再び見つけた光のこと(前田晴翔/BOYS PLANET)
ハルト、すきだーーーーーーーーー!!!!!
とりあえず叫んでおきました。すみません。
さて。おわかりかもしれませんが、このnoteは前田晴翔くんに人生を狂わされかけているオタクの限界怪文書です。布教とか特に考えてません。私がひとりで狂っているだけです。狂ったオタクが見たい人のためのnoteです。狂ったオタクを見るのは健康にいいとTwitterも言っていましたし、そういう意味ではこれは滋養強壮のためのnoteだと言えるでしょう。
食前に養命酒、食後には狂ったオタク。これであなたのインフルエンザ対策はばっちりです。それでは前置きが長くなってもつまらないので、ここからはハルトの魅力を私が好き勝手に語っていきたいと思います。
1.覚悟と繊細さ
とりあえず最初にこれだけは語らせてください。いきなり本命ですみません。でもこれ語らないと気が済まないから。
ハルトといえば芸人、陽キャ、リアクション王、というイメージがすでに浸透していると思います。けれど普段陽気な人が何も考えていないわけではないし、傷つかないわけでもないというのは当たり前の話です。
以下は、2021年に放送された『LOUD』というオーディション番組の第一ラウンドで、JYParkとPSYから合格をもらった直後の様子です。
彼はPSYに「どんな気持ちですか」と聞かれ、「うれしいというより安心した気持ちのほうが大きいと思います」と答えています。安心を覚えるのは不安の裏返しです。強い不安があったからこそ人は大きく安堵します。
衆目の前でも脚の力が抜けてへたり込んでしまうほどの不安と安心、をみなさんは覚えたことがあるでしょうか。私は車に轢かれそうになったときも、ダンスのコンテストで優勝したときも、友だちに騙されて連行されたハリウッドドリームザライドから解放されたときも、泣きこそすれへたり込むようなことはありませんでした。多くの人がそうだと思います。
ハルトにとって、アイドルになるというのは人生をかけた選択です。彼はホリプロを辞め、立教大学附属の内部進学を蹴り、15歳で韓国に渡りました。日本での成功も安定も、すべて捨てた決断だったはずです。
それだけの決断をする覚悟の強さと、夢に対する不安からいっとき解放されて泣き崩れる繊細さと。
そのどちらもが彼の魅力だと思います。明るく振舞うその裏に、どれだけの覚悟と不安を抱えているか、どれだけたくさんのことを考えているか。私たちは慮ることしかできませんが、たしかにそういった面はあるはずです。
この繊細さが未だに健在であることは先日の生存者発表式からもうかがえます。ハルトは16位で名前を呼ばれた際、これもおそらくは安心から、涙を流しました。
あ~~~泣き方がバブ……かわいいね……12歳のときもこんな泣き方しなかったのにね。よっぽど安心したんだなあ。それだけ不安だったんだなあ。
みなさんはハルトのLove Me Rightのチッケムに投稿されたコメントはご存じですか? 彼は3か国語をフルに使ってかなり長いコメントを残してくれました。教頭の朝礼かと見まごう長さに初めは皆「なっがwwww」と笑いをこぼしましたが、いざ読んでみると誰もが涙を流しやがてその累積は海になったと伝えられる伝説のコメントです。
彼が覚悟の裏でどれだけ悩んで、不安を抱えているかわかります。この不安があったからこその生存者発表式での涙なんだと思います。ちなみにこの英語コメントはTwitterでバズって7000RTされました。普通に伝説です。
また生存者発表式の話に戻りますが、自分の名前が呼ばれる前にも練習生のスピーチを聞いて涙をこらえる様子を見せたり、隣のダンホンハイくんと手を取り会ったり、とにかく繊細でかわいいです。ほんとうにかわいい。ピザめっちゃ奢ってあげたいけど5話でピザ出てきたとき全然反応抜かれてないからもしかしたらピザ程度では喜ばないのかもしれない……そこもかわいいっ……
2.勤勉で真面目
ハルトが実は高学歴……というのはTwitterでもバズったことなのでご存じの方も多いのではないでしょうか。
・帰国子女(ニューヨークに8年在住)
・立教大の附属中学に入学
・ソウル公演芸術高等学校に一般枠で入学
・高麗大学に入学←New!
あとルービックキューブを秒で揃えられるとか、11歳(12歳説もあり)で英検一級合格とか、英日韓三か国語ぺらぺらで中国語勉強中とか、話題には事欠きませんがとりあえず頭がべらぼうにいいのはたしかです。
頭がいい人が真面目とは限りませんが、ハルトに関しては真面目ゆえに頭がいいタイプなのではないかと思います。
まず英検一級の件から見てみましょうか?
Twitterで話題になったこの画像。ハルトが持っている証書には2016年第1回、と書かれています。6月~7月ごろですね。2016年の6月ごろと言えば、晴翔くんはビリー・エリオットというミュージカルのオーディション中でした。
そう、この子、おそらくオーディション中に英検一級受けてるんです。
このオーディション、一発勝負タイプではなくボイプラみたいなもので、長期間(一年以上)にわたって行われていました。6月から7月にはタップダンスやバレエ、アクロバットのレッスンをしていたと当時のツイートにあります。正確ではありませんが、インタビューで晴翔くんが「オーディション中は毎日レッスンがあった」とも語っています。
毎日! 初挑戦のタップやバレエのレッスンしながら! 英検対策もしてた!!
ちょっと信じられないタスク処理能力、自己管理能力じゃないですか?
帰国子女だからといって英検一級に簡単に受かるわけではないです。実際、晴翔くんは「英検のための勉強は僕にとって最もつらい時間でした」「面接試験の三か月前から毎日CNNのニュースを見て勉強しました」と言っています。
英検だけじゃないです。立教大の附属中学を受験したのもオーディション中のはずです。オーディション中にこの子タップやらバレエやらアクロバットやらフライングやら歌やら芝居やら何やらやりながら立教大附属合格してるんです…………しかも帰国から一年やそこらで、おそらくは日本語の勉強から始めないといけない状況で。
高麗大学の合格についても、私の考えることを少しお話させてください。これは完全な私の妄想なのですが、まあ狂ったオタクを鑑賞して楽しむnoteなので妄想が小さじ一杯分程度混じっていても問題はないでしょう。
ハルトは韓国に来るとき、ご両親から「勉強さえしていれば立教大学に入学できるのにどうして学校を辞めるの」「高校卒業までに事務所に所属できなかったり、デビューの可能性が見えなければ日本に連れ戻して大学へ行かせる」と言われていたそうです。
子どもを案じる親としてごく当然で、愛のある言葉だと思います。私も急に姪がアイドルになるから学校辞めるわとか言い出したら気が狂ってしまうと思います。考えただけで気が遠くなる。ちなみに姪はいま2歳です。
ともかく、これらの言葉から、ご両親の懸念は「学校をやめること、大学に進学しないこと」に重点があるのではないかと考えられます(注・オタクの推論です)。
だから、心配してくれるご両親を納得させ、安心させるために、高麗大学を受験したのだとしたら。
高麗大は韓国三大トップの大学らしいですね。日本で言う早慶、ということを考えると、立教大学よりも高いランクの大学です(世界ランキングで見ても多分そう)。「夢を追うために立教大はあきらめるけど、その代わりに高麗大に入学するね」という意図があるのだとしたら、もうなんか真面目すぎるし、かっこよすぎるし、本当にこんなできすぎた人間がいていいのか??? という感じじゃないですか? まあ妄想なんですけど。
でも彼が夢を全力で追いながらも、着実に現実を生きているのは間違いないことのはずです。
勉強以外の話もしたいと思います。前述の伝説のチッケムコメントで、ハルトは「身長を伸ばすために10時に寝て8時に起きてた」と言っていました。もうこの時点でかわいすぎ100億点満点花丸あげちゃいます! という感じなのですが、これが再び話題になったのが先日宿舎ビハインドが公開されたときのこと。
日本人練習生の多くが集まって人狼に興じているとき、ハルトはいません。ほかの部屋にも顔を出しておらず、一人でスキンケアをしている様子が2秒ほど映し出されただけです。
もしかしてこの子……宿舎でもマジで10時に寝てる……?
なんだそれは。真面目すぎる。自己管理能力、鬼じゃん。みんなが集まって人狼しよーぜ! って言ってるとき、社交的で明るくまだ若い男の子が「寝ないといけないから」とこの誘惑を断れるの、シンプルにすごくないですか。
この真面目さはもちろんパフォーマンスの面でも生きているようです。前述のチッケムコメント韓国語版では、シグナルソングのチッケムを自分で研究して、表情管理などの反省点をLove Me Rightに活かした旨が書かれていました。これが活かされまくっていることは、Love Me Rightのチッケムを見ていただけたらわかります。
またLOUDでいい評価をもらうことのできなかったラップを学校でも練習していたりと、ともかく練習熱心なんです。
ボイプラでの明るい振舞いも、もしかするとLOUDのときを振り返り彼なりに勤勉にサバ番を研究した結果なのではないかと思います。LOUDのとき彼は「卒業まで」というタイムリミットゆえの切実さか、初めてのサバ番出演の緊張からか、非常に切迫した口数少ない少年として映し出されていました。
彼がプデュやガルプラを見たかどうかは定かではありませんが、ビハインドでO.O.Oを踊りだす様子が映し出されたため、ガルプラを見た可能性は高いと思います。そうして、LOUDとは違って分量命のプラネットで自分から分量をもぎ取ってくるために、ガヤ芸人を買って出たり、日本人のアントニーとお話するときも韓国語を使ったりしているのではないかとも考えられます。わかんないけど。でもそうだとしたら真面目すぎる。
いわゆる陽キャで、芸人で、お調子者で、なのに勤勉で真面目。とんでもないギャップです。マリアナ海溝より深いです。
3.とにかくかわいい
もう、なんか、なあ、わかるだろ?
もうだるくなってきたかわいすぎて。ほんとかわいいよ。こんな世界の真理を改めて説明する必要があるのか? ハルトはかわいいってたぶんブリタニカ国際大百科事典にも載ってたと思うんですけど。いちごはおいしい! ハルトはかわいい!! テキーラ一杯!!!
もうだってかわいいじゃん、なあ、こんな天使な12歳がおるか?? 私ルッキズムを12歳の幼いこどもに押し付けたくなかったから当時は絶対言わないようにしてたけど彼が18歳になってアイドルというルッキズムと切っても切れない職業を目指すようになったので僭越ながら世界一デケエ声でずっと言いたかったことを叫ばせてもらいますけど、前田晴翔くん、まじ、12歳のときからお顔が信じられないくらいかわいかったです。
あ~~18歳になってもかわいい。
顔だけじゃないんですよ。前掲したLOUD第一ラウンドで合格した直後の動画をもう一度見てください。
「ケイシーライス知ってる?」って聞かれて「しりません……」て大号泣かましちゃうハルトほんとにちんちゃまじでかわいい。なんですかこのバブは??? これが11歳で英検1級に合格した男の子なんて誰が信じられるかよ。
それからこれはマスターにラップスキルを褒められて耳が赤くなってるかわいこちゃんです。一話のスターレベルテストであえてマスターの前でリハーサルをしてみんなを牽制したり、バレエの技を見せてくださいと言われて30回転できますと宣言したり、何かと余裕のあるような態度を取ることの多かったハルトですけど、本当は褒められると赤くなっちゃうくらいピュアなのたまらない。
グループバトルでチーム分けをするとき、「僕を忘れないで! ご飯いっしょに食べたよね!!」と必死で訴えるハルトも、自身なさげに見えて泣きたくなっちゃうくらいかわいい。余裕があるように見えていたのはやっぱりパフォーマンスの一環で、LOUDのときのフィードバックだったんじゃないかな~と思ったシーンです。
それから生存者発表式で自分の椅子に座るときの、この「タクトのよこ? へへ」と言うシーン、ほんまにかわいい。どうしよう。声が涙にかすれてるのも、優しいお兄ちゃんみたいな喋り方なのも、吐息みたいなへへ、という笑い声も、全部かわいい。
さらにジェイくんが9位の椅子に座ったときには、「僕もあそこすわりたい、今度座ろうね」とタクトくんに話しかけており、そこだけマイナスイオンが飛び交っていたのは一部界隈では有名な話です。ていうか一人称素で僕なん? かわいすぎるやろ
ところでタクトくんとハルトのケミ名タルトっていうそうですね。なんだそれは。食べるぞ。
こういう「素のかわいさ」と同時に、「あざといかわいさ」も忘れられません。
あざとかわいいと言えばベストカップル選別会のペア決めのときですよね。イェダムくんとソンハンビンくんから指名され、どっちを選ぶのか……という場面のハルト。
あざと~~い! そんな仕草どこで覚えてきたんですか? は~~もうかわいいのでなんでもいいんですけど。
みんな大好きメテュヒョンソーリーも、めちゃくちゃおもしろいことをやっとるのに普通にちゃんとかわいくてずるい。かわいいのがもう一周まわっておもしろい。
あ~~~~しんど。
4.社交的でいいこ
鬼のような陽キャ、で片付けられがちですが、ハルトの社交性は本当にすごくないですか?
4分38秒からに注目です。O.O.Oが流れ出した途端踊りだすクァンルイくんと、それに歩調を合わせるハルト。マスターから「前に来て!」と言われると、すぐにハルトはクァンルイくんを誘って前方のステージへと向かっています。曲が終わるとハイタッチも。
いや初対面ですよね??
社交性えっぐい。マスターから前に来てと言われて、すぐによし行こう!とクァンルイくんやアントニーくんを誘い出すことのできるのは、もちろん陽キャなんですが、それ以上に社交性のなせるものだと思います。
社交的であると同時に、人が好きなんだな、と思います。彼の対人スキルからはいつも、対等な立場に立って相手を楽しませようとする気概を感じるからです。陽気に振舞って人を笑わせるのも、ジャンハオくんやシュエンハオくんの前では勉強中の中国語を使うのも、突き詰めると人が好きだからだと思います。
この「人が好き」という彼の特性を、私は「いいこ」と読みかえています。人が好き、ということは、人を思いやることができるということだから。思いやりとか優しさとか、他にも表現はあるんですが、いいこ、という響きがハルトになんだか合うような気がして私はそう言っています。
生存者発表式で16位通過したとき、ハルトは隣にいたタクトくんに「これからも頑張ろうね。みんなの分まで」と話しかけています。
これは、もちろん脱落してしまった仲間を思いやる言葉でもありますが、もしかすると「想像以上にチームから生存者が出なかった」タクトくんに対する慰めの言葉だったかもしれません。
完全に妄想ですが。タクトくんはとても純粋な子だと思います。そんな彼だから、多くの仲間を差し置いて自分が生存したことを申し訳なく思っていたとしても不思議ではありません。ハルトは、そうして萎縮しているタクトくんに「これから仲間の分まで頑張ればいいよ」というつもりで上述の言葉を言ったのかもしれません。
真意は不明ですが、このあとのタクトくんに対するハルトの態度を見ていても、年下の子を気遣いつつも対等な目線で接していることがわかります。この姿勢はLOUDのときから変わりません。
いいこだな、と私が思ったもうひとつの例を挙げますね。LOUD第二ラウンドでの出来事です。ハルトはギムクくんと組んでパフォーマンスをしていました。ギムクくんの実力がハルトに追いついていないことを指摘したJYParkに対し、PSYは「最初はもっと差がありました。ギムクくんは別人みたいにうまくなりました」「ハルトが自分を犠牲にして助けたこともわかる」と言っています。
この第二ラウンドでは、チームごとに競い、負けたチームの中で点数の低い子が脱落するシステムです。その意味で、生存を目指すならチームメイトが下手でも問題はないんです。でもハルトは「自分を犠牲にして」ギムクくんの手助けをすることを選んだ。
すごくいいこですよね。幼少期から何度も環境が変わる中で、ハルトはたくさん苦労してきたと思います。華々しい学歴と陽気な性格でまるで苦労していないかのようにも見えがちですが、日本に帰国したばかりのときはアメリカに帰りたいと思ったこともあったそうです。韓国に来てからも多くの苦悩があったはずです。
たくさん苦労して、辛酸をなめて、挫折を経験して、それでも彼の心根がまっすぐなままであることを、私はとても美しく思います。
カラシ高校の卒業式の際も、多くの後輩や同級生のストーリーにハルトが登場していたことから彼がよく慕われていたのがわかります。特別功労賞授与式では、未デビューの日本人であるにもかかわらずTREASUREのジョンウらと同じくらいの歓声が送られていました。ハルトの人柄がこれを見るだけでも伝わってくるように思います。
5.鬱プラの太陽
なんだかんだ言ったけど、彼は生粋の陽キャだと思います。いえ他人の私が彼の本当の性格を知っているはずなどないので、結局は推測でしかないのですが。
まあでもこれは陽キャだろ……。
ハルトの陽キャ素材には事欠かないのでTwitterで検索してください。ここで私が言いたいのは主にふたつです。
まず、前述したこととも被りますが、ハルトの芸人仕草は大半が人を笑わせたくてやっているように見えることです。
もちろん彼のもともとの性格は陽気で明るい部類だと思います。ただ、LOUD脱落後ファンを楽しませるためにたくさんストーリーを更新してくれたことを考えると、人が好きで、人を笑わせるのが好きでふざけているような気がします。
ふたつめ。これも少し前述したことに重なるのですが、彼は苦しさや不安を抱えながらなお明るさを失っていない、ということ。
私は、彼の明るさが厳しい環境下でも失われていないことを本当にうれしく思います。事務所に所属できるあてもなく、15で韓国に渡って、LOUDで脱落して、また振り出しに戻って、たくさん苦しんで不安を抱えて、それでも彼が笑っていてくれることが本当にうれしい。
彼が笑ってくれる世界なら、まだ価値があると思えます。
6.パフォーマンス力
うだうだ言ったけどねえ!!!! 結局ハルトの魅力はパフォーマンスなんですよ!!!!
全人類ハルトのLove Me Rightチッケム見ましたか!?!??! 見てください 話はそれからです
ハルトのダンスの魅力って、バレエを学んだゆえの軸のぶれなさ体幹の強さとか、体の構造を意識した関節の動かし方とか、指先まで意識されたしなやかさとか、緩急の見事さとか、色々あるけど一番は「正確さ」なんじゃないかと思います。
見ていただいたらわかるように、一度手脚が伸びたらそこから一切ぶれないんです。もちろん頭も。彼のなかに正しいラインとリズムがインプットされていて、そこに寸分の狂いなくぱん、ぱん、と四肢を当てはめていくようなイメージ。やっぱりバレエを学んだことも影響していると思います。バレエはすべてのポジション、すべてのパ(動き)に「正解」があるダンスなので。
LOUDを見ていると、この正確性が一年半で向上しているのがわかります。
いや、もちろん当時もうまいんですけど! でも見比べてみると、一年半でさらに上達したように見えませんか? すごく練習したんだな〜と思います。
ダンスの話をしたらもちろんラップの話もしないといけませんよね。
ハルトのラップはシズニから「マークみたい」と話題ですが、LOUDのときはまったく違うラップスタイルでした。というか「ラップをするのは初めて」と言っていて、自分なりのスタイルを持っていなかったというほうが正解かなと思います。
いや一年半で今のレベルまで成長したのすごないか?
マスターが「うまく切って韻を際立たせてる」と言っていましたが、リズム感もいいですよね。私はラップのことは完全に素人ですけど聞いていて気持ちがいいな~と思います。あと息の使い方がすごく好き。韻の終わりに軽く抜けるような息づかいがあって、それがすごくクセになる。
ハルトのパフォーマンスを彩るもうひとつのスキルに「表情管理」があります。これはもうGlitch ModeやLove Me Rightチッケムを見ていただけたらわかると思うんですけど……コンマ数秒のレベルでころころ表情が変わるんですよね。
しかも軸の強さゆえ踊っていても頭がぶれないから、表情がはっきり見えるんです。だから見ててめちゃくちゃ楽しい。私はダンスが好きなオタクなのでチッケムは普段顔まったく見ないんですけど、ハルトのは表情だけ追っちゃうくらい。
あとはもう、パフォ中にファンサしちゃう視野の広さと余裕とか、わずかほども緩まない集中力とか、アクロバットやブレイキンをかます身体能力とか、ハルトの魅力はいろいろあるけど最後にもうひとつだけ語るならば、それは彼がステージを心から楽しんでいるということについてです。
12歳のとき、彼はダンスへの情熱を持って日本へやってきました。今もまだその情熱が消えていないこと、を、彼のステージから感じます。ダンスが好きで、ラップが好きで、ひとまえでパフォーマンスをすることが好きで、それらすべてを楽しんでいる、そんなハルトが好きです。あの日の情熱を絶やさず走り続けている彼のことがどうしようもなく大切です。
わたしの人生は素人が書いた私小説みたいにつまらない三文芝居ですが、ただ彼がステージを愛して夢を追い続けているというその事実が、わたしにとっては一筋の希望になるようです。わたしは人生をほとんどあきらめてしまったけれど、あきらめず情熱を抱き続けている彼を見ていると、なんだか救われるような気がするから。
何ももたない空っぽの人間にとって、昔から変わらず光り続けている星があるということがどれほどの慰めになるか、きっとわかっていただけると思います。
わたしの人生の中で、彼に出会えたことはとびきりのさいわいでした。
そんな感じで、語ろうと思えばまだまだ語れるのですが(正直Love Me Rightだけで余裕で一万字語れる)、みなさんもそろそろ狂ったオタクに飽きてきたころだと思います。
ここまで読んでくださった皆さまにおかれましてはコロナ対策もばっちりです。あとはあたたかいお風呂に入って、ハルトに投票して、柔らかいお布団でゆっくり寝ていただけたら完璧です。
そういうわけでハルトに投票お願いします!!!!(結局布教する)
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