
【会話がマンネリ化?】 最強の話題は“◯◯ゼロの会話”
「最近、会話で何を話せばいいか分からない…」
そんな風に感じること、ありませんか?
それらは ちょっとした工夫 で打破することができるんです。
◆話題探しが疲れる
まず、普段どんな会話をしているかがとても重要です。
日常の積み重ねが 会話のネタがないと話せない という状況を作り出してしまうのです。
一番理想的なのは、無言でも問題がない関係性。
話したいことがあれば、気軽に、何のフィルターもかけずに話せるのがベスト!
でも、会話がマンネリ化している場合、多くの人が 話題選び に気を使いすぎている可能性があります。
いやぁ・・・辛いでしょう。
人生のほとんどを同じ空間で過ごすのに。
話題に気を使う、この話題盛り上がるかな、なんてことを考えながら会話するのはとても辛い。
なるべく避けたいものです。
★ ありがちな会話のカテゴリー
普段の会話を思い出してみてください。
それらをカテゴリー化できるなら、どんな内容が多い?
以下のようなカテゴリーばかりになっていませんか?
教養系: 政治、経済、投資の話など
思考系: 仕事の改善、新しいアイデア、将来の計画など
愚痴系: 仕事の不満、人間関係のトラブルなど
自己主張系: 自慢話や過去の栄光
仕事論: 仕事の姿勢、考え方、成功体験など
報告系: 「今日遅くなる」「先にご飯食べる」「明日早いから先に寝るね」
語弊があるかもしれないので伝えておきます。
上記の会話がダメなんじゃなくて、上記のカテゴリーが 会話のほとんどを占めているのがダメ って話ですよ。
例えば。
相手から 教養になることばっかり 話されてみてください。
最初こそ「へぇ〜タメになる〜」と思うかもしれませんが、半年も過ぎるとどうなるでしょう。
「お前の知識お披露目大会じゃねぇんだよっ!」ってなりますよね。
会話のほとんどが自慢 とかきつい。
目も当てられない。
スネ夫は脇役だから見れる んです。
そういうのは上司でお腹いっぱいです。
仕事論 とかも嫌すぎる。
「はいはいそうですか。 別に聞いてないですけどねぇ・・・」 ってなります。
「勉強になる〜」 って言えば良いんですか?音声を録音したデータ送っとくので、自分で都度再生してください。
報告系 とかもはや会話ではありません。
返事する気も失せます。
そういうのは Alexa か Siri にでも言ってください。
これらのカテゴリーが会話の中心になると、次第にお互いの反応もワンパターンになり、会話が義務的になってしまいます。
マンネリ化まで秒読みです。
◆最強の話題!
ズバリ、会話がマンネリ化しないためには、 【内容がない会話】 が最強です。
※タイトルの伏線回収です。
「はぁ?内容がないってなんや!」と思うかもしれませんね。
要するに、意味のない雑談、どうでもいい話です。
● へぇ・・・え、だから?
● え・・・知らんけど
● それを言われてどうしたら良いん?
となるようなどうでもいい会話が最強なんです。
ツッコみたくなるような話題でも全然良いです。
まさに IQが低い話題 が超超超大事なんです。
★内容がない会話の具体例
● ねぇ、俺ってこんなところにホクロってあったっけ。え、あった?なんで人のホクロの位置覚えてるの?すごくない?
● 夕方って何時からのイメージ?俺5時だなぁ・・・
● 「もうすぐ着く」の「もうすぐ」って何分くらい?
● 見て!この道真っ直ぐじゃない??ごめんそれだけ。
● 滑り台って全力で遊んだら、大人でも普通に楽しいよね。
● 夜景が綺麗だね。みんな残業してるんだ。嫌だわー。
● ねぇ。このゴミを投げてゴミ箱に入ったらなんか頂戴。・・・入らんかった。
● 生まれつき耳が聞こえない人って、寝言言うんかな・・・。どう思う?
どうですか?内容がないでしょう?
本当にどうでもいいでしょ?
でも、これが大事なんです!
★ なぜ「内容がない会話」が大事なのか?
内容がない会話の場合、頭に浮かんだことをすぐに言えます。
いちいち意味があるかどうかや、盛り上がるかどうかなんて精査する必要がありません。
生産性なんてない んです。
だからこそ、 会話にキャッチボール が生まれるんです。
★ 会話に意味を持たせすぎると?
内容がない会話なんて嫌だ!という方もいると思います。
意味のある会話をして、日々気づいて、成長していきたい!
そんな上昇志向もあるでしょう。
それは否定しません。
ただ、そんな人と話しやすいでしょうか。
どうでしょうね。
少なからず 意味のある話題なのか? とその都度吟味する必要が出てきそうです。
それに意味のある話題ばかり求めると、下記のようなことも起きてしまいます。
● 知識の応酬
知識を必要とする会話は、いわば「知識の応酬」です。
双方に知識があることが、会話が続くかどうかの生命線になります。
次第に相手より自分の方が知識が豊富なんだと誇示したくなることも。
気づけば 会話が口論になる こともあります。
● 講演会化
片方の知識の引き出しがなくなると、必然的に知識が多い方が一方的に話すことになります。
会話から講演会になります。
話を聞くのが好きというのもあると思いますので、全てを否定はできません。
ただ、それって会話ではありません。
◆ 「どうでもいい話」の威力
駐輪場の屋根の色理論(別名:パーキンソンの凡俗法則) を聞いたことがありますか?
これは どうでも良いことや誰にでもわかるような簡単なことほど議論が白熱してしまうこと を言います。
この理論はニュースなどに広く取り入れられています。

★TVのニュース
例えば政治・経済などの難しいテーマはある程度の知識がないと、その議論について考えることができません。
「自分の意見」は前提となる知識が土台にあって構築されるからです。
知識が十分にない人にとっては、頭を使う話題ついていけないんです。
早く終わらないかなぁ……となります。
★芸能人の不倫
しかし 芸能人の不倫 って知識がなくても議論に参加できます。
視聴者も仲間内で議論ができるから視聴率が伸び、視聴維持率も増えるので、テレビとしてもそっちの方が都合がいい。
知識不要のテーマはそれだけ会話を楽しくさせます。
★楽しい記憶だけが残る
だからこそ「内容がない」会話をどれだけ相手としているかが、会話がマンネリ化しない 最大にして最強のコツ なんです。
今日すごく楽しかったし、たくさん話したはずなのに、何を話したか覚えてない ということないですか?
親しい友人と朝まで話したり、お酒の席で馬鹿話をしたり。
後から思い返すと、一体どれだけの人が話の内容を覚えてるんでしょう。
この場合「あの人と話して楽しかった」という楽しい記憶が猛烈に残っていませんか?
話した内容は覚えてないのに、楽しかった!
不思議なもんで感情が印象を決めるんです。
これが「次回も話したい」になるんです。

◆最後に
全ての会話に意味を持たせる必要はありません。
意味のある会話は、たまにするから白熱するんです。
「意味を持たない会話」が成り立つ世界じゃないと、あなたは会話をするたびに意味を付与しないといけません。
そうすると、次第に会話そのものができなくなってしまいますよ。
会話の話題が見つからない、会話のマンネリ化に困っているというのなら、「内容のない会話」を意識してみてください。
ご質問やご相談があればぜひコメント欄へどうぞ。
内容によっては記事にするかもしれません。
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