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知らないと危ない!?オーストラリアで病院にお花を贈る際の注意点|フローリストのお仕事
こんばんは。ブリスベンフローリストのYukinaです💐
これは、先日お仕事中に学んだお話。
お花屋さんでは、ウェブからのオーダー同様、電話でのブーケのご注文も多くいただきます。ウェブからだったら聞き間違えることもないし、メッセージカードの内容も間違えることはないのになぁ、、、とも思ってしまうのですが(笑)
電話でのご注文も多いのです。。。
この日、とあるお客様から電話でのご注文をいただきました。ご友人にお子様が産まれたので出産祝いに入院している病院へお花を贈りたいとのこと。お客様からのご要望は
「友人は、お色の好みがはっきりとしているので紫色がなければ白と赤のブーケを$220で作ってほしい。」
とのことでした。普段、お店では白と赤の組み合わせでブーケを作ることはありません。ですが、お客様からのご要望であれば赤が強くなりすぎない程度に他の色を混ぜてアレンジしながら作成することも過去にあったのです。
普段、赤色は赤のバラ、もしくはスプレーバラしか私たちのお店ではおいていません。また、赤色の取り扱い本数も少ないので$220の大きさが作れるか花材を確認してお客さまには折り返しでご連絡しますとお伝えして受話器を置きました。
すると、、、
横で作業していたオーナーが、わたしのオーダー表をのぞいて一言。
「Yuki, まさかこのカラーでOkって言ってないよね?病院にお花を贈るときに白と赤の組み合わせは贈ってはいけないよ。もし、お客様からご要望があっても理由を説明して他のカラーにしてあげてね。」
その理由をきいたところ、特に病院では白と赤のカラーは血と包帯を表しているまたは、連想させるからだとのこと。
これを聞いて、知らなかったとはいえ危ないところだったなと感じました。
どうやら病院によってはこの白と赤のカラーのアレンジメントは受取拒否をされたり、受取人が受け取ってから花瓶をカラーごとにして2つにわけたりなどする方もいるのだとか。。。。
この色の組み合わせはBad Luckの意味を持つそうなのです。
このお客さまには折り返しのお電話をして、白とクリーム色のお花を贈ることになりました。オーナーが隣にいてくれて本当によかったです。。。。
ちなみに、病院以外で白、赤の組み合わせでお花を贈る場合、、他の色を混ぜて3、4色にすれば良いとのこと。。。
うーーーーーん。なかなそれはそれで組み合わせが難しい(笑)
日本でも、病院に鉢物をもっていってはいけない(根付く)と祖母に教わったなぁ。
ということで、オーストラリアでお花を病院に贈る際の注意を学んだ日でした。もし、今後お花をオーストラリアで贈ることがあればご参考になさってください。
Yukina💫
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