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モンゴル遊牧民の暮らしに学ぶ。②
こんにちは、高野珠希です。
物があふれる日本。
街に買い物に行けば、だいたいなんでも揃うし、
コンビニでは大半が24時間営業で、いつでも煌々と明かりがついていて、
お弁当が賞味期限がきて余れば、食べずに処分し、
使い捨てのような衣類などもたくさん。
裕福といえば裕福ではあるのでしょうが、
本当の意味での「豊か」とは少し違うような感じはします。
モンゴルの遊牧民について調べていると、
食べ物は自分たちが食べる量以上には
生き物を殺さず、そして余さず食べる。
物も大切に使用し、長く持つ。
あらゆるものを必要以上のものは作らず、
すべてを無駄にしない。
自分たちの関わることはもちろん、自分たちに関係ないものまで
愛しているように感じました。
大自然の中、生き残るには不可欠な要素ではあるとはいえ、
今は2020年。
モンゴルも近代化が進み、首都ウランバートルには
貧困や自然の驚異に遊牧をあきらめて、移住する人々が増えています。
ですが、その過酷な生活を捨てずに遊牧を続けている人々。
その精神は、
モンゴル遊牧民の伝統を守っていく、
裕福な生活よりも大切に思うものがある、
自然と共存することが崇高なこと、
というような考えがあるのではないでしょうか。
日本もビル群があったり、街が夜でも明るかったりしますが、
まだまだ自然が多い場所も存在します。
裕福な経済と、自然を大切にするという考えがうまく共存すれば、
日本でも物を大切にするという行動を実行にするのは可能だと思うのです。
豊かな日本の経済は、
これからは人の心も精神も豊かに
高めることができると思うのです。