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#2 家事は省エネしていいんだ。ワーママの最低限の家事
私の家事の原体験
私の母はパートタイムの仕事と主婦を掛け持ちしていました。
朝起きたら、洗濯。朝食に卵焼きや焼き魚を用意して、外に洗濯を干して。
仕事から帰ってきたら、洗濯を取り込んで、畳んで、夕飯を作って…
それが当たり前で育った私は、それを踏襲しようとして、全くできませんでした。
私が仕事から帰ってきたら、すでに外は真っ暗。
洗濯物は冷たくなっているし、空腹すぎて、夕飯早く食べたい!
ブレイクスルー
自己嫌悪とともに、母に家事ができないことを伝えると
「フルタイムで働いているんだから、同じようにできるわけないよ。できるやり方を考えなさい」と。
結婚した当時、夫は家事ではなく、「HOUSE KEEPING」と言っていました。
その意図はわかりませんが、私は思いました。
家がキープできれば、最低限の家事でいいんだ!
今の家事ルーティン
夜、お風呂に入ったら、バスタオルとともに洗濯物を洗濯乾燥機へ。
そう、洗濯物は干しません。
乾燥機にかけたくない服は、週に何度か、まとめてやります。
乾燥機にかけると縮むので、子供の服は大きめサイズを買っています。
朝起きたら、顔を洗い、化粧水の浸透を待つ間に洗濯物を取り出します。
タオル類以外はほとんど畳みません。
クローゼットにハンガーで干します。
朝食は簡単にできるもの。
タンパク質をとることだけ心がけていて、メニューも大体一緒です。
(離乳食が終わるころ、保育園の先生に、朝ご飯はアンパンマンのスティックパンでも納豆ご飯でも、なんでもいいと言われて、気が楽に)
夕食はミールキット。
保育園のお迎えの後に、幼児を連れて混雑したスーパーに行くのは諦めました。
休日の作りおきも試しましたが、私には合いませんでした。
今は夫が見つけてきてくれた、お惣菜の宅配も取り入れています。
買い物は週に1回。
重たいお米や洗剤、嵩張るティッシュなどは宅配でまとめて注文します。
朝食は大体決めていて、夕食の材料は別途届くので、買い物リストもほぼ毎週一緒です。
その時々の自分にできることだけやればいい
妊娠した時、仕事に復帰した時、仕事が忙しくなった時…
生活スタイルが変わる時に、できる範囲のことを見極め、家事のやり方を変えてきました。
子供が運動部になれば、洗濯が増えるでしょう。
成長期になったらたくさん食べて、ミールキットでは物足りないかも。
これからもその時々で、自分の続けられる範囲でルーティンを変えていきたいと思っています。
丁寧な暮らしに憧れるし、もっとしっかり家事をやっているお母さんに
引け目を感じることもあります。
でも、家事を省エネした体力と時間で、子供の話を聞いたり、
自分のための時間を持つことのほうが、今の私には大切だと感じています。