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オーストラリアでの仕事探し。どうしたらいい?

オーストラリアに来て、しばらく専業主婦かなぁなんて思っていたけれど
やっぱり我慢ができなくて働きたいと思った私。渡豪、1年目。英語もわからなかったけどとりあえず何かできることないかと仕事を探し始めた。

仕事の探し方

まずそもそも、当時の私は英語がわからないので、日本語でネットを使って仕事探しについて調べてみた。すると以下で探す人が多いようだった。

  1. 日豪プレス(日本語で求人募集が出ている。サイトないから応募可能)

  2. オーストラリアの求人サイト(もちろん英語)

  3. フェイスブックコミュニティー

  4. ガムツリー求人掲示板

  5. お店に直接行く

  6. 学校へ通う

調べた中でオーストラリアで職探しをした人のほとんどの人が「仕事を探すときには、レジュメを持って、直接店に行け」と書いていた。

レジュメって、日本の学校で配布される資料のことをレジュメって呼んでいたけれど、、。こんなレベルだった私は、レジュメに関しても調べると、自分の履歴書だった。

どのような雇用形態かを確認する

オーストラリアでは大きく分けて、フルタイム(正社員)、パート、カジュアル(アルバイト)と区別される。お給料や待遇などが異なるので申し込みをする前に必ずみるが、カジュアルで求人をだしているところが多い。

<雇用形態についてもこちらでご紹介してます>

実際に仕事を探したときに私が行ったこと

では実際に、仕事探しの時に私が試したものをご紹介してみよう。

履歴書づくり

どこに面接、売り込みに行くしても必要な履歴書。履歴書は決まった書式はなく、こんな内容が入っているといいですよというアドバイスに沿ってほとんどの人は作成する。有料の添削サイトを使用すればテンプレートを使用して、おまけに綺麗に修正してくれたりもする。とりあえず、英文での履歴書を作成してみた。もちろん、英語のチェックは夫に頼んだけれど、今思うと相当お粗末な履歴書だった。

求人サイトからの応募

英語が不安だったので、日豪プレスからどのような求人があるかを見てみた。
ダントツに多いのは、①日本食レストラン(寿司系列)②マッサージ ③配送 の仕事。この選択肢の中で行くなら飲食店かなと思い、飲食店の求人募集に応募した。結果、半年ほど飲食店を経験。

のちに観光業の求人をこの日豪プレスで発見したため、やりたいことを優先し、飲食店を辞めて観光業界へ転職。

お店に直接自分を売り込む

衝撃的、かつ勇気がいったのがこの応募方法。そもそも求人出していないところに履歴書を持って自分を売り込みに行くのだから志願者であり、営業活動とも言える。

カフェが大好きだった私は、英語話せないけどコーヒーは愛してます!接客の笑顔は満点超えてます!というなんとも弱い売り込みでお店に足を運んだ。どうしても諦めたくなかったカフェには、毎週足を運んでオーナーに話しかけることを目標にしていた。もちろん英語のフレーズのカンペを握りしめて。

結局、仕事はもらえなかったけれど、いまではオーナーとも笑い話。いまでもオーナーに会うと「まだここで働きたいか?」と冗談を言われる。しつこいアジアン=YukiということとオーダーするのはLサイズのラテであることをいまでも覚えてもらっている。

学校に通う

なぜ学校に通うのがいいのか?スキルを磨いたり、なにかを学べることももちろんそうなのだけれど、私が一番良かったと思ったのは、人と人との繋がりが出来ること。

結果的に、私がフローリストとしていまのお花屋さんで働けているのも学校の先生がお花屋さんを勧めてくれて、後押ししてくれたからだった。

オーストラリアでは、人と人の繋がりがとても濃い。学校や先生方にもよるかも知れないが、私が通ったTAFEの先生方は地域の同業者との繋がりも広く、様々な情報を共有してくれていた。

学校といっても、語学学校、ビザ取得を含めた学校、TAFEのような専門技術を学べる学校など様々ではあるが、英語が不安だったとしても何かスキルを学べる学校を私としてはオススメしたい。(職種によっては英語のレベルを最初に聞かれる学校もあるけれど)

学校に行って英語がわからなくても、自分の好きなことであれば集中して取り組むし、結果として英語も使わなければならないのでだんだんと話せるようになる。

<私がフローリストになるまでのストーリーはこちら>

仕事探しをしてみた感想

①日豪プレス

英語が本当に苦手もしくは、日本の人の知り合いを作り、生活をしていきたいのならおすすめ。しかし、求人募集が出ている職業が限られている。低賃金で雇用しているところもあるので注意。

②オーストラリアの求人サイト

全て英語なので、英語力が不安な方からすると難易度が高い。応募したとしても、何も音沙汰なく終了するケースが多い。現地のローカルの仕事を見つけられる。

③フェイスブックコミュニィティー

フェイスブックを使い、やりとりしなければいけない。会社というよりも個人からの依頼のお仕事案件が多い。

④ガムツリー求人

求人の募集は出ているものの、あまり稼働していない様子。利用している企業も少なくなってきている。

⑤お店に直接行く

ガッツと折れない心が必要。しかし、あなたの熱意と誠意が相手に伝わり、かつ何かのスキルを発揮できそうな場合には雇用のチャンスも大いにあり。

⑥学校に通う

学校に通う時間、資金が必要。特に取得しているビザによって支払いの金額も異なるので注意!入学のエントリーを出す前に、しっかりとどのような学校であるかを調べる必要がある。

先生方と地域の同業者との結びつきがあるため、学校に通っている間は、様々な情報を取得できる。人と人の繋がりが出来る。


今日は、真面目にどのようなことを私がしてきたのかを書き出してみました。
本当に驚いたこともたくさんありますし、泣きながら履歴書作ったこともあります。

好きなことをやるために我慢して働いていたこともあります。でもやってみて今、振り返ってみると不思議とこんなこともあったなって懐かしいくらいです。変わらないことといえば、今でもお店に直接レジュメ持って行くとなると勇気がいることかな!笑)

でも何にしても自分が動かなければ何も変わらない。少しでも自分の明日をよくしたいなら何か小さくてもいいから今日、行動しよう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
スキ、コメントいただけますと幸いです。オーストラリアの疑問等ありましたらおわかる範囲でお答えしたいと思います♫

***Yukina***




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Yukina Sakabe |ブリスベンフローリスト
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