12 障害者サポーター研修受けてみた

 はじめに(チームより)

フローレンスは、親子を取り巻く社会課題の解決を目指しているNPOで、 現在、約数百名が所属しています。多様なメンバーの「働く」を支えているのが、法務・総務業務を主に担っている通称「オペレーションズ」です。
メンバーは、普段は現場で働く保育スタッフや、特別支援学校を卒業して 入社したスタッフなど、色とりどり。

バックオフィスの仕事現場やその思いを、個性的なメンバーがリレー形式で紡ぐ言葉から感じ取っていただければうれしいです。

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どうも!5ヶ月ぶりにKです。⇩ ⇩ ⇩


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以前記事⇩を書いた私とは一味違います。
https://note.com/florenceop/n/nbdcc2332dfc6

なぜなら私は障害者サポーター研修を受けたからです。

YESマンを脱却し、数年がたった今。
私は新たな挑戦をするため障害者サポーター研修を受けて来ました!

その挑戦とは障害者雇用スタッフのサポート業務です。

私は、もともと、障害のある方と交流をし共に成長をして行くことができる
高校を卒業しているため、障害のある方のサポートに対する引出しを
たくさん持っていました。そのため研修は受ける必要がないと       思っていたのは事実です。 しかし、、、

ある日、上司から
「kくんは障害のある方のサポートに対する引出しがたくさんあるのだから
障害者サポーター研修を受けて、ちゃんとしたサポーターになってみたらどう?」と聞かれた私は、

やらない理由もなく、将来、新人の育成業務をやりたい希望があるため

育成に直接関わりはないが、教える・伝える・人の気持ちに寄り添うといったことを学ぶことができるいい機会だと思い、サポーター研修を受けることにしました。

上司からのおすすめに対しての返答

「はい! やらせてもらいます。Aさん(同じチームの兄貴分的存在の方)も受けられると言っていたので、一緒に受けてきます」


そうして私とAさんの二人で、障害者サポーター研修を         受講することとなりました。

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私の頭の中
「受ける必要がないと思っていたもののどんなことを学ぶことができるのだろ?」  ワクワク!!

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研修は2日に渡って行われました。

研修1日目、講師による座学が中心。

まずは基本の「」。障害の特徴・種類について!
それぞれの障害に合わせて、こういったサポートをすると        良いといった内容で

「知ってる!あ!それも知ってる!」

私には知っていることの振り返りみたいな1日目でした。

しかしそんな中で一つ気づいたことがありました。それは、私が当たり前のように知っている障害の特性や種類のことを研修参加者のほとんどは、  全く知らない状態でサポーター研修を受けに来ているということ。

そう!障害者サポーター研修は
障害について知っているから、サポーター研修を受けるのではなく。


障害について知るためにサポーター研修を受ける人が           ほとんどだということ。

今まで当たり前に、障害のある方がいる環境で過ごしていた私からすると
驚きでした。

人と人が助け合うこの世の中で、障害のある方の特性などがこんなにも
知られていないのであれば、こういった活動をする会社がもっと増え
広がればいいなと1日目の研修で強く感じました。
 

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そして2日目は、座学プラス会社見学を行いました。

座学!と会社見学!学生気分を味わえる1日となりました。(笑)

座学の内容は、
ここに書くとネタバレになってしまうので省略させて頂きますが
主に、「こんな時にサポーターがやるべきことはこれ!」などの     ワークショップが行われました!

会社見学ですが、障害者サポーター研修の中で             1番のメインとなるものです。
障害者雇用を行っている会社に見学に行かせて頂き、そこでどういった  取り組みを行っているかを学ぶことができるというものでした。

私が行かせて頂いた会社は、一般、いわゆる健常者と障害者の区別する  評価は一切無く、ある意味厳しさがある会社でした。

しかし厳しさばかりではなく、障害のある方の配慮はしっかりあり
障害のある方の特性に理解がある上長が、毎日その日の終わりに面談を  行い、今の健康状態やメンタル状態の確認をしているとのことでした。


障害者雇用といった括りではなく、「1社会人として働いてもらうが、  必要な配慮はしっかり行う」という私の職場とはやり方は違えど考え方は 一緒なのだと感じました。

こうして2日間の研修を終えたのです。

障害のことを知らない方がまだまだ多いということ。

会社や環境によって、障害のある方の接し方が変わるが私達がやるべきことは変わらないということを、今回の研修を通し学ぶことができました。

今回は研修のネタバレになるため詳しく内容を紹介できませんでしたが
もっと知りたい! 興味がある!という方は自分の視野を
広げるためにも受けてみることをおすすめします。


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