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サード・プレイスの拡大解釈について

自身に三つある行動理念の一つである「サード・プレイスの拡大解釈」について紹介する。

要は「趣味を増やして分散させ、落ち込まないようにしよう!」ということが目的であり、頭よさげに名前つけてそれっぽく書いているだけである。

この理念について、下記の通り分解しながらアウトプットしていく。

(個人の考え方をまとめただけですので、読む方は参考程度に留めてください。)





サード・プレイスとは?

ここは私の言葉ではなく引用した方が早いため、紹介する。

サード・プレイス(Third place)とは、コミュニティにおいて、自宅や職場とは隔離された、心地のよい第3の居場所を指す。サード・プレイスの例としては、カフェ、クラブ、公園などである。アメリカの社会学者、レイ・オルデンバーグはその著書『ザ・グレート・グッド・プレイス』(The Great Good Place)で、市民社会、民主主義、市民参加、ある場所への特別な思いを確立するのに重要だと論じている。

Wikipedia:「サード・プレイス」より


拡大解釈とは?

上記の概念では「カフェ、クラブ、公園」などの「居場所」を指している。
本noteの拡大解釈とは、この「居場所」に「趣味」全般を含めて考えてみたらどうか?という考えである。


拡大解釈するとどうなる?

インターネットが発達した昨今、スポーツや釣りなどのアウトドアだけではなく、動画視聴やゲーム、コンテンツの配信、友人とのテキストチャットやボイスチャット、ネットショッピングなどのインドアも含めれば、趣味になり得る物事は無数に存在する。
趣味でなくとも、「友人」など気の置けない関係性も居場所になり得るだろう。

これら全てをサード・プレイスに含ませることで、精神的な負荷を更に発散・分散する。これが拡大解釈の目的である。


※以降の「サード・プレイス」は、この拡大解釈に基づく内容とする。


「切り替え」の重要性

この理念が私にとってなぜ重要なのかは至ってシンプルで、
「サード・プレイスを一つのみに依存していると、そこで嫌なことがあったら切り替えることができず相当落ち込む」からである。

自身に例えると、現在私は「FF14」と「ウマ娘」をやり込んでいる。
「友人」も加えると、主にこの三つが自身の主なサード・プレイスである。
ゲームタイトルが並ぶと途端に内容がチープになるが、本当にそうなのだから仕方ない。

FF14で良いことがあったら、ウマ娘で嫌なことがあっても耐えられるし、
ウマ娘で良いことがあったら、FF14で嫌なことがあっても耐えられる
両方嫌なことがあっても友人たちと遊べばいい、というわけである。




注意点

■雑に扱うとサード・プレイス足り得ない

サード・プレイスとは「継続的にやり込むことではじめて機能する」のであり、いたずらに増やしただけでは意味がない。

雑に扱ってしまうとそこはもう心の拠り所として死んでしまう、ということである。

理由は簡単で、雑に扱っているということは自分にとって優先度の低い「どうでもいいこと」になっているからである。

身近な例でいえば、「ログインボーナスのためだけに惰性で続けているソーシャルゲーム」などがある。
惰性で続けているのだから、そのゲームがサービス終了となっても、多少もったいなさや残念さは感じるかもしれないが、心底落ち込むようなことはない。

しっかりと各サード・プレイスを継続的にやり込む、楽しむことが前提であり、重要である。



■サード・プレイス足り得るコンテンツは個人差がある

個人の趣味嗜好、依存性によってコンテンツがその人の何であるかは、かなり変わってくる。
他人の趣味を参考にするのはむしろ推奨するが、それが自分のサード・プレイスになるかどうかはやってみないと分からない。



■とにかく、やる

とはいっても、ゼロの状態から動くというのは人間からしたらとても難しいもの。新しい趣味を増やすといっても、重い腰がなかなか動かないだろう。

しかし、「やる気」というのは最初から出てくるものではない。基本的に後から出てくるものである。この姿勢は仕事にも通ずる。

ここでスマブラ生みの親:桜井政博氏の動画を紹介する。
2分の動画なので今ここで観ていただきたい。


気にあるコンテンツがあれば、とにかくやってみる。

サード・プレイスになるかどうかは、後で考えればよい。
ハマれば良し、ダメならまた別のコンテンツを探せばいいだけ。




余談:ファースト、セカンド・プレイスとは

これについても私の言葉ではなく引用した方が早いため、紹介する。

“ファースト・プレイス”はその人が自宅で生活を営む場所、
“セカンド・プレイス”は職場、おそらくその人が最も長く時間を過ごす場所

Wikipedia:「サード・プレイス」より

■ファースト・プレイス

要は「家」である。
独身は「自宅」、既婚者は「家庭」関連全般に該当すると考えられる。
必要不可欠な場所、個人の最たるプライベートの空間のため「第一の場所」と定義されている。
居場所について少なからず責任が発生するため、環境によっては精神的な負荷となる可能性もある。


■セカンド・プレイス

要は収入を得るための「仕事」関連である。資格勉強や副業などもこれに該当すると考えられる。
こちらも生きていく上で不可欠な収入のために、相応の立場や責任が発生する場合が多い。



終わりに

まぁ難しいこと考えずとも、とりあえず何かハマれることが複数あれば切り替えができるようになり、精神も安定する。

あわよくば、この記事を読んでいただいた方々の中でも本記事をきっかけに「第三の場所」が増え、趣味領域の質が高まることを願うばかりである。

noteを始めたのも「とにかくやってみるか」からスタートしたものである。

次は何しようかな~


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