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作品紹介 product010 SHO-KA(ショウカ)
24時間ライブストリーム配信による作業用BGM、「FLOW DHU」の第10作です。いたずらクリエイティブ集団UROとのコラボレーション第2弾として制作しました。
前作”BOT-TON”で流された言葉を”昇華”する焚き火映像。25分間+5分間の構成で“ポモドーロ・テクニック”に活用可能です。受験勉強や集中作業のお伴にどうぞ。
FLOW DHU :
Live Stream for your Concentration and Awakening by Digital Hollywood Univ.
「FLOW DHU」は、デジタルハリウッド大学(以下、DHU)が提供する学発プロダクト。クリエイティブな集中時間を応援します。
作品解説
今回は水に流したい言葉をトイレットペーパーに印刷しトイレに流せる「BOT-ON(ボットン)」で回収した“体験者の水に流したい言葉”を再加工し、固形燃料へと生まれ変わらせた。人々の想いが籠った固形燃料を言魂(ことだま)と名付け水に流すだけではなく、勝手にお焚き上げを行い”ショウカ”させていくことにした。今後UROはこのように前作からバトンを引き継ぎ、次回作へ生かしていく作品の循環に挑戦していく。
ステートメント
SHO-KAは言魂を勝手にショウカさせていく。例えばメラメラうごめく感情が生まれたとしよう。まず、その感情を言葉にして消化する。そしてその言葉を昇華させ、血肉化する。やっとそのあとに消火することができる。そんな人間が自然に行っている営みを切り取り、作品に押し込んでいく。
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技術解説
BOT-ONの4ヶ所で行った展示で集まった水に流したい言葉、約1,000件をTouchDesignerで制御し森へプロジェクションマッピングを行い映像の撮影を行った。動画中に使用されているプリンターの音は「BOT-ON」が稼働中にサンプリングした音であり、どこか聞き馴染みのある音と木魚の一定の音で没頭できる音作りを行なっている。
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制作クレジット
[Artist] いたずらクリエイティブ集団URO
[Technical Director] 茂出木謙太郎
[Producer] 池谷和浩
presented by DHU
デジタルハリウッド大学(4年制学部)
デジタルハリウッド大学大学院(専門職大学院)
デジタルハリウッド株式会社(設置会社)
いたずらクリエイティブ集団UROとは
2021年4月全員が社会人になったタイミングで結成。バックグラウンドも得意分野もバラバラの6名のZ世代で構成されているクリエイティブ集団。世の中の大多数の人が注目しないような“世の中の隙間"にいたずらのようにアート作品を仕掛ける。メンバーはデジタルハリウッド大学出身、もしくは関係者。
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その他の作品
DHU 2025 AGENDA
DHU 2025 VISION BOOK(デジタルハリウッド大学の中長期構想) のエッセンシャル版Webサイトです。この中にアジェンダとして設定している、学発プロダクトやアート&テクノロジーの振興といった展望に基づいてFLOW DHUは実装されています。