最近（6/6）

＊大葉＝紫蘇だという事実を最近知った。わりと今でも信じていない。厳密には大葉＝紫蘇ではなく包含関係にあるらしいが、とにかく、”大葉 紫蘇 違い”で検索したときの心臓の鼓動が早まる感触が焼きついて離れない。今までずっと”紫蘇はあんま好きじゃないけど大葉は意外と好きなんだよね”というのを自分のアイデンティティにして生きてきたので結構衝撃的だった。また一つ世界の真理を知って、大人になってしまった。

＊2年ぶりくらいに運転をした。普通に緊張したが、思って以上にいけた。確かに運転をする喜びというか、自分が今このmachineをcommandすることによって点Aから点Bまで移動するという目的を達成しようとしている全能感みたいな脳内麻薬が出るのを感じた。けど普通にやっぱり助手席に助言してくれる人がいないと厳しいし実際ヒヤリな場面もあったので謙虚でいたいと思う。

＊他人からオシャレと称されるような人間でもないわりに自分なりに服がそれなりに好きなのだが、夏の服を選ぶのが難しい。ちょっと前にTwitterで「夏にオシャレなど存在しない。いかに変なTシャツを持っているかの勝負である」みたいなニュアンスのやつを見てめっちゃ共感したのだが、Tシャツに書かれている絵や文字のプリントに”意味”を見出そうとしてしまう自分にはその勝負が全く向いていない。そこに”意味”がプリントされている以上、その”意味”は自分のなんらかのアイデンティティとどんな些細なことでもいいから繋がっていないといけないような気がしてしまう（アイデンティティとはつまり描かれている対象物が好きとかその程度で問題ないのだが）。”AC/DC聴いてないのに着てるの！？”みたいな話が、アメリカの土地の名前とか、スポーツチームの名前とか、どっかのローカルのお店の名前とかにまで拡張されてしまうので、何も買えなくなってしまう。よって、夏は自分が好きなアーティストのTシャツやフェスで買ったTシャツを着ることが多い。あるいはわかりやすいブランド。ブランドは”意味”を吸収してくれるので助かる。というファッション事情。

＊一人暮らし7年目にして、バターは油として使えるということや、ごま油は調味料として使えるということや、弱火で炒めれば焦げにくいということを学び、日進月歩で成長しているのを感じる。自炊なんてどうにでもなると毎日焼きそばを食べるような慣れと諦めはもう極めきっているが、さすがにそろそろ違うアプローチも身につけたい。

＊MONO NO AWAREのNEWアルバムの2曲目がホリエモンの歌で、まぁ笑ったというのはそうだけど、でもやっぱり「野菜は美味しいから食べるの」は真理を射抜いたキラーフレーズだと思う。ホリエモンに対しては基本的なネガティブな印象が強いが、それだけは強く心から共感する。野菜は美味しから食べるし、本は面白いから読むし、勉強は学びたいからするし、部屋は快適でいたいから掃除するし、不愉快に感じたからマイルドな差別やハラスメントにも抵抗する。問題になるからとか、そういう時代だからでとかはなく。

＊なんで今そんな話してるのって感じだけど、五等分の花嫁の人気投票で二乃が5位だったのめちゃくちゃ納得いかない。1位三玖は許すとして、いや2位は二乃でしょ。

＊1ヶ月前に自分がヨーロッパを一人で旅していたなんて信じられないようなつまらない、即ち平穏な日常を送っているが、それが嘘ではなかったと証明してくるかのようにカードの請求が迫ってくる。旅の昂りでまぁこんなの誤差でしょと思いながら食べたもの、買ったものの数々が束になって襲いかかってくる恐ろしさ。今月だけでいいので給料3倍にしてほしい。