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History of Japanese Hardcore Techno - Mixed by Shimon_Harbig - ショートインタビュー公開

MURDER CHANNELから自主出版した『History of Japanese Hardcore Techno』の通常版をMxCx online storeにて販売開始しました。
Amazonや書店/レコードショップでの販売は予定していないので、MxCx Online Storeでのみ販売となります。ご興味があれば是非こちらからチェックしてみてください。

通常版の販売開始に合わせて、MURDER CHANNELからEPをリリースしてくれているShimon_Harbigに日本人ハードコア・テクノ・アーティストのトラックのみを使ったミックスを作っていただきました。インダストリアル・ハードコア~ブレイクコア~ハード・テクノ~ガバをミックスしたオルタナティブなハードコア・スタイルを確立しているShimon_HarbigはDJとしても素晴らしい才能を持っており、今回作ってくれたミックスも最高な内容になっています。
『History of Japanese Hardcore Techno』を読まれた方も読まれていない方も楽しめるミックスです。日本のハードコア・テクノ史を彼の視点から形にした興味深いミックスで様々なタイプのハードコア・ファンに楽しんで貰えると思います。

そして、ミックスに関してのショートインタビューを今回こちらのnoteにて公開。ミックスと合わせて是非チェックしてください。

Shimon_Harbig
https://www.instagram.com/shimon_harbig/
2017年からDJとして活動を開始し、翌年の2018年から楽曲制作を開始。エクスペリメンタルな展開と陰鬱なサウンドを特徴とし、2022年4月にリリースされた「Gimcrack Life Is Enough Is Enough Is Enough !!!」より自身のスタイルを確立。それ以降はハードコアテクノ、ガバ、ハードテクノを中心に制作。東京・渋谷を中心にDJの活動をし、海外アーティスト招致のパーティーにも参加している。

History of Japanese Hardcore Techno - Mixed by Shimon_Harbig

  1. DJ TECHNORCH - Japanese Hardcore

  2. Betwixt Between - 7701 (kenta-v.ez. rEmix 2k6)

  3. Kamikaze - Beat Back

  4. mu-tron (yam yam) - Count Seven

  5. yumeo - Black dog rush

  6. REDALiCE - Cross Breeding (USAO Remix)

  7. Sampling Masters - Lesson.32 Unidentified Flying Fool

  8. t+pazolite vs RoughSketch - GRK Spice

  9. Dustboxxxx (Dustvoxx) - EVP Accelerator

  10. Miyuki Omura - I Hate You

  11. Coretex - The Suicide Soda

  12. TORIENA - Break Me Down

  13. DJ Myosuke & C-Show - Energy Bomb

  14. RoughSketch ft.DD”ナカタ”メタル - Far East Hardcore (m1dy remix)

  15. Shimon_Harbig - Hypermeterism Syndrome for Killertune

  16. Miyuki Omura - The Music Makers

  17. codesight. - FUCK EOU

  18. TOKYO GABBA POSSE - What's That Noise

  19. codesight. - Tom

  20. DJ Myosuke - Violence Karaage

  21. Burning Lazy Persons - Break Through The Divide

  22. RedOgre - Terrible Integration

  23. 2 Terror Crew - 108d

  24. Xystran - I Don't Care

Q1. 日本のハードコア・テクノの存在を知ったのはいつですか?

ハードコアテクノやガバそのものを知った時期とそれほど変わらなかったと思いますので、中学生の時です。正直、その頃は海外との違いは具体的に分かりませんでしたが、Euromastersを初めて聞いた時と同じくらいゾッとしました。

Q2. その後、どういったアーティスト/レーベルから掘り下げていきましたか?

基本ネットサーフィンで調べていましたが、やはり音楽ゲームは楽曲を掘るのに良いコンテンツでした。そこから気に入ったアーティストやレーベルを引っぱって、また掘って…というのを全てネットでやってました。
フィジカルも通販で購入していました、たまにM3。たまにリッジレーサー。

Q3. 日本のハードコア・テクノの中で特に思い入れのある作品はなんですか?

DJ TECHNORCH - Boss On Parade
「Japanese Hardcore」でテクノウチさんを知り、このアルバムで様々なジャンルを教わりました。この頃あたりから知見を広げるため、一度ハードコアテクノ界隈から離脱しました。

Dustboxxxx - Reprogram The Mind
高校生活の半分くらい、鬼リピしてた気がします。本当に偉大です。

Q4. 今回提供していただいたミックスについて教えてください。どういったテーマや構成でミックスは作られましたか?

厳密にテーマを決めることはしませんでしたが、昔の楽曲、現代の楽曲、みたいに比較させるようなことはしたくありませんでした。
先発のサウンドトラックCD(Soundtrack of History of Japanese Hardcore Techno)と内容が被らないように、なるべくアンダーグラウンドに、国産のユニークな部分を詰め込みました。あと僕の青春も…

Q5. 日本のハードコア・テクノの優れているところや面白いと感じるところとは?

千差万別過ぎるところですかね…?日本のポップカルチャーを積極的に取り入れたり、新しい技法をどんどん産み出したり、絶えず変化していくシーンが本当に面白いです。緻密で丁寧なサウンドメイクも、日本特有だと思います。

Q6. 近年注目されている日本のハードコア・アーティストは?

まだ一般的なシーンではないと思うので、僕が認識しているコンポーザー全員注目しています。新譜は全部チェックするようにしています。

Q7. 今後の予定を教えてください。

直近では3/2(土)のMurder Channel Vol.29にyumeoとのユニット”codesight.”としてVJで出演予定です。
コンポーズ面でも年内に2つのアルバムをリリース予定で、どちらも全く異なる作風なのでお楽しみに!


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