モンゴル遊牧民の暮らしに学ぶ。③
こんにちは、高野珠希です。
前回、モンゴル遊牧民は
あらゆるものを大切にして愛しているということを書きましたが、
モンゴル遊牧民に日本人が学ぶことはまだたくさんあって、
その一つに、「強さ」があると思います。
とんでもない過酷な自然の脅威を受けながら
必死で生きる遊牧民の
「強さ」。
暖房や冷房が完備されている家に住む私たちには、
考えられないような過酷さが遊牧民を襲います。
それでも、前に進み、時に下がることも決断する。
命を懸けた生活は、否応なしに人々の精神を強くするのでしょう。
そりゃ、「日本と違うし、当たり前じゃん。」って思うかもしれませんが、
モンゴルだって近代化の波は来ています。
首都ウランバートルに移住する選択もできるようになってきています。
なのに、あえて遊牧の生活を続けている方々がいる。
遊牧の伝統を繋いでいくという「強い」信念があるのでしょうか。
物理的に豊かな生活を送れるのを知っていながら
それを選ばず、
「代々繋いでいく選択をする強さ」
「自然の脅威に屈しない強さ」
今年起こった世の中の出来事を含め、
私たちはこの「強さ」に多くを学べるような気がします。
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モンゴルの遊牧民の伝統の存続に貢献するプロジェクトです。