良い香りで深呼吸しちゃう。
私のメイクお悩みは以下の通り。
・ファンデーションを塗ると全体的にパサつくこと
・これからの時期花粉で肌荒れしやすいこと
・時間が経つと赤みが出てきて、化粧感が薄れてしまうこと
これって、極薄肌だからじゃーん!!なんで気づかなかったんだーい!!
ニキビを潰しても綺麗に治るし、毛穴は深いし…自分の肌は屈強な奴だと思ってました。ごめんね、素肌。
なのでゴテゴテに重ねると苦しくなっちゃうんだね、成程。
そんな私に強めお姉さんが勧めてくれたアイテムはこちら。
1.下地
有名だよね!これ塗るだけで、ぴっかーんと肌が発光しました。これだけでいいんじゃない?と思うほど。
極薄肌は血管が透けやすい&肌の水分が逃げやすいということで、保湿力高めの下地を。
めちゃくちゃブルベな私、透明感を出す=下地は青!紫!という固定概念に縛られていました。お姉さんによるとそれは大間違い。特に紫(あれ、今使ってる…)は、頬の赤みを助長させてしまうことも。そして何より、薄肌さんは目の下の血管が出やすく、暗委員賞になりがちなので寒色系の下地は相性が良くないらしい。たしかに病人みたいに真っ白になる(そしてそれが良いと思っていた)。肌を均一に、そして化粧感を出すためには、ベージュかピンクベージュがおすすめ!
テクスチャーも瑞々しく軽い!肌重くないぞ!!この時点でにんまりな私。
2.ファンデーション
RMKのいくつかあるファンデーションの中から、選ばれたのはこちら。ようこそ!
乾燥を防ぐこと、簡単にぬれること。私の中でのマスト条件を兼ね備えたクリームファンデ。個人的にチューブになっているのが良い。プッシュタイプだと蓋落としがちでさ…
下地の時点でもう大満足だったのですが、ファンデーションを塗ると全然違う!!頬の赤みが一瞬で消えるのに下地のピカピカ感は生きている。マジック?
お姉さんによると、私の場合は小指の爪の半分くらいが半顔の量。最低限の部分しか塗らなくて良いので。鼻筋横から頬にかけて適当に伸ばし(この時点での塗りムラは気にしない!)、綺麗な指で均一に整える…これだけ!「指で塗る」4文字で済むくらい簡単なファンデ!この時点で目のクマや暗さは気にしない。あくまで頬の赤みと肌の均一感を優先。鼻や顎は頬を塗った後の指でトントンと叩き込むだけでOK。エコだね…(?)
ちなみに色は100番。
3.コンシーラー
頬から下はツヤっと統一感が出てきたところ、気になるのが目元の暗さ。そこをカバーするのはオレンジ色のコンシーラー!オレンジなんて1番避けていた色なのに、これも良かった。
コンシーラーの入れ方がポイントとの事で。クマがある目の下に入れるのではなく、鼻筋横(ノーズシャドウをいれるような位置)から頬にかけて斜めに入れるするとあら不思議!暗かった目元がパッと明るくなりました。クマを消すよりも光を集めるという考え方。成程しか出てこない。
ベースメイクを重点的に知りたかった私、ここでもうお腹いっぱい。ここからは簡単なカラーメイクを振り返り。
4.ハイライト
極薄肌の人はチーク入れなくていいんだって。自然に滲み出てくるので、頬の上に艶を足すだけで十分だそう。私はピンク系が似合うという事で、こちらの02番を頬のてっぺんにちょんっと乗せてもらいました。うん、可愛い。アイシャドウにもチークにもなるシゴデキスティック。
私のメイク全盛期の頃は、ハイライトって入れれば入れるほど良い!!!!みたいな感じだったのだけれど、今ってほんの少しでいいんだね。あまりの衝撃で「ギラギラハイライトってもう古いんですね!」と大声で言っちゃったよ。常識はアップデートしていこうと心に誓いました。
5.リップ
「リップはこちらを」と選んでくれたのはマットタイプ!!天才ですか!!
プルルンリップも好きなのだけれど、歳を重ねるとどうも唇だけが浮くんです。艶肌に艶唇、ミドサーには若々しすぎるぅ〜!ということで私は断然マット派です。艶が欲しければグロス重ねればよい。
ほんと絶妙なカラーでした。冬と春を詰め合わせたようなピンクベージュ。ポイントはリップブラシで塗る事だそうです。
タッチアップした時は色が強すぎるかな〜と思っていたのですが、帰宅したらびっくり。極薄肌から自然に滲み出てきた頬の赤みとバランスが取れているだと…?お姉さんここまで計算してたってこと…?
大満足の帰宅
顔が可愛い(自分比)と足取りが軽い〜!!!紹介頂いた中で、お姉さんが今代わりがきかない必要なものを選んでもらい(全部押し売りしないところが好き)、スキップしながらの帰宅。小鳥ちゃんも良い子だったので良いリフレッシュになりました。
ファッションのアップデート、今の私にとっては社会人からママへのシフトチェンジを優先しがちだけど、視線がいく所ってやっぱり顔。ヘルシーな服装に5年前のギラギラメイクって合わない(そりゃそう)。産後の自分が少し好きになりました。良い日!