「御手の中で〜とある老司祭の生涯」‥22
〈2011年3月の終わり、西日本のとある市で一人“孤独死”を遂げていた実在した老司祭が書き残していた回顧録を基に、イメージを膨らませたフィクション。とうとうこの22回と23回(日曜日はお休みして、あさって6月13日に投稿予定)で終わります。延々とカトリックの信仰を受け継いで来たベルギーの地に生まれ、一宣教師として、戦後の新しい日本に骨を埋めるつもりで来日して60年余り。実際にこの国の土に還った司祭は最期に何を願い、どんな想いで人生の終焉を迎えたのか。。小説最後の2回はその「エピローグ」です →初回はこちら https://note.mu/floret/n/n231f553e922e 〉
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