やるからには全力で!
やるからには、全力で!
やるからには、せめて目に見える範囲では、ナンバーワンを目指してやってきた。
勉強。スポーツ。
高校時代までは闘志を向ける場所が与えられていた。
燃やし続けた闘志は大学生で行き場を失った。
部活に大半の時間を使うことには躊躇いがあった。
新しいことに手を出すわけでもなく、続けてきたスポーツと音楽を活かせそうなサークルになんとなく入った。
入ってから分かった。
誰もかれも所詮、思い出作りレベルでやっている。
目的も熱量もてんでバラバラ。
馴染めなかった。
サークルに顔を出さなくなると、当然時間に空白ができる。
その空白を埋めるかのように、いろんな事に取り組んだ。
扶養ギリギリまでバイト、資格の勉強、新たな趣味の発掘。
それはそれで楽しかった。
だけどもぼんやりとした虚無感がつきまとう日々が続いた。
そんな中、昨日、Youtuberのスカイピースの壮絶な解散ドッキリがあった。
勢いもある中、マジかと思った。
ドッキリと分かって、ちょっと腹が立ったりもした。
だけど2人はパフォーマンスというかは、本当に解散のことを一度真剣に考えたのだろう。涙にも、想いにも、嘘はなかった。
その姿はとてもかっこよかった。
気付かされた。
一つのことに全力で取り組みたかったんだ。
闘志を捧げる場所が欲しかった。
競う相手が欲しかった。
ナンバーワンになりたかった。
大学に入ってコミュニティが増える。
すごいやつもいっぱいいる。
そんな中で無意識に闘うことを避けていたのかもしれない。
その結果が様々なことに闘志を分散させたのかもしれない。
オンリーワンになろうとしていたのかもしれない。
オンリーワンになるためには、普通から脱却しなければならない。
だけどもそれって、本末転倒じゃないか?
もはやなんもしない状態で既にみんながオンリーワンじゃないか?
オンリーワンになるための努力。
それがなんだかぼくにとってはとても気持ち悪くて。
言うなれば、意識を高くするために、意識高い系になるみたいな。
行動無くして変化なし。一理ある。
けれどもどうしてもその過程にある気持ち悪さが許容できなくて。
だからぼくは何かでナンバーワンを目指すことがやっぱり向いているなと。
ナンバーワンはとっても難しい。
叶わないこともある。
だけどもナンバーワンを目指す中で、いつのまにかオンリーワンにはなれているかもしれない。
やるからには全力で!
間違いない。
大学3回生。色々な人生の岐路な気がしている。
全力でナンバーワンを目指すものを見つける。
スカイピース応援してます、これからも頑張ってください!