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【猫好きな妻 vs 猫アレルギーの僕!】揺れるペット問題
◆猫かわいいけど、猫飼われへんてっ!
夫婦生活を送る中で「好みが真逆」というのはよくある話です。
たとえば、家事のやり方や家具のデザイン、休日の過ごし方など。
でも、僕たちの場合、それを凌駕するテーマに直面しました。
それが、「猫を飼うか否か問題」 です。
★獣って毛が部屋中に舞うじゃん
僕は動物が大好きです。ペットが可愛くないわけではありません。
ただ、「見る派」であって、「飼う派」ではないんです。
家族や友人がペットを飼ってる のがちょうどイイ距離感なんですよ。
理由はシンプル。
ペットを飼うとなると、餌代やトイレ掃除、毛が床やシーツにつく問題など、管理が必要になります。
長期間の外出も簡単じゃないし。
それに僕は掃除が好きなタイプ。
埃や髪の毛が床に落ちているのが耐えられない。
すぐにコロコロの餌食にしてます。
だから、ペットを飼うのは現実的に難しいと思っていました。
★妻が猫を好き過ぎるんだが
一方で、妻は「猫が超絶大好き」 なんです。
どれくらい好きかと言うと、デート中に野良猫を見つけると
「猫ちゃん!猫ちゃん!かわいいにゃ〜!どうちて?どうちてそんなに可愛いにょ?」とIQが3になるくらい。
ここ疑問すぎます。
ちょっと怖いんですよ。
犬好きが犬を見ても「犬だワンっ!犬だワンっ!とってもワーーーンだフォー!」ってIQが下がることってないですよね。
猫好きが猫を目の当たりするとIQが著しく下がる現象はTikTokとかでよく見かけるのですが、あれどうなってんのマジで。
★妻が実践していた地域猫活動
妻の猫好きエピソードは、挙げればキリがありません。
たとえば、沖縄に住んでいた頃、近所の公園に野良猫が20匹近くいたんです。
妻は定期的にその猫たちに餌をあげたり、ある時は捕獲して病院に連れて行ったりしていました。
不妊手術を施して再び公園に戻すこともしていたんです。
ちなみに、猫の耳が桜の花びらのようにカットされているのを見たことがありますか?
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あれは不妊手術を施した印です。
繁殖を防ぎ、地域の猫として一代限りの命を全うさせる取り組みの一環で、妻はそれを自ら進んでやっていました。
不妊手術のメリットは以下のようなことが期待できるとされています。
● 繁殖を防ぎ、地域猫として共存できる環境を作る
● 殺処分や苦情の減少に貢献する
● 命の尊重と「この猫の後ろには世話をする人がいる」という証となる
妻は組織に属しているわけではなく、ただのボランティア精神でこれを行っていたんです。
「そこまでする必要ある?」というのが僕の価値観です。
しかし反面、そんな優しい妻を尊敬しています。
★僕の「飼いたくない理由」
これほどまでに猫が大好きな妻なのに、猫を飼うのが嫌すぎる理由があるんです。
僕、猫アレルギーなんです。。。。
いや本当にきついんだって。
一回なってみてくださいよ。
● 目は痒くなって真っ赤っか。
白目の部分が水ぶくれのように膨らんで瞬きもしづらい。
● くしゃみと鼻水が止まらない。
最長13連続のくしゃみをした事もあります。
息がなくなって呼吸が苦しくなる。
涙と鼻水で顔中ぐちゃぐちゃに。
● ティッシュで鼻はただれるし腫れる。
詰まってるので鼻を噛んでも鼻水が出てくれない。
それなのにくしゃみした時は大量噴射。
何も手につかない。
仕事の時は早退。
そんな僕にとって「猫と一緒に暮らす」というのは、考えただけで地獄過ぎる話なんですよね。
平穏が崩れるんです。
でも、妻にとって猫は大切な存在。
だからこの問題は、夫婦間で意見が真っ二つに割れるテーマになってしまいました。
★現在の生活では飼っていないが…
僕たちは現在二人暮らし。
妻は僕の体質を理解してくれています。
大の大人が顔を押さえてうずくまって泣いてるんです。今は猫を飼うことを諦めてくれています。
「あらーかわいとー」って言ってくれてます。痛々しく見えてるんだと思います。
ただ、妻の中で「猫を飼いたい」という気持ちが完全に消えたわけではありません。
将来的に、妻の実家に移住する予定があるのですが、実家には猫がたくさんいるんです。
妻にとっては夢のような天国ですが、僕にとっては鼻水地獄そのもの。
水力発電みたいに、鼻水を使って何かエネルギーを生み出す装置を開発してください。
べっちゃべちゃに貢献してやりますよ。
移住後の生活をどうするか、いまだに結論は出ていません。
◆提案してみた解決策
これまで何度も話し合いを重ねてきました。
そこで出た案をいくつかご紹介します。
1. 猫専用の部屋を用意する
広い家に引っ越し、猫専用の部屋を作る。猫は基本的にその部屋から出さない。
でも、実際に猫が部屋だけで生活するのは無理があり、現実的ではありません。
ってか絶対「この部屋だけじゃかわいそう」ってなるやろ。
猫が部屋を抜け出す事もあるやろうし。。。
2. 猫カフェに通う
妻が猫と触れ合うために、定期的に猫カフェに通う案。
でも、妻としては「家で猫と一緒に暮らすのとは違う」らしい。
猫と触れ合えればなんでもイイわけじゃないみたいね。
3. 抗体を作る
僕が定期的に猫に触れて抗体を作るという案。でもこれには長い時間が必要で、アレルギー症状を抑えるための薬も必要になります。
何よりつらい!薬漬けの生活。「クスリを・・・クスリをくれよぉ・・・」ってなります。
4. メガネとマスクで防御する
猫の唾液が粘膜に付着するとアレルギーを引き起こすらしいので、花粉用のメガネとマスクを装着すれば、症状は発症しません。
え、メガネとマスクを装着して生活するの?酷じゃない?現実的ではありません。
どれも完璧な解決策には至らず、いまだにこのテーマは「棚上げ」状態です。
★ 「猫問題」にどう向き合うべき?
この問題の核心は、「妻の大切なものをどこまで尊重できるか」です。
僕としては、自分の体質を理由に「猫を飼うなんて絶対ダメ」と一方的に言うのは避けたい気持ちもある。
ただ、現状では妻が僕を思いやり、猫を飼うことを我慢してくれています。
でも、猫を愛する気持ちが妻から消えることはありません。
猫問題は、いつかまた夫婦で向き合う必要があるテーマだと思っています。
もうっ!猫以外を好きになってくれよ!
◆ まとめ:夫婦でお互いを尊重しつつ歩み寄るけども
ペットを飼うかどうかは、夫婦間で意見が分かれることが多いテーマだと思います。
でも、大切なのは「お互いの気持ちを尊重すること」です。
僕たちはまだ結論を出せていません。
でも、こうして話し合いを重ねる中で、妻の猫愛や優しさを再確認することができました。
そして、僕自身も妻の気持ちを大切にしたいと思っています。
この問題に関するアイデアや経験談があれば、ぜひコメントで教えてください!
お互いが納得できる解決策を見つけるためのヒントをいただけると嬉しいです。
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