オーストラリア・ケアンズ探鳥記①
オーストラリア行きを決意するまで
ワライカワセミとの出会い
それは2021年春。何気なく某SNSを見ていたところ、1枚の写真が目にとまった。
ウッドデッキの上にちょこんと座る、白くてふわふわもふもふの、2.5頭身の鳥。この鳥はなんて名前だろう?
検索すると、ワライカワセミという鳥だとわかった。オーストラリアに生息しているらしい。
そこから私は、ワライカワセミのとりこになった。
ワライカワセミの写真を載せている日本各地の動物園やオーストラリア現地在住の方のSNSアカウントを片っ端からフォローし、動物園や水族館でワライカワセミを飼育していると聞けば会いに行った。
もともと日本で2020年から野鳥観察をしていた私は、ワライカワセミのことを調べていくうちに、オーストラリアの他の鳥たちについても興味が湧いてきた。
オーストラリアは800種以上もの鳥が生息しているといわれる、超野鳥大国だ。コロナ禍で渡航の見通しは立たなかったが、絶対に学生のうちに行きたい!と思い、バイトでせっせとお金を貯めた。
そして時は流れ、2023年、大学生最後の春休み。
情勢的にも自分の予定的にも、なんとか海外旅行に行けそうだ。今しかない!
こうして3月、オーストラリア・ケアンズへ行くことに決めた。
1日目、いざケアンズ渡航
予算・日程の関係もあり、ケアンズで過ごせる日数は出発日、日本到着日を除くと3日間。
果たして3日間でワライカワセミを見ることができるだろうか……?
3月のケアンズは雨季という事実にも一抹の不安を抱えながら準備を進め、出発日を迎えた。
成田ーケアンズ便のまあまあな欠航率の高さが不安要素だったが、なんとか飛行機に搭乗できた。
あと若干飛行機恐怖症なのでビビり散らかしてあまり眠れなかった。でも遠征は好きなので、早く飛行機に慣れたい。
(機体や航空会社にもよるが、Bluetoothが使えないことがあるので有線のイヤホンを持って行ったほうが良さそう。あと長時間エコノミーの座席に座っていると腰が爆発しそうになるので、腰と座席の間に挟む小さいクッションなどを持っていくとより快適に過ごせそう)
それでは、いざオーストラリア・ケアンズへ!
②に続く。
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