横浜DeNAベイスターズ☆2024年奄美大島春季キャンプを観に行こう
球団より2024年春季キャンプの概要そして参加メンバーが公式発表され、いよいよキャンプインとなりました。例年だとファームは沖縄県・嘉手納野球場での実施でしたが、昨年に引き続き今年も「B班は奄美大島・奄美川商球場(名瀬運動公園市民球場)での実施」となっています。
一昨年の12月に奄美でのキャンプ実施が発表された際には、「何で奄美大島なんかでやるの🤬」「嘉手納はどうしたんだよ😤😤」「宜野湾と嘉手納は近くて良かったのに😵😵」「奄美なんて行けない😩😩😩」といった声が散見されました。
当記事ではキャンプ地の「奄美川商球場」へのアクセス等を中心にまとめましたので、お役立て頂ければと思います。また、2023年12月現在の情報を元にしています。古い情報がありましたら随時加筆修正をしていきますので、お知らせ頂ければ幸いです。⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️
各種交通機関の情報も掲載していますが、誤りがあった場合でもその責は負いかねます。悪しからずご了承下さい。
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以前はTwitterのモーメントを使用してまとめを作っていましたが、モーメント作成機能が廃止されてしまったため、今回はnoteを使用しております。
0.一昨年までは嘉手納野球場での実施
そもそも奄美大島は2019年までの秋季キャンプ地で、ベイスターズの春季キャンプは1軍はユニオンですからスタジアム宜野湾(宜野湾市立野球場)、ファームは嘉手納野球場を使っていました。
今回、春季キャンプの日程がリリースされた段階で、2023年に引き続きA班は宜野湾で、B班は奄美で、それぞれ実施する旨が公式発表された格好になっています。
0-1.なぜ嘉手納ではないの?
結論から先に言いますと、「老朽化した嘉手納を建て替えているので、その工事の間は奄美大島を使う」という事になります。
0-1-1.野球場の老朽化が著しかった
スコアボードの時計が動いていなかったり、カウント表示器のガラスが割れたままだったり、フェンスが錆びついていたりと、客席から見える所だけでも至る所がボロボロになっているのが良くわかる状態でした。これで、選手が使用する球場内部が綺麗で快適だったとは到底思えません。
0-1-2.グラウンドも狭かった
中堅こそ120メートルですが、両翼は91.5メートルとなっていました。
0-1-3.嘉手納は建て替え工事を行う
そんな中、2021年12月26日付けで日刊スポーツからこんなニュース〔2022.12.24.閲覧〕が出ました。当ニュースによると「総工費30億円以上をかけて全面人工芝、LED照明、高い防球ネットを備えた球場として建て替えられ、2024年12月完成予定」とあります。
0-1-4.ネーミングライツ導入?
ベイスターズA班が使用する宜野湾市立野球場も2018年から2022年まで「アトムホームスタジアム宜野湾」、2023年以降は「ユニオンですからスタジアム宜野湾」、また、今回の名瀬運動公園市民球場も2023年以降は「奄美川商球場」と呼称されるようになりました。この流れは他球団が使用する球場についても同様で、ドラゴンズの一軍が使用する北谷公園野球場は2025年2月まで「Agreスタジアム北谷」、ファイターズのファームが使用するくにがみ球場は2026年3月まで「かいぎんスタジアム国頭」となっています。
0-1-5.嘉手納野球場の現在は?
Googleマップのストリートビューを確認すると、2023年5月の段階で球場の解体は既に完了している事が判ります。
0-2.A班B班って何?
ベイスターズ春季キャンプ概要の発表に当たっては、「A班とB班って何?1軍とファームでいいじゃん😅」という声も一部からありました。ベイスターズの春季キャンプではこれまで「1軍」「ファーム」と呼んできたので、確かにあまり馴染みの無い言葉ではあります。
昨年までは、春季キャンプ中の1軍昇格・ファーム降格がしばしば行われ、その度に当該選手は宿舎と練習場所を移るといった状況になっていました。しかし、現状では沖縄と奄美大島で物理的に離れているため、たとえ負傷であっても異動による移動を頻繁に行う事が難しくなります。
そこで、「A班B班」と呼ぶのは「1軍キャンプなのに終日トレーナー指示のリハビリ組がいる」などといった矛盾を解消する手立てだったのかな、という筆者個人の憶測・感想です。
※ライオンズが「A班B班」という呼び方をしていて、ベイスターズもこれに倣ったものと思われます(⚠️バファローズは「AグループBグループ」と呼んでいますが、実施場所は隣接する球場となっています)。
1.奄美大島へはどうやって行けばいいの?
ここからが当記事の本題です。まずは奄美へのアクセスについて。
奄美大島へは飛行機が飛んでいます。フェリーもありますが飛行機の方が一般的だと思います。
1-1.飛行機
関東からの直行便としては羽田空港から日本航空、成田空港からPeach、関西からの直行便としては伊丹空港から日本航空、関西空港からPeachが、それぞれ就航しています。
奄美空港にANAは就航していませんが、2022年10月より一部の日本航空便とのコードシェアが始まりました。ANA便名で日本航空の便を予約する事が出来ます。⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️
航空ダイヤについては季節変動がある上、昨今の情勢による減便や変更等が行われる場合があります。必ず各航空会社のwebサイトでご確認下さい。
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1-1-1.直行便
羽田は1日1往復、伊丹は1日1〜2往復です。成田は週に5往復、関空は週に2~3往復で、Peachは毎日運航ではありません。
1-1-2.乗り継ぎ便
日本航空便同士またはスカイマーク便同士で、羽田から鹿児島乗り継ぎで奄美に行く事も出来ます。鹿児島空港~奄美空港間はスカイマークが1日2往復、日本航空が7~9往復程度です。
LCCのPeachは搭乗手続きの締切時刻がかなり早めになっています。機材から係員から、やり繰りがシビアである(=効率化されている)からこそ、安価な運賃を設定出来るのです。Peachを利用する場合は、時間に余裕を持って行動する必要があります。
1-2.フェリー
鹿児島から奄美へのフェリーが出ています。また、沖縄から奄美へのフェリーもあります。
飛行機の所要時間は羽田・成田~奄美間で2~3時間程度ですが、鹿児島~奄美間のフェリーは夜に出港して翌朝に入港するダイヤになっていて、11時間を要します。自動車を航送する手段としては有効ですが、冬場は海が荒れやすく欠航する事も珍しくありません(現に筆者は予約していた便が欠航になった事があります)。
奄美キャンプを観に行く他にも「船旅を楽しみたい」という目的でなければ、フェリーで行くのはあまり一般的ではないかなと思います。
1-2-1.“鹿児島航路”
鹿児島~奄美大島~徳之島~沖永良部島~与論島~沖縄間を「マルエーフェリー」と「マリックスライン」の2社による交互運航で、合わせて毎日1往復の運航です。「フェリーあけぼの」「フェリー波之上」「クイーンコーラルプラス」「クイーンコーラルクロス」の4隻が交互に運航されています。
下り便は鹿児島新港を夕方に出港して翌日早朝に奄美大島の名瀬新港へ入港するダイヤ、上り便は奄美大島を夜に出港して翌朝に鹿児島へ入港するダイヤとなっています。
1-2-2.“鹿児島~喜界~知名航路”
「マルエー奄美海運」による航路で、鹿児島~喜界島~奄美大島~徳之島~沖永良部島間の運航です。「フェリーあまみ」「フェリーきかい」が交互に運航され、1日1往復となっていますが、「フェリーきかい」は一部の港に寄港しないダイヤとなっています。
途中、喜界島を経由するのに加えて船舶そのものが小さい分、上の“鹿児島航路”より所要時間が長くなっています。
1-2-3.「フェリーとしま2」
鹿児島県十島村が運航する航路で、鹿児島本港南埠頭~トカラ列島7島経由~奄美大島名瀬港佐大熊岸壁間を週に2回運航されてます。鹿児島~奄美間の所要は16時間20分となっています。
トカラ列島へ向かう人のための便ですので、ここで敢えて「フェリーとしま2」を選択する手は無いと思います。
あくまで筆者個人の感想ですが、鹿児島~奄美間の移動かつ夜に出発して翌朝に到着したいのであれば1-2-1の“鹿児島航路”が何とか使えるかも、といった所でしょうか…。
参考までに、筆者が鹿児島から奄美まで“鹿児島航路”の「クイーンコーラルプラス」に乗った時のツイートの一部をmin.tにまとめました。この時はキャンプ見学ではなく船旅目当てで乗った点と相当浮かれている(船だけに)点をご了承頂いた上で、様子が何となく伝われば嬉しいですが、そうならなくてもいいです😅
1-3.沖縄~奄美大島間の移動手段
A班のキャンプはこれまで通り沖縄の宜野湾で行われるため、沖縄から奄美へ移動したいという方もいると思います。沖縄から奄美への移動手段も飛行機もしくはフェリーの2択となりますが、やはり実用的・現実的なのは飛行機だと思います。
⚠️沖縄と奄美大島の間にアクアラインのような道路はありませんので念のため⚠️
1-3-1.飛行機(直行便)
2022年夏までは同じJALグループの琉球エアーコミューターによる1日1往復の運航でしたが、現在は那覇空港発奄美空港行きの日本航空が1日1本片道路線として出ています。奄美発那覇行きの直行便はありません。
1-3-2.飛行機(乗り継ぎ便)
奄美空港から那覇空港へ移動する場合、上記のように直行便がありません。奄美~与論~那覇という乗り継ぎでの移動となります。奄美から与論へは日本航空による1日1本の片道路線です。与論から那覇へは日本航空が片道1本と琉球エアーコミューター1往復となっています。
上記両方向とも1日1便ずつとなるため、利用したい時間帯によっては鹿児島空港や福岡空港での乗り継ぎとなる場合が起こり得ます。基本的には運賃が跳ね上がりますが、鹿児島~奄美間の本数の多さはメリットになるかと思われます。
1-3-3.フェリー
1-2で紹介した“鹿児島航路”となります。上り便は沖縄・那覇港を7時00分に出港して20時30分に奄美大島・名瀬新港に入港します。反対の下り便は名瀬新港を5時50分に出港して那覇港に19時00分に入港するダイヤです。
「キャンプ中にA班とB班で異動する場合はフェリーで移動するのか🤔」という声もあるようですが、移動手段として丸一日を費やすフェリーはかなり厳しい事がわかります。
2.奄美空港に着いてもクルマが無いと動けないでしょ?
「免許持ってないからレンタカー使えないんだけど💢」という方もいるかと思います。
ご安心下さい。奄美大島には全島に渡って路線バス「しまバス」が走っています。1日に2~3本しか運行が無いような地域や10人乗りの”ジャンボタクシー”による運行、事前に電話予約が必要なデマンド運行の路線も勿論ありますが、奄美市名瀬の中心部を拠点に行動するのであれば、さほど不便は無いかと思われます。
しまバス公式webサイトはこちらです。
ホテルは島内各地にありますが、レンタカーを前提としないのであれば名瀬中心部のホテルを押さえると良いでしょう。
2-1.奄美空港に着いたら
奄美空港から奄美市名瀬の中心部に移動するには次の行先のいずれかのバスに乗って下さい。全て合わせて1時間に2本程度の運行本数です。
奄美空港からは10人乗りの“ジャンボタクシー”が発着していますが、これは「あやまる岬」を経由して北部の佐仁方面に向かう路線です。名瀬中心部には行きません。
名瀬中心部に向かう時に注意が必要なのは「赤木名外金久」行きです。これに乗らないように注意して下さい。名瀬中心部から空港に到着した便ですので、名瀬中心部には行きません。
上記の「平田町奥又」行きと「せとうち海の駅」行き(奄美空港始発)は、「奄美空港から赤木名外金久を経由して名瀬中心部に向かう便」、「赤木名外金久」行きは「名瀬中心部から奄美空港を経由して赤木名外金久に向かう便」となります。
詳しくはしまバスサイトを参照して下さい。
2-2.キャンプ地に向かうバス
「キャンプ地の奄美川商球場に行く都合のいいバスなんてあるの?😩」という方へ。
ご安心下さい。もの凄く都合のいいバスが走っています。
「こしゅく第1公園」行きに乗れば、奄美川商球場に行く事が出来ます。球場の最寄りバス停は「浜里町」です。
「どこ行きのバスに乗ればいいかはわかったけど、どのバス停から乗ればいいの?😫」という方へ。
名瀬中心部は運行系統によって走行経路がバラバラで、正直把握するのは難しいです。ただ、「ウエストコート前」バス停から「浜里町」バス停の間は概ね一本道の経路になっていますので、この区間で利用すればほぼ間違いは無いと思います。
参考までに、各運行系統の路線図は下記をご覧いただければ。
2-3.キャンプ地から帰って来るバス
「キャンプ地から名瀬中心部に帰るバスは?😣」という方へ。
復路では「平田町奥又」行き、「大熊」行き、「浦上奥万田」行き、「奄美空港」行き、「せとうち海の駅」行きのいずれかに乗れば名瀬の中心部を通ります。というか、行きと逆方向のバスは全便が名瀬市街地経由です。
往路で下車したバス停は「浜里町」でしたが、復路では名瀬中心部方面のバスだけが停まる「浜里入口」バス停があります。見た目は完全に民家の玄関先ですが正規のバス停です。
「浜里入口」バス停から「ウエストコート前」バス停までは概ね一本道ですが、それより先の走行経路は往路と同様把握が難しいので注意が必要です。参考までに各路線図をどうぞ。
奄美川商球場と「浜里町」バス停、「浜里入口」バス停の位置関係については上記マップを参照して下さい。
マップ中灰色で表示されているバス停は「こしゅく第1公園」と「医師会病院虹の丘」の間を主に”ジャンボタクシー”で走っている路線の停留所です。名瀬中心街からの直通便もありますが、1日に1本だけです。便利そうに見えますが、基本的には無視して下さい。
2-4.奄美空港に戻るには
「奄美空港行きのバスに乗るのはわかるけど、どこのバス停から乗ればいいの?😖」という方へ。
「奄美空港」行きもしくは「赤木名外金久(奄美空港経由)」行きの全便が停車するバス停は「港町待合所前」「名瀬郵便局前」「奄美市役所前」の3か所です。いずれも市街地線や他の郊外線が多数発着するバス停ですが、行先を確認して乗りさえすれば、ほぼ間違える事は無いと思います。
その他のバス停はそれぞれの運行系統を参照して下さい。奄美空港を出る便と同様、全て合わせて1時間に2本程度の運行本数です。
「奄美空港経由佐仁」行き(平田町奥又始発)(平日夕夜間2本・土休日同1本のみ)
「奄美空港経由佐仁」行き(せとうち海の駅始発)(夜間1本のみ)
詳しくはしまバスサイトを参照して下さい。
2-5.しまバス乗車時の注意点
「なんだよ、やっぱり注意点あるんじゃん😱😱😱」とおっしゃるのもご尤もです。注意する点はあります。
2-5-1.支払いは現金のみ
しまバスではSuicaやPASMO、ICOCA等の交通系ICカードは使用出来ません。現金のみとなります。乗る時に整理券を取り、降りる時に運賃を支払う後払い制です。
釣銭が出ませんので、運賃箱に現金を入れる前に両替機で両替をする必要があります。両替出来る紙幣は千円札のみです。
旧態依然とした支払い方法ですが、離島のバス会社の経営は非常に厳しく、新たな機器類の導入が難しい状況です。
ちなみにですが、しまバスでは「路線バス乗り放題券」(紙券版/バスもり!アプリ版)も発売されています。詳しくは下記リンクからどうぞ。
2-5-2.定時制に難あり
鉄道ではありませんので、時刻表通りに来ない事が多々あります。定刻より少し早めにバス停に着いて待つようにする事をお勧めします。
遅れる事も最初から計算に入れておいて下さい。この事で運転手さんにブチ切れるとかされても他の乗客の迷惑以外の何物でもないです。
帰路、奄美空港に向かう時は「アクセスの定時性に難がある」事を常に頭に入れておく必要があります。しまバスでもレンタカーでも、渋滞に巻き込まれるとアウトなのは同じです。前の内容と重複しますが、Peachを利用する場合は特に注意して下さい。
ついでに申し上げますと、奄美大島には高速道路はありません。
2-5-3.その他
その他の注意として、バスの車両が大型から小型まで多くの種類が走っていて、しかも塗装は一定していません。様々なラッピングバスが走っています。バスの形や塗装は全く参考になりません。また「前乗り前降り」の車両と「後ろ乗り前降り」の車両が混在しています。
ベイスターズのラッピングバスも走っていますが、奄美川商球場最寄りの「浜里町」に行くとは限りませんのでご注意を。
2-5-4.困った時は
目的地へ行くかどうか判断がつきかねる時は運転手さんに聞いて下さい。しまバスの運転手さんは総じて親切です。
3.奄美川商球場ってどんな場所?
ここからはキャンプ地の様子について、写真を中心に紹介したいと思います。雰囲気が少しでも伝われば幸いです。
3-1.メイン球場(奄美川商球場)
3-2.サブグラウンド
3-3.陸上競技場
3-4.クロスカントリーコース
3-5.ブルペン(奄美川商ブルペン)
3-6.ミニサブグラウンド
3-7.室内練習場
3-8.グッズショップ「まち色SHOP」
2024年の春季キャンプでは、グッズショップは設置されませんでした。奄美キャンプにおいてベイスターズグッズを買う事は出来ません。また、奄美限定グッズの販売もありません。
3-9.三儀山川
※名瀬の地元の方は運動公園一帯を「三儀山」と呼ぶ事が多いようです。
3-10.球場周辺の飲食事情
最寄りのコンビニは「ファミリーマート・名瀬朝仁店」となります。もっと近くにはスーパー「タイヨー朝仁店」があり、こちらはローカル色が強くて個人的には好みだったりもします。
食事処で言えば、レストランの「白南風亭」(月・火定休日)や「ピッコラフォレスタ」(ランチは火~金平日のみ)、二郎インスパイアのラーメン「きんぐす豚」(月・火定休日)があります。
それぞれの施設の位置関係は下のマップで確認してみて下さい。
状況に応じてですが、食事のために一時的に奄美川商球場を離脱して名瀬中心部へ戻るのもありだと思います。
4.そもそも奄美大島はどこにあるの?
鹿児島と沖縄のほぼ中間に位置する島です。周囲の島々と共に「奄美群島」を形成していますが、その中でも最大の面積と人口を持ちます。
誤解されがちですが、奄美大島は沖縄県ではなく鹿児島県です。沖縄の離島の1つではありません。
4-1.奄美大島ってどんな所?
4-1-1.海が綺麗です
それはもう、息をのむほど海が綺麗です。
⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️注意⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️
奄美大島の海岸に猛毒を持つカツオノエボシが漂着する事があります。
🙅♀️🙅♀️🙅♀️カツオノエボシが漂着したという情報が入った時は、裸足で海に出たり、砂遊びをしたりするのはやめましょう🙅♀️🙅♀️🙅♀️
4-1-2.南部に行くとマングローブ原生林があります
マングローブとは特定の植物の名前ではなく、海水と淡水が混ざり合う河口付近に生える植物の総称で、熱帯や亜熱帯気候に見られるものを指します。
マングローブの中をカヌーで見学する事も出来ます。何とも言えない神秘的な光景です。
4-1-3.豊かな自然が残されています
山がちで平地が少ない上に開発が進んでいないため、アマミノクロウサギやルリカケスといった奄美大島固有種が生息している所でもあります。また、奄美大島は沖縄と並ぶハブの生息地ですのでくれぐれも注意して下さい。
国道と言えど道が険しい奄美大島。特別天然記念物のアマミノクロウサギはその山の中に棲んでいるようで、国道58号線上にはこんな標識がありました。標示にも「クロウサギに注意」。
4-1-4.沖縄の中南部に似ている所もあります
北東部はサンゴ礁が隆起した地形で、なだらかな丘陵があります。
4-1-5.戦争遺跡もいくつか残されています
太平洋戦争末期においては場所柄、防衛の最前線となり、特攻基地も建設されていました。奄美群島が日本に返還されたのは終戦から8年経った1953年12月25日でした。
4-2.奄美大島って食べ物は何が美味しいの?
4-2-1.鶏飯
まずは鶏飯。とりめしではなく「けいはん」です。
変化球として「鶏飯ラーメン」を出しているお店もあります。
4-2-2.油そうめん
奄美大島の郷土料理の一つがこの油そうめんです。「油ぞうめん」とも呼ばれます。沖縄のソーミンチャンプルーと似た料理です。
4-2-3.奄美黒豚
奄美のオリジナルブランドの黒豚です。
4-2-4.山羊(ひんじゃー)
沖縄のように山羊汁、そして山羊カレーを出しているお店もあります。沖縄では「ヒージャー」と言いますが、奄美では「ひんじゃー」と少し発音が変わります。
4-2-5.いのしし
いのししはタンパク源として古くから狩猟されてきました。奄美に生息するリュウキュウイノシシはスダジイの実(どんぐり)を食べて育っています。
4-2-6.みき
「みき」と呼ばれる伝統的な飲み物もあります。どろどろとした甘酒のような飲み物ですが独特の酸味があります。
4-2-7.マグロ
奄美大島南部に位置する瀬戸内町は「クロマグロ養殖日本一のまち」。ベイスターズ春季キャンプの冠スポンサーのマルハニチロも同町内で養殖場を運営しています。
という事でクロマグロは絶品です。
4-2-8.鶏刺し
鹿児島県では県の衛生基準をクリアした施設で調理されたものが提供されています。これは奄美でも適用され、島内で鶏の刺身を食べる事が出来ます。
4-2-9.フルーツ
たんかんやマンゴー、パッションフルーツやドラゴンフルーツといった温暖な気候を生かしたフルーツの栽培も盛んです。
4-2-10.サトウキビ
あとはサトウキビですかね。奄美はサトウキビの産地で、島内には黒糖やザラメの製糖工場がいくつかあります。
4-2-11.自販機飲料
沖縄ボトラーズの管轄になっているため、自販機の品揃えが極めて沖縄に近いのも特徴です。
4-3.奄美大島ってお酒は何が美味しいの?
焼酎です。焼酎と言えば麦や芋から作るものが主流ですが、奄美では日本で唯一黒糖焼酎の製造が許可されています。黒糖焼酎自体には甘さはありませんが、甘い香りと風味、すっきりした後味の良さが特徴です。
4-4.奄美大島は大島紬っていうのが有名らしいけど、どんなものなの?
以前、ベイスターズ公式グッズとして大島紬が発売された事がありますが、反物が1反20万円という一見するとべらぼうなお値段でした。
詳しくは2015年の球団公式ニュースからどうぞ( ・ิω・ิ)👉
大島紬は先に染めた絹糸を設計図を基に手織りされるといった大量生産が出来ない伝統工芸品であり、手間がかかる分だけ高品質で世界的にも高い評価を得ている織物と言えます。
相場だけで言えば1反の値段は百万円オーバーもあるという価格帯ですので、この時に球団で発売された反物は、言葉は悪いですが“安物“に入るという事がわかります。また、柄の目が細かいほど高級品とされますので、1反20万円という数字は相応といったところでしょうか。
5.実際に行ってみた
2月3日から6日まで、実際に奄美に行ってきました。ベイスターズ選手の写真は少なく、旅行記になっていますが、min.tにまとめましたので、何となくの雰囲気だけでも伝われば幸いです。
6.当記事の結論として
言いたい事は「奄美はいいぞ」という一言に尽きます。
私事ではありますが、秋季キャンプを初めて観に行ったのが2015年の11月で、それから5年連続で遠征に行きました。ベイスターズが秋季練習を横須賀で行うようになった後も筆者は奄美に旅行に行っていて、気付けば10年連続というドハマり状況になっています。
2021年には世界自然遺産に認定され、沖縄のようなリゾート地とは違った魅力のある奄美大島に、春季キャンプを観に行ってみませんか😎😎😎
7.B班の練習試合を観に行きたい
ここからはおまけです。
ベイスターズB班の一部メンバーは2月21日(水)、奄美大島から宮崎に移動して練習試合を行います。練習試合日程は2月22日(木)に生目の杜第二球場での福岡ソフトバンクホークス戦、2月23日(金/祝)に天福球場での広島東洋カープ戦、2月24日(土)にSOKKENスタジアムでのオリックス・バファローズ戦の3試合となっています。
いずれも「みやざきフェニックス・リーグ」で使用実績のある球場で、鉄道または路線バスによるアクセスが可能です。
ここでは試合が行われる各球場へのアクセス方法を紹介したいと思います。両球場とも利用するバス事業者は宮崎県内広域に路線を持つ「宮崎交通バス」です。
鉄道ではありませんので、時刻表通りに来ない場合が多々あります。遅れる事も最初から計算に入れておいて下さい。
7-1.生目の杜第二球場
7-1-1.生目の杜第二球場への路線バス
生目の杜第二球場に鉄道の最寄り駅はありません。最寄りバス停は「宮崎交通バス」の「生目の杜運動公園北」です。「生目の杜運動公園北」へは34番「富吉車庫」行きで行けます。
34番は「宮交シティ・1番のりば」または「宮崎駅・西2番のりば」が起点となります。
ちなみに「生目の杜運動公園」というバス停もありますが、土曜日ダイヤと休日ダイヤでのみ運行されます。練習試合のある平日はバスが来ませんので注意して下さい。
7-2.日南市天福球場
7-2-1.天福球場への鉄道アクセス
天福球場へはJR日南線「油津」駅から500メートルほどとなります。油津駅には普通列車と快速「日南マリーン号」の他、土休日に運転される特急「海幸山幸」も停まります。
油津駅はICカードエリア外にあるため、SuicaやPASMO、ICOCA等の交通系ICカードは利用出来ません。宮崎駅や南宮崎駅、宮崎空港駅では利用出来るので、誤って改札をタッチで入場しないように気を付けて下さい。
7-2-2.天福球場への路線バス
天福球場の最寄りバス停は「宮崎交通バス」の「油津待合所」です。「油津待合所」へは965番「飫肥」行きで行けます。この「油津待合所」は油津駅前にあるため、時刻表を確認しつつJR日南線と上手に使い分けると良いと思います。
965番の起点は「宮崎駅・西3番のりば」ですが、この路線は宮崎空港を経由しますので、時間次第では空港から直行ないし空港へ直帰する事も可能です。
7-3.SOKKENスタジアム
7-3-1.SOKKENスタジアムへの鉄道アクセス
SOKKENスタジアムはJR日豊本線「清武」駅から約3.5キロあり、鉄道でのアクセスが非常に難しい球場です。ここからバスが出ていても良さそうなものですが、ありません。
清武駅では交通系ICカードが利用出来る上、一部を除く特急「きりしま」も停車しますが、SOKKENスタジアムへのロケーションを考えると非常に使いにくいと言わざるを得ません。
7-3-2.SOKKENスタジアムへの路線バス
SOKKENスタジアムの最寄りバス停は「宮崎交通バス」の「今泉神社前」または「谷の口」の2つです。「今泉神社前」へは751番「上丸目」行き、「谷の口」へは752番「尾平」行きで行けます。
ただし、「今泉神社前」バス停から球場までは約1.3キロ、「谷の口」バス停からは約1.6キロ離れています。
SOKKENスタジアムまで2キロ以上とかなり距離がありますが、「岡」バス停を利用する事も出来ます。「岡」へは821・822・832・835番「宮崎大学」行き、833番「タウンセンター」行き、834番「木花」行き、836番「木花駅西口」行きで行けます。
751・752番、 821・822・832・833・834・835・836番いずれも起点は「宮崎駅・西1番のりば」となります。
路線や時刻・運賃、バスの乗り方等は下記リンクから確認出来ます。また、「宮崎交通バス」では一般路線全線でSuicaやPASMO、ICOCA等の交通系ICカードが利用出来ます。
詳しくはこちらから確認して下さい。
B班の練習試合の観戦に行かれる方は、次のマップを参考にして頂ければ幸いです。マップを開いて左に表示される球場名にチェックを入れると、市街地の代表的なバス停と練習試合が行われる球場最寄りのバス停が表示されますので、拡大してご覧下さい。
概ねの位置関係を確認出来るかと思います。
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各種交通機関の情報も掲載しましたが、誤りがあった場合でもその責は負いかねます。悪しからずご了承下さい。実際の確認はご自身でお願いします。
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本記事は横浜DeNAベイスターズ球団公式のものではありません( ・ิω・ิ)👉
奄美大島公式の団体のものでもありません( ・ิω・ิ)👉
各種交通機関とも一切関係ありません( ・ิω・ิ)👉
完全なる個人のお気持ち表明noteというものですご了承下さい( ・ิω・ิ)👉
2023年12月26日公開(パイロット版)
2023年12月27日更新(誤字・誤リンク等修正)
2024年1月2日更新(リンク・ルビ追加)
2024年1月11日更新(リンク追加・タイトル画像差し替え)
2024年1月24日更新(リンク追加)
2024年1月26日更新(一部レイアウト修正)
2024年2月8日更新(リンク・画像差し替え・テキスト修正)
2024年2月20日更新(2月22日予定の練習試合に対応)