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伏見ガクさんとアクターのみなさんに救われた新米アクターの私の話

伏見ガクさん、アクターのみなさん、本当にありがとう✌

才能と優しさでいっぱいに溢れたアクターのみなさん、温かくて心地のいい場所にしてくれていつもありがとう。

ガクくんのキラキラとした屈託のない笑顔と、きれいな顔立ち、聞いていて心地の良いかっこいい声、コロコロと変わっていく楽しげな表情。そのすべてが大好きです。
そして、(凶悪な)笑い声に私は救われました。


ご挨拶

みなさまはじめまして
成人済み社会人の新米アクター(伏見さんのリスナーをアクターと呼ぶ)、
float(ふろーと)と申します。
2023年の10月頃、にじさんじ所属のVTuber 伏見ガクさんの沼にハマり、人生を救われたと言っても過言ではないので、本人に届かなくても誰にも届かなくてもいいから。とにかくどこかに感謝の気持ちと、こんなやつもいるんだなという記録を残しておきたいという気持ちで筆をとって(タイピングして)います。

揮発してしまっていたり、記憶が混在してしまっていたりする部分がとても多く、時系列等が間違えている可能性がありますがご了承ください。
また、文を書くのは得意では無いため、おかしな部分があるかもしれません。

伏見さんに出会う前の私と”にじさんじ”および”VTuber”

気がついたときにはいわゆるアニオタでした。
そして伏見さんに出会う前、沼に落ちる前に”にじさんじ”および”VTuber”を知らなかったのか?と聞かれれば答えは「NO」です。しかし、伏見さんは知りませんでした。

年に一度会うか会わないかの相互フォロワーの大学時代の友人数人が、2021年頃にはV界隈に沼っており、戌亥とこさんや花畑チャイカさん、周央サンゴさん、町田ちまさんなどのにじさんじのライバーさんのLINEスタンプを使用していたために”にじさんじ”の名前はなんとなく知っている、話には聞く程度でした。
(当時はそれぞれのライバーさんの名前と顔および声が一致してませんでしたし、アニメキャラだと勘違いしていた方もいたと思います)

友人達に「私が好きそうな人って誰かいる?」と聞いたら返ってきたのは、伏見さんではなく叶さんでした。
歴代の推しがいわゆる儚い系美少年だったので、ビジュを見ていいなぁと思ったし、声も好き。ですが、とても残念なことにFPS系のゲームで画面酔いしてしまう人間だったこと、後から追っていくには多すぎるアーカイブと長い動画時間に当時の私は足を踏み入れることができませんでした。
結局”にじさんじ”、”VTuber”についてはそういう世界があるんだなあくらいで、勧めてもらった切り抜き、歌ってみたを見て、それで終わってしまっていました。

正直なところ、今もどうして伏見ガクという沼にいるのかあまりよく分かっていません。

私「しにたい…」

プログラマといういわゆる技術職をしていて、趣味で絵を描いていた私なのですが、2023年6月頃に自分の確認不足が原因でのミスとその修正で増えていく残業時間に絵を描く時間も取れず、嫌気がさしていました。
(損害等の発生はありませんでしたが、プログラムを直しても直してもどこかが狂う、確認しても本当に不足していないか疑心暗記になるの繰り返しでした。)

それに加えて、人事評価として必要な自己目標を「自己勉強を行った結果の報告と改善検討をし、技術向上を図る」という「プライベートの時間を費やして勉強する」というものにしてしまった(というより修正が何度か入りこれにさせられた)がために、二週に一度程度で設けられている報告の場で「なにもやっていない」を報告し、注意や指導をされるという負のループに陥っていました。
技術職なために自己勉強は必要不可欠であることは周知していたはずなのですが、プライベートで絵を描いたり、アニメやゲームをしたい気持ちとのバランスが完全にとれなくなりました。

2023年7月に「朝起きて職場に行き、仕事をする」この社会人なら当たり前の生活ができなくなってしまいました。
朝になると頭痛が止まらない、吐き気がする。食事が喉を通らない、涙が出てくる。ふと”しにたい”、”消えたい”といった感情がでてくる。眠たいはずなのにうまく寝られない…。
内科を受診した結果、「熱疲労」と言われ薬を処方されました。しかし薬を飲んでも一向に回復しない体調。
連日欠勤連絡をし、有休をついに使い果たしてしまいました。
これはおかしい。と、精神科で診断してもらい、仕事を休職しました。

休職期間、寝て起きるだけの生活。これを繰り返すので精一杯。
そこから少し経って、お絵かきが好きだったことを思い出し、筆を取りました。
実は休職をする前に好きな作品の同人イベントにサークル申し込みしていたため、同人誌をなんとか発行。2023年9月末のイベントにサークル参加できました。
その当日および同人誌作成中は楽しかったため、好きなことたっぷりできたし、もう復職しよう!そう思っていた私、考えが少し甘かったです。
イベントから帰って来て、数日後に燃え尽き症候群のような無気力感と後悔とが私を襲いました。
「休職してまで何やってるんだろう、私は…。どうせ人間最後はしぬのに…。」

2023年9月末、”消えたい”、”しにたい”という感情に再度襲われました。
そこまで至るような話じゃ…?と思う方もいるかもしれないのですが、当時の私はそんな気持ちでした。

ついに伏見さんに出会う

憂鬱な気持ちでいっぱいだけれど、何もしないでいるの暇だなぁ…とYouTubeでゲーム実況などを見漁り始めました。完全に生活リズムが終わっていて、朝の5時とか6時とかに寝て、昼過ぎというか夕方に起きてYouTubeを見る。気がついたらまた朝。そんな逆転した生活の繰り返しでした。

一番最初にどこで出会ったのか、記憶が曖昧にもうなってしまっているんですが、たぶん最初は「魔女の家」の実況プレイだったかな?と思います。

「魔女の家」を自身でプレイしたことがあって、他の実況さんの実況を見ていたらおすすめに出ていて流れ着いたような気がします。
手紙等のすべての読み物やキャラクターのセリフを読み上げしてくれて丁寧だな、全部のエンドを回収してくれるのありがたいなと思ったように思います。人によって声まで使い分けてくれてすごい、と。

関連動画や再生リストから「Poppy Play Time」、「キャサリン」、「やばたにえん」など、気になったタイトルのゲーム実況を順に見ていました。

ゲームセンスがよくて、チェイスが上手い。全エンド回収してくれるような丁寧なプレイと解説。
そしてVTuberだから反応というか表情が見えて面白い。
なによりもホラー展開でキャーキャー、ギャーギャーうるさく叫ばないから、叫び声でこちらがびっくりすることがなくていい。

そのうちにだんだんと伏見さんの動画や切り抜きがYouTubeを開くとおすすめに上がるようになりました。
そして、しんでいた私の表情筋に笑顔を取り戻させてくれたのは、この切り抜き動画。

伏見さんの笑い声を聞いていたら悩んでいることとか、しにたい気持ちとかすべてがどうでもよくなってきたんですよね。
つられて笑っているというか、気がついたら笑顔になっているというか。

そして伏見さんのことが気になって仕方なくなり、調べ始めていました。
「伏見ガク」と検索窓に入力するとサジェストには「うつ病」。
こんなに楽しそうに笑っている人が?と思いながらも関連動画と非公式wikiにたどり着き、概要をざっくりと知る私。
(伏見さんはうつ病だと明言されたことは一度もありませんので、その旨ご注意ください)
心が折れそうになった時期があるけれど、その時期を乗り越えているじゃん…。私の悩みって一体何だっけ。私が悩んでいる壁、高くないかも。乗り越えられるのかも…?
とにかく涙が止まりませんでした。

伏見ガクという沼に沈んでいく

そこから沼に沈むまで、救われるまで本当に早かったと思います。
休職中なので時間だけはある。「伏見ガク」でYouTubeを検索してチャンネル登録をし、「スターターキット」から。

それに加えて切り抜きや歌ってみた、ゲーム実況のアーカイブを見漁りました。
まだすべてのアーカイブを見ることは叶っていない(どころか時間が足りない)のですが、「Bad Guys School」や「プリンセスコネクト」のガチャで腹の底から笑い、元気をもらい、

「くまのレストラン」、「仮にAくんとしよう」で一緒に泣いて。心を完全につかまれました。

にじさんじオフィシャルストアを知らなかった私は、近所のアニメイトへ。ここで伏見さんの「FOCUS ON」があったことにも本当に背を押されました、奇跡だと思う。
「FOCUS ON」と缶バッチを手に取り、会計へ。聞いた途端に思いました。歌が上手い。そして、歌詞がいい。
なんでこの人、歌が少ししかないんだ…?もっと歌って良くない…?

私が出会ったときにはもう3D、2.0だったので、元気に動く伏見さんを見て思いました。
表情が豊かで動きが大きくて、笑顔がとても似合う。かわいい。
歌もうまい、声もいい。かっこいい。
好青年なのに笑い声が凶悪でサイコパス味がある。
それでいて🦊?まである…? はて?
ピース…サイン…?
というか見る度に新しい魅力がどんどんと出てくる…。
…あれ? この沼、めちゃくちゃに深いな……?

伏見さん、アクターのみなさんに救われる私

非公式Wikiだったか伏見さんのチャンネルバーナーだったか、「おはガク」というみんなで一緒に朝ごはんを食べるという配信が金曜日の6時45分からあることを知り、目をこすりながら初めて「おはガク」をリアタイしました。
アクターさんたちのコメントを見て、伏見さんの口から発せられる言葉の数々を聞いて驚きました。なに、この優しさと温かみに溢れた空間。
このときの私は配信を見ながら一緒にコーンスープとパンを食べていました。
「…次回のテーマ言ってた、参加しよう。」

次の週の朝、市販のものを皿の上に並べただけのワンプレートが出来上がりました。
特に何も考えないままに参加。ハッシュタグと他の投稿されたツイートに似せて作ったツイート内容。多分これで大丈夫。

配信画面を見ながら一緒に「いただきます」。
素敵なご飯がたくさん紹介され、コメントも「美味しそう」などの優しい温かい空間。

そして初めて参加する方のご紹介パートへ。
伏見さんから自分の名前が呼ばれ、画面に表示された自分のワンプレート。
次に発せられたのは「美しい」というお褒めの言葉。
ただただ市販のものを皿に並べただけなのに…。
コメント欄でも流れるのは「カフェみたい」、「おしゃれ」などと褒めてくださるアクターさんからの優しい言葉ばかり。本当に温かい空間。

朝が、本当に楽しいものに、なった…。

成人して社会人になってから、いやそれよりも前から、怒られることはあれど、褒められることなんて本当にない私。
伏見さんとアクターさん達の優しい温かさあふれる言葉に涙が本当に止まりませんでした。
大嫌いだった朝から、こんなに満ち足りた幸せな気持ちにしてくれるなんて…。

そして押したのはメンバーシップボタン。

まだ解決はしていない、けれど

2023年の9月末に出会い、私を救ってくれた伏見ガクさんという沼。
出会ったタイミングが本当にきっと良くて。
11月には手元にパペガクが来てくれて私を外に連れ出してくれました。

流行り病でずっと行けていなかった新婚旅行をもういいや、という気持ちから「行こう」と思える前向きな気持に変えてくれました。
行き先は、「伏見稲荷大社」。 …はて?
伏見稲荷大社の山登りと下山をできるくらいの体力を確認できました。

何故かトラッキングコースという山道に迷い込んでしまい泣きそうな私と励ましてくれるパペガク

Wikiだったり、アーカイブだったり、配信だったり、ツイキャスで伏見ガクさんを知る度に、見る度に、話を聞く度にアクターのみなさんのことはもちろん、周りにも真摯で本当に優しいのが分かっていって。でも伏見さんはそんな自分に何故か自信がないように見えて。
そんな伏見さんにはもっと自信をもってほしいと思うし、自信がないと言っていた歌は上手だと気がついて欲しい。
そう思っていた私、大丈夫だよ。伏見さん、歌ってくれたよ。にじフェスの「シンフォニア」という大きなステージで、堂々と。

ありがとう、ガク

古参ではなく新参のアクターでも泣いてしまう圧巻のステージだった。
王子様の伏見ガクがそこにいた…。

そんな伏見さんを見て、新米アクターの私、頑張る理由、見つけた…!
生きていく理由、見つかった…!
やりたいことがまだまだたくさん!ある!!

2024年2月現在、まだ復職はできていません。
リハビリとして自宅や図書館でプログラミングしたり、生活リズムを整えたりと出勤できるように調整、成長させている最中です。
手元でパペガクが応援してくれていて、休職した頃よりも笑顔でいられることが増えました。
睡眠時間は正直なところ減っているんですが、それでもリズムとしては前よりは整ってきている。それよりもなによりも配信で楽しそうにしているガクくんを見る度に、コメントを見る度に幸せな気持ちで満ちていく日々です。
折ってしまったお絵かきの筆も本当に遅いわけですが、取り戻しました。

伏見ガクという存在に救われた新米アクターの私、これからもいろんな楽しいことをみんなと一緒にアクトできるように前を上を向いて、生きていきます!
ねえ伏見。太陽のようにキラキラと輝く貴方の笑顔、その笑い声に救われたんだよ。

ありがとう、ガク! アクターのみんな!!

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