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2023年のこと

tricotの「slow line」という曲が好きなのですが、その歌詞に「景色の速さに連れ去られて/変われないままの私を/君がいつか許してくれるのを/待ってた」というフレーズがあり、なんというか今年1年こういう感じだったなと思っている書き出しの12月31日朝5時30分です。

未来の自分のためにと言いつつ、隙があれば自分語りをするの自体も結構好きな私なので、いつもだったらこういったものは秒で書いているはずなんですが、なかなかそこまで気が回らず(気力も足りず)、諸事情で急遽泊めてもらうことになった友人宅の布団で書き出しました。音楽のまとめはそのうち……(新譜も聴き終われてないので)。


意味不明な実績を解除した

実は年明け即体調を崩して熱で寝込んでたんですが、その間に私が作ったブートがシャニマスの声優さんの耳に届くという謎の現象が発生しました。とりあえずこれを見てください。

これの本編はめちゃくちゃ面白い動画なんですが、この予告のBGMはいろんな経緯があって私が作ったトゲガールのフェイクテーマソング「心の臓を滅多刺し」のブートレグのインストになっています。公開していいよって(・D・)さんことディレクターさんに許可いただいたのでサンクラにもあげています。

経緯としてはFall Guysで幸村さんの邪魔をした謝罪のためにわざわざ作ったブートを2022年9月にメールで送付。読まれることがなかったのでボツだったな〜と忘れていたんですが、12月31日にディレクターさんからメールが来て「使っていいですか?」と。その翌日に出たさっきの動画のBGMに使われたという。しかもその告知ツイートが普段見ているアカウントから引用RTされまくる……。本当に謎の感覚で、熱が出てたからなのかビビってたからなのか身体が震えてました。

勝手に作ったものなのに「ボーカルありはピンと来なかったけど、インストが良いと思ったから使っていい?」とわざわざ連絡をくださるのも嬉しかったし、流石に感謝の念も込めて(あと体調悪すぎて元気も欲しくて)これが北原の継続課金を決めました。体調を崩している中、前川涼子さんのゲスト回を見てめっちゃ元気が出ました。

……と、この話には後日談がありまして。実はトゲガールの生放送の待機画面でいまだに使っていただいております。小っ恥ずかしいやら嬉しいやら……wktkライブはワンマンなので結構思想が一貫してて、どこまでDIY的にやっていいか(=お金をかけたり手順を踏んでちゃんとやるべきところはどこか)とか、オタクと馴れ合いしすぎないといった線引きがちゃんとあるところがツボなので、今後も応援できたらと思っています。

博士号を得た

先こっちちゃうんかい!という話ですが、時系列が上の方が2022年との境目なので流石に。それにしても、無事得ましたねえ……(郁田はるきボイス)。本当に安心。構成論文の一本を切り出してどっかに出そうかという話だったんですが、その作業全然やれてないです。5月くらいに「博論発表資料、SlideShareにあげていいですか?」って聞いて返答が来て以来先生からも連絡ないし、このまま出せずに博論が公開されそう……。

博論発表に関しては「素人質問で恐縮ですが〜」攻撃を優しい口調で食らいました(指導教員以外も面識あったしそもそもが優しい先生方なので)が、まあ別に自分がどういう背景から何をどこまでやってきて、何ができてないかは把握済だったし、受け答えも問題なく進みました。それよりタイムキープ能力がゴミクズだったので、発表としてはちょっと微妙だったかなとは思います。まあ無事取れてるので何でもよし!

後日談としては会社の部内で発表するというまあまあな無茶振りをされました。厳しかったですね、資料作らなきゃいけないし専門が基本経済の人たちじゃないのでどう説明していいものかとかそういう部分が。

関東に引っ越した

就職は関東なので2月末に引っ越しをしました。10年住んでいたので特に家電類は買い替えかなと捨てていき、荷物を極限まで減らしたのですが、それでも漫画とCDがありえない数で段ボールが足りず……。また繁忙期なので引越し費用もヤバくて、ひえ~と言いながら京都のローカル業者にお願いしました。まあ引越しのクオリティとしては問題なくという感じでした。

場所を詳しく言うのはいろんな意味でアレですが、結構な郊外ですね。でも家賃はほどほど、部屋は広いという感じで満足しています。音は大きく出せないんですが(不動産会社からは出せるって聞いてたけど苦情きてダメか〜と小さくしました)、広いというだけでゆとりができる。大事なことです。あとオール電化なのでお湯は深夜に沸かすみたいな感じになるんですが、使わないタイミング(旅行とか)はオフにできるので節約できるという良さがありますね。

賞与で本棚を買ったので理想の部屋はまだまだこれからという感じですが、65型のテレビを買ったりソファを買ったり、ドラム式洗濯機にしたり、冷蔵庫もめちゃくちゃ大きくしたりと結構やりたい放題です。あと物件探すときに追い焚きも条件に入れていたのですが、入れてよかった……。今の季節は追い焚きしたら無限に入っていられます。今日はワンチャン大阪でカウントダウンに行くかもしれず、お湯を止めた状態だったので入るのは明日ですね……。

ちなみに京都の家はすごく雑に使ってたので引き払うのにかなり苦労しました。カビとか油汚れとか……新築で住んでるので床の傷とかは言い訳もつかないし、一部敷金が返ってこなかったですね。今住んでいる家はもうちょっと綺麗に使いたいです。大掃除はあったかくなってからします……。

労働がスタートした

4月付で今の会社に入社しました。専門領域が経済、それもファイナンス系だったのでそういう会社です。部内では久々の正規採用社員だったのもあり、理系博士だけど経済系通ってきてない人が多い弊社で私がファイナンスやってきてるのもあり、すごい期待値で迎え入れられました。話によると「社会人能力は後からついてくるから」とそこが伸び代で採用されたらしいです。まあそれはそうかもしれない。

チーム内は結構ドライなようでわいわい喋るのもできるし、結構良好だと思います。出社する頻度が全員低いので重ならないとアレですが、一度全員で立ち飲みに行ったこともあり、面白かったですね。特に直属の先輩にあたる人が中国の方で非常に賢く(というか賢い人しかいないが……)、ブラックジョークと正確で早い作業(それに伴って引き継ぎが爆速すぎて入社時は把握できない箇所多数でしたが……)に面食らっていました。最近はそうでもないというか、慣れましたね。ただ、ストレートに指摘したり怒ってくれる人って甘えがひどい私には大事だなとひしひしと感じており、(自分は凹みはするものの)お灸を据えられるべきなんだよなと思っています。

なお、上司は「数ヶ月でマスターできる作業じゃない」とフォローしてくださって、それはそれで優しいなって思いました。いやでも作業をマスターして実際その側面もあるのはあると感じたので、事実を言われただけなのかもしれないです。女性の方なんですが、私の好きなタイプの声なので説得力が勝手に増してるのかもしれない……。

あと一応弊社はシンクタンク的な部分もありますので研究開発もやっているし、私は機械学習さっぱりなのでクラシカルな金融工学的アプローチを取りたいよね〜とチームリーダーの副部長と常時相談しています。ただ、副部長の経験則が強すぎて、たまに議論がレールに乗りすぎることがあるなというのはずっと気になっていますね。まだ1年目だから強く出られない部分も多々あるけど、副部長を崩しにかかる作業を来年度はしなきゃいけないな〜と思いつつ、研究開発しても売れなかったら意味ないので、塩梅ですよねたぶん。

コンテンツ関連

社会性というわけでもないんですが、ひょんなことからいろんなコンテンツに触れることがありました。

相変わらずシャニマスをやっている

ほんと、始めた2019年からずーっと熱量が上がり続けています。気になる点は多々あるものの、やはり夢中になってしまうシャニマス……。今年はシャニソンが発表、ルカの加入、コメティック結成あたりが大きなトピックでしょうか。シャニソンは……まだ様子見かなあ……。衣装可愛いけど、enzaほどじっくり見る感じでもないしうーん……。

enza版は今年も結構いろんなイベントコミュがあったんですね……何よりシーズがやっとスタートラインに立って進み始めたことが嬉しかったです。やっと美琴が明確ににちかを見た「セヴン#ス」、そしてシーズがどこへ向かうのかを指し示す「not enough」。ここまでくるとシーズは2人なので無敵なんですよね……。「セヴン#ス」以降、シーズのコミュ読むたびにいちいち変な声出るようになりました。

セヴン#スED「そうだね」より。連載中の「アイドルマスター シャイニーカラーズ 事務的光空記録」でもにちかの幼少が描かれてて、父親にもらったはづきさんの人形をにちかがマイクにして喧嘩したはづきさんのシーンがあったりしました。

他のイベコミュも良かったです。最近ボディーブローのように効いてきてるのが「綺羅星ルックバック」。果穂が園田を「ちょこ先輩」と呼んでる理由について触れられるのですが、この話を前提に一番最初の「五色 爆発!合宿 クライマックス」に戻るとですね……。

これがめちゃくちゃ深いところにある発言になってしまうんですよ。シャニソンで合宿がダイジェストになってるのですが、綺羅星ルックバックを通過した今、ここのシーンが笑うどころかエモポイントになってしまったという。果穂なりにいっぱい尊敬できるところがあって、その全てがここに集約されていったんだという……。イルミネもアンティーカもアルストも形は違えどイベコミュが割と「過去と今」みたいな感じだったので、今年の中心はここにあったのかな〜とか思っています。

カードに関してはイベコミュを振り返るにあたってPアイドルのコミュを読むのをほとんど止めています。WINGとか全部読んだ後にPアイドルに戻ってこようと言う気持ちでいるので、結構時間がかかりそう。新規実装されて気になって読んだ郁田はるきのコミュはめちゃくちゃ好きでしたし、私はこの子を待ってたのかもしれないと思いました。

イベコミュ「ロード・トゥー・ハッピーホリデー!」もWINGも見どころたっぷりなんですが、「Hopeland」の「Lucky Action」の以下の流れで完全に落ちました。好きになる以外の選択肢がなかった……。ファンは絶対嬉しいし、何よりステージ上からわざわざ降りてきて「連れていってください!」とPに言ってアイドルになる冷静さと情熱の揺らぎみたいなものを感じられる。

「手紙書いてきたんです」⇨わかる、「おみくじみたいにしたら」⇨アイドル向きすぎじゃない?となりました

サポートの中身がそこまでないやつだとにちかの「短二度、一番線」で幼児化する美琴がシンプルに好きだったのと、小糸の「おおきなひと口」の小糸がかわいらしすぎたのが印象的ですかね……。

にちかのことを信頼してついていっているという意味ではここもエモポイントなんですが、あまりに幼児すぎてそれが入ってこない
口の小ささ、500000000点

ヤバすぎたのは浅倉透の「裏声であいつら」。芹沢と喋ってる浅倉の裏で浅倉が口ずさんでる「聖者の行進」が重なっていたりするのですが……。「聖者の行進」は黒人霊歌で葬儀の時に演奏される曲らしいんですよね。

ニューオーリンズの典型的なジャズ葬では、重々しい葬送歌や賛美歌を演奏するブラスバンドと共に、故人の遺族や友人、関係者が葬儀場から墓地まで棺を運んでパレードする。埋葬を終えた後の帰路のパレードでは、ブラスバンドは賑やかで活気のある曲を演奏する。多くの場合、スウィング感のある賛美歌やスピリチュアルな曲から始まり、パレードが進むにつれ、ポピュラーでホットな曲へと移り、盛り上がって行く。墓場までの重々しい演奏が故人を悼むためのものであるのに対し、帰路の演奏の明るさには、魂が解放されて天国へ行くことを祝う意味が込められているとされる。

Wikipedia「セカンドライン」

たぶんこれはもっと深い(あるいは浅瀬と言った方がいいのかもしれないけど)ところに意味があって、芹沢も真乃も方向は違えどピュアだから浅倉の中では「穢れを知らない」というカテゴリの中にいるという感じなのかなと。そのピュアさに触れた体験を浅倉の目線から語るという、文脈があまりに高度すぎる内容なのかなとか。浅倉透のこういう「見たであろう映画に抽象的な影響を受けた」五感はときに恐怖を覚えるくらい抽象的で的確なんですよ。

ちょっと目つきが悪いね(たぶんタイミングが悪かった)
真乃の優しさに触れる浅倉、とおまのの供給に感謝。
真乃とのコミュが「羽が落ちてて」なの、本当にすごい。

イベントやライブに関してはPANOR@MA WINGリリイベ昼の部、5th Day 1、シャニソン発表イベント、我儘なまま Day 1、5.5th Day2に現地参加しました。あとライブは配信も見るようになりました。今回の記事のヘッダーは5thのDay 1です。翌日すっきり晴れてたのも含めて本当にやばいライブでいまだに引きずっているし、BDも気合い入れないと引きずりそうで見られてないです。Day 1の記録は以下の通り。Day 2はもう、Day 1見てからDay 2を見た感想がそのままだと思うので文字にできません。

我儘なままと5.5thの感想を明示的に残していない気がしますね。我儘は局所解の演出プラン、役者の心意気、本編ではなかなか見られない関係性等々、作る側が一番我儘を通しているじゃないかと言われても仕方がないくらい新しい可能性だらけでした。Day 1はSADAさんとどうでもいいことを話しながら会場に向かい、inncoさんやわたそんさんと遭遇してまったり喋りつつ、終演後もこの感じでSADAさんとご飯食べようかな〜とか思ってたんですが、内容が良すぎて珍しく二人してライブの話をしながらバーミヤンで時間を潰しました。それくらいよかった。

Day 1に関してはたくさんの関係の矢印が飛び交う中で、めぐるとにちかの関係性にじわじわ侵食されたし、「ノクチルはとおまの、ひなまど、Pこい」の呪文を唱え続けている私でもいまだに二次創作で真乃と雛菜のペア見るとうわ〜となっちゃいますね。あと「フェアリー・ガール」初披露はにちかがキュートすぎて終わったし、シャニマスメンバーの「VOY@GER」が聴けたのもめちゃくちゃ嬉しかった……。

Day 2に関しては終盤で芹沢あさひと小糸が出てきくるところから芹沢あさひのソロ曲が始まるまでが良すぎてソファーにマジの横転をかましたし、ラストで夏葉と三峰が最後に会話して(全編台本持ってたのにここだけ持ってなかったのもやばい)シャイノグラフィのポーズするまでのことは忘れられないです。ソロ曲で一番好き(だった)「Damascus Cocktail」がラストだったのもカーテンコールすぎてよかった……。我儘なままは配信アーカイブをめちゃくちゃ見ました。

5.5thはDay 1が追加組だったのもあってちょっと薄味だった気もしますが、サンセットスカイパッセージとユナイトバースプラネタリがめちゃくちゃ好きな衣装なので、それをまた見られたのも嬉しかったです。Day 2はそもそもセンターステージがめちゃくちゃ近くて、いろんなところで脳が焼き切られて冷静な判断ができなかったんですが、5.5年やってきたという重みは明らかにDay 2の方があって、どっちか行くならと言われたら迷わずDay 2だったなと思います。ありがとう、「五ツ座流星群」をセンステでやってくれて……。

ブルアカはログインしなくなっちゃった

11月のシャニソンのサービス開始時は頑張って3つ並行してはいたんですが、徐々にブルアカの夕方ログイン(スタミナ+50)をしなくなり、最終的に飲み会の翌日とかにログインしなくなりました。たぶんossaさんのチャンネルでブルアカの配信をやってるのもあって、自分でやらなくていいかなと思うようになったのもありますね。

始める一番最初のきっかけになった「ミサキ (CV. 土屋李央)」を引けないままやめてしまいましたが、やってみてよかったとは思っています。自分の好みにハマる部分がなかっただけで話自体は客観的にも面白いと思うし、モチーフ含めしっかり作り込まれてるストーリーだとも思いながらossaさんの硬派を眺めてます。

あと今出てるキャンプのハレとチヒロがかわいいなと思って広告を見てます。ビジュがかわいいのはソシャゲにおいてはやはり大事ですね。

漫画・アニメは全然追いきれなかった……

これは日常生活の中で気力も足りてなかったし、単純にそれ以外のことがめっちゃ楽しかったのもありますね。その中で今年一番は「江戸前エルフ」。久々にどハマりして原作を全部買いました。ここまでクリティカルだったのは正直ベルまま以来かな……。

江戸前エルフ、いわゆる多くの「創作」にはらんでいる固有のメッセージを伝える過程が押し付けがましくないんですよね。寿命差からくる命の重みと関係性、ともすれば味付けの濃いものになってしまいがちなんですが(それはそれでいいんですけどね)、とってもナチュラルで、でも胸を打つ台詞回しとコマ割り。じんわり心が暖かくなるような作品で、日常系の粋がここにあるように思います。

あと私は聡い人間が好きなので小柚子がめちゃくちゃ好きです。聡いけど小学生らしいところがちゃんとあるのかわいい……。宿題って超手間のかかった嘘ついて遊んでもらうの好きすぎだし、関根瞳さんの声で本当によかった、めちゃくちゃ感謝。

あとは「デキる猫は今日も憂鬱」。GoHandsがやりたいだけのCGグルグル以外は完璧の作品……。安元さんの声がして家事が全部できる猫がいてほしすぎるし、福澤幸来がもうかわいくてかわいくて。聖女がこの次のクールに続いてて「石川由依さんのこと、好きなのかもしれない」と思うくらいこの福澤幸来っていうキャラクターがツボでした。

どこがかわいいのよって言われても上手く言えないんです。でもめちゃくちゃ好きだったなって。今年のヒロイン(???)は小柚子と福澤幸来の2強でした。

シナモロール (I.CINNAMOROLL)について

この出会いは本当に天変地異に近いです。別にサンリオに敵意があるとかはなかった(ディズニーも真ん中に立ってるネズミ以外は全然好き……)し、けろっぴとばつ丸は好きだったんですが、よりによって(?)シナモンか〜といまだに思っています。

きっかけはこの番組を見たことです。今年下半期くらいからYouTubeでいろんな動画を見るようにしてる(ウイルスを実機に入れるやつとか初代ポケモンのバグとか、芸人さんのYouTubeとかも最近見てます)んですが、これが今年は一番のヒット。I.CINNAMOROLLのコンセプトに強く共感したというか、そういう自分語りの対象としての消費は嫌だな〜と思うんですが、めちゃくちゃ自己投影してしまいます。

人の目より、自分の目。ほんとうに大切なことだけを大事にしています。
みんなに羨ましがられるキラキラした毎日じゃなくても、お昼寝したり、遊んだり、試行錯誤したり・・・。
「ちゃんとしなきゃ」と思っていたけど、ちょっと肩の力が抜けているくらいがちょうどいいのかも?

I.CINNAMOROLL | サンリオ

このコンセプト、そもそも全文いいんですが「みんなに羨ましがられるキラキラした毎日じゃなくても」という部分に強めに共感しています。自分の幸せは自分で決める、これは市川雛菜を師としている私にとって鋭く思考を表せているフレーズで、はぁ〜と大きなため息をつきました。そしてそれを見るには自分の目を信じてあげるしかなく、この目で見た大切なことだけを抱えて生きていけたらと考えているので、はっきりと共鳴してしまいました。来年にあるポップアップショップで散財してても冷たい目で見ないでください。

遊びに行ったこと

マスアニ⇨よりみちをやったり、特に大きな理由もなく大阪に帰ったりもしました。中学からずっと仲良い友人と有楽町のジョナサンで朝まで過ごしたこともあったし、大学時代の友人とも競馬場行ってサイゼで泥酔したり、家に訪問して遊んだりもしました。結構いろいろやったな〜。

ずっと絶妙な距離感だったかっぱむしと結構遊んだ

千葉に住んでるかっぱむしとかいうオタクと3月から酒を飲んだり月島に行ったりしましたね。でんぱ組.incのオタクが散り散りになってから、一番疎遠になってたとも言える94年組の妖怪。気が合うかと言われると若干微妙ですが(たぶん物事を考える際の尺度がかなり違う)、まあ同い年だし、単純にいい感じに酒を飲んでわーわー喋れるというのもあり、めっちゃ遊びました。

頻繁にこういう画像あげてますが、京都時代は9割以上きゆっちだったし、こっち来たらこっち来たでかっぱむしがほとんどですね。

特に退勤後にSwitchでカスタムロボ、マリオパーティー、マリオテニスあたりをめっちゃやってましたね。3時間とか普通にやるので、他のことが疎かになるし、来年はやりすぎないように……。

なんか新しいゲームやりたいね〜って言いつつこの辺をずっとやってたのですが、流石に2024年はなんか別のゲームやりたいです。あと運転中眠くなってやばいからLINE通話かけてくるのは面白いから出るようにしてるけど、こっちも仕事してないわけじゃないので頼むよ。あとおすすめのゲームがあったら教えてください、と言っても大体のみんなで遊べるゲームは「ん〜違うんだよな」と検討済みだったりするので難しい……。

ずっとこのテンションで会話してる、たまに疲れる

なんか知らんけど飯能に謎のラインナップで行った

これは本当に何もわからんかったですね。あの5人でよくわからんパーティーやっても普通に集客できる気がする……。きっかけは某イベントでコストコの肉焼いて食べたいとか話していたものだったんですが……私の「肉焼きながら飲酒!」の欲求は閉鎖空間で成立するものだと気付けたことと単純に楽しかったので行けてよかったです。tempuraさんと車内でじっくり話せたのもよかったです、これ以降私はお会いできてないんですが、めちゃくちゃ面白い人で色んな人に愛される理由を肌で感じました。

マジででかいな、これはこれで楽しいんですよね

関東のクラブで遊ぶの、まだ塩梅がつかめてない

関西はどこに遊びに行ってもある程度仲良い人がいるのでほどほどの塩梅ですが、関東はまだそういうのがあんまりなくて、クラブで遊び始めて知り合いがいなかった頃の感じで遊んでいます。CUERaiderでお世話になった方はたくさんいるんですけど、なんか私に「CUERaiderではお世話になりました」って言われてもアレかな〜ってどうしても思ってしまうんですよね。やっぱりmopp、ossa両氏の始めたものだし、当事者意識はあるものの、キャリア的に両氏に乗っかってる形だとまだ思ってる部分もある。

徐々に仲良い人を作れたらと思ってないわけじゃなくて、この人と何話したら楽しいかなとかは考えるんですが、まあなんか何年も前に飛田くんが言ってくれたこれになるのも結構いいなと思ってたりもしてるんですよね。なんでこんなん覚えてるのよと言われても、私も知りませんが……。

それはともかく、本当に行きたいけど行けてなくて申し訳ないみたいなパーティーは結構あるんですよ。「TYMM」もチャンスあったのに1回しか行けなかった(体調崩してたり大阪帰ってたり)し、いろいろね。でも行きたいけどなかなか行けなかったJuke Voxやtokyo mellow city、ano_koroに足を運べたし、後で書くけどm_m_mも遊びに行けてすごくよかったです。来年もマイペースに遊べたらいいな。

CUERaider関連

運営面

あんまりこういう場でデカデカ言うことではないのですが、諸事情でmoppさんの不在がちな状況が頻発してて(moppさんのnote参照)、ossaさんの長年の交友関係やプロップスの高さと、心配性な私の危機管理意識でどうにか2023年を終えることができました。

MU以降にDJを始めた人たちもパーティーをリアルで打ち、少しずつ配信も下火になっていく中、最低でも20前後の視聴者が平均的にいるというのは正直安心する部分でもありました。人と話すと「たまに見てます!」と言っていただけることも多く、それくらいの距離感で見てもらえるのは嬉しいことだなって思います。

私が加入する前、そもそもCUERaiderは下の画像のような感じでした。そういう意味では2024年に差し掛かる今、徐々にCUERaiderの役割とか目指す場所とかも変わっていってるかもしれないし、来年はそこの意識が試されるような気がしています。とはいえ、スタンスとしては楽しく無理なくやっていこうねという感じなので、来年も同じペースでやれたらと思います。

このスライドは以下のスライドのスクショです。去年11月とかに作ったやつですが、たぶんそれ以降は中身が変わってないです。

初めてのキュレーション「Vol. 80 AM - Ante Meridian -」

中身に関しては定期的に振り返りをやってるので取り立ててどれという話をしないでおこうかなと思ったのですが、流石にキュレーターを務めた回の話はしておこうかなって思います。ちなみに来年一発目のキュレーターは私です。もともと別の人が考案した某企画をお借りして、3回目をやります。

タイムテーブル。正直完璧な布陣になった、やれてよかったよ……

そもそもコンセプトの出発点として「CUERaiderは20時〜24時って時間が決まってるけど、私って24時の向こうにある光景が好きなんだよな」にあり、ずっと「24時の向こう側」みたいなコンセプトでやりたいと考えていました。それこそBGMで□□□の「00:00:00」かけながら待機所開けて飛んだら24時から深夜4時までの風景をやるというような。

ただ、コンセプトを伝わりやすい形にすることって難しいなとも思っていたところ、コペルニクスもびっくりの転回が運営通話で起きて「12時間ズラセばいいじゃん」とこの企画になりました。そういう意味では朝のイメージが私の中にはなかなかないので結構ブッキングを考えるところから大変でした……。

(外に出すべき演者紹介とブッキング理由はここにあります)

最初に決めたのがコウダさんと住人さん。お二人にお任せした理由は上の通りDJプレイとかさまざま明確にあったんですが、私からも若干距離がある界隈のコウダさんと大先輩の住人さんのプレイが交差することで「新しい世代もいいパフォーマンスする人がいるんだ/先輩やっぱすごいな」が発生するのかなというのも正直ありました。そういう意味ではpokobさんもたくたそさんもコウダさんのプレイを見て感嘆してたのはすごく嬉しかったです。一方で配信をやったことない住人さんには大変な負荷をかけてしまいましたが、あのプレイが配信に乗ったことは本当に嬉しかったです。

(想定を遥かに超えるクオリティで作っていただけたので今からでも見てほしいです。配信/録画だからこそできる表現の1つ。)

たくたそさんとpokobさんは上にある通り一番は「どうにかしてくれる人」という理由でお願いしました。この文字列だとともすれば失礼なブッキングになりうるんですが、私はお二人のDJにしっかりリスペクトの意があってそれはちゃんとお伝えできたらと気をつけていました。伝わってたらいいな。

たくたそさんは私の考えてることを知ってか知らずか捉えてくれる人だと思うし、pokobさんはその場の空気をしっかり読める人。その上お二人に共通して言えますが、知っている音楽の幅が広い。これは私にとってすごく大事なことで、手数が多いこともそうだし、単純に新しい発見の可能性があるという「音楽鑑賞」の根源的な楽しさであると思っているのですよ。そういう意味でもお願いできてよかったな。たくたそさんはもうちょいXのポストで堂々としてくれ、くらいです。

DJ履歴

桜逢祭でB2Bやって私のDJ活動自体は終わりかなと思っていたんですけども、声をかけていただけることがあり合計4回も楽しくやらせていただきました。

よりみち yori michi

細かいことはnoteに残してあるのでそっちで見てくださいという感じ。大阪最後だったのにスタートをはっきりミスったのは痛かったな……と定期的に思い出して凹みますが、内容自体は練りに練って持っていったのでしっかりやれたと思います。いろんなリスペクトを込めて選曲ができたのもよかったな。

桜逢祭

こちらは「#鴨川で踊るか」としてかんちゅさんとB2Bをしました。CUERaiderとPatchworkの共通項が鴨川クルーなのですが、てっきりスタートのところを任されるかなと思っていたらめっちゃ深い時間で「えっ、いいんですかここで?」と正直思いました。

SIA、甜花ちゃんver.なの思想が強すぎ。家主こと前川涼子さんのアクスタ買おうか悩んでますよ私は。かんちゅさんがマグロこと「金枪鱼」かけててそれもよかったですね。

プレイ内容自体は相変わらず私がかんちゅさんを振り回す感じでした(DJとしての思想が強めでアグレッシブなのは実は私)が、舞台装置としてかんちゅさんが用意したフリーサンプラーがかなり凶悪な動きをしたのがめちゃくちゃ良かったなと思います。デモンストレーションとしてブースで鳴らしまくってくれたカルトさん(下記ツイート)のご協力のおかげもあったので大変感謝……。

(ちなみにかんちゅさんは大学院からですが、この3人たまたま同窓なのであながち間違いじゃないです。)

Disco/code Vol.11 "FES"

いろいろ縁あって呼んでいただけました。こちらもメモレベルのものがあるのでそれを参照という感じですが、こんなにド直球でやったのは初めてでした。ちょうどロックでDJやりたいな〜と思ってたのもあり、嬉しいお誘いでした。

余談ですが、告知ツイートをしていたら「ゲストなのにありがとうございます」みたいなことを言われていた記憶で、「あれ?私自身この企画を楽しみにしてるし、見てほしいからやってるけど、これって当たり前じゃないのか……?」とちょっとジェネレーションギャップみたいなものを感じました……。特に私の場合はいわゆる界隈がズレてるはずなので、そこにリーチしてくれればと思っていて、やればやるだけいいかなって考えていましたね。交流ないわけじゃないとは思うんですが、やっぱり断絶はもったいないので意識的に繋いでいきたいです。

moon, mood, mode vol.7

ちょうど和物でDJやりたい〜と思っていた中だったので、お声がけいただけてめちゃくちゃ嬉しかったです。だいぶ気合を入れて選曲してましたが、久しぶりにフリーセットでやる緊張感がすごくて直前に結構練習してました。当日もリアクション的にテンションの上げ下げのコントロールをするのにその履歴が活きるなど……。フリーセットでやったのいつぶりだっただろう、鴨川かな。

ちなみに感想はThreadsにあります。音止めちゃったし楽しむのはいいけど操作しっかりして……とは思いつつ、内容自体は全部載せの節操無しでやれました。もうあと10分あれば「PINEAPPLE」から半分に落とせたなという気持ちもあったんですが、これは私の伸びしろということで一つ。

おわりに

というわけで、駆け込みで2023年を振り返れました。本当は実家でゆっくりしながら書くか〜と思ってたのが、急遽実家でコロナの連鎖が起きて実家に戻ることなく関東に帰ることにしたのもあり、なんとか年内に収まってよかった……。もうちょい生活に慣れていかないと内省的思考が捗らないなと思っていますので、2024年は「生活に慣れる」を目標にしていきたいです。

2024年はCUERaiderのキュレーターから始まり、DJとしては年明けすぐ快遊に出させていただきます。どうぞ2024年もよろしくお願いします。


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