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ハルカミライは魔法だ

夜なかなか寝付けずに、頭の中を色んなことがぐるぐるしてさらに目が冴えちゃうってことありませんか。
今まさにその状態になって寝れなくなってしまったので、今回は最近自分が特に熱をあげているアーティストについて語りたいと思います。
ハルカミライです。

ハルカミライ

ハルカミライは、2012年に八王子で結成され、2019年にメジャーデビューしたロックバンドです。
メンバーは、

橋本学:ボーカル。作詞作曲を担当するバンドのフロントマン。赤髪の人
須藤俊:ベース。緑のアウターを着ている人
関大地:ギター。赤い服を着たアフロヘアー
小松謙太:ドラムス。短髪金髪の人

の4人です。
そんな彼らの特徴を1つあげるとしたら、


とにかくアツい


これに尽きます。
彼らはライブハウスを主戦場にしているバンドなのですが、rockin' on主催のフェスではメインステージを務めたり、昨年には日本武道館での主催ライブを開催するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍しています。
そんな彼らのパフォーマンスは圧巻で、激しい曲調かつ短めの曲が多く、それをノンストップで演奏します。ギターの関(リスペクトの意味を込め、ここから敬称は省略させていただきます)が客席にダイブして演奏する姿も恒例です。
そして観客が一緒になって歌える曲が非常に多いのも特徴的です。みんなで声を合わせ、汗を流しながら、ぎゅうぎゅう詰めになりながらも合唱するのがたまらなく気持ち良く、テンションが最高潮になり、それを体感してから私はこのバンドの虜になっています。


中でも私が最も心を掴まれたのが、ボーカルを務める橋本学の放つ‘’言葉の力”です。

彼の出で立ちは、赤髪に右腕にはびっしりタトゥー。ライブの中盤からは専ら上裸姿と、かなりワイルドです。初見だと思わず敬遠してしまうかもしれません。しかし、そんな彼がライブで放つ言葉は形容しがたい優しさと暖かさで満ちており、その歌声は心の芯まで響きます。

そこで、私が実際に聞いた、忘れられない学の言葉を少し紹介します。今年3月24日に幕張メッセで行われた、ツタロックフェス2024でのMCです。

今日このライブに来るためにさ、バイトしたり、節約したりしてたヤツらいるだろ。よく頑張ったな。
でも今日楽しむための体力は!節約しなくていいからなー!

この中に、4月から環境が変わるヤツが、変わっちまうヤツがいるんだよ。そいつらに全員、拍手。

なんて素敵な言葉なんでしょう。私はこの日が2回目のハルカミライのライブだったのですが、完全に心を掴まれ、この日以来ハルカミライのライブを生き甲斐にする毎日が始まりました。


私が思うハルカミライの魅力として、ハードでロックなバンドなのにも関わらず、意外とミステリアスなところもあげられます。彼らは公式のX・Instagram・YouTubeがありますがそれほど更新は多くなく、メディアの露出も比較的少ないため、検索してもヒットするものは多くはないです。だからこそ、余計にライブに行きたいという気持ちが高まり、そしてライブに行くことが彼らの事をより詳しく知る最良の手段なのです。


ここでハルカミライの代表曲を1つ、アルバムを2つ紹介します。


"世界を終わらせて"という曲です。
君のそばに居られないなら、世界が終わってしまってもいい、という恋人への気持ちを歌った真っ直ぐなラブソングです。ライブでも主に終盤に必ず演奏され、観客が肩を組んで飛び跳ねながら歌う姿は非常に感動的です。この曲のMVだけでも、彼らの魅力がビシバシと伝わってくるはずです。


星屑の歌
※このアルバムに収録されている"ファイト!!"という曲は短いながらも非常に盛り上がり、ライブで何回も演奏されることがあります。YouTubeにMVあり。

センスオブワンダー
このアルバムに収録されている"春のテーマ"という曲が個人的には1番の名曲です。


"星屑の歌"と"センスオブワンダー"はハルカミライがインディーズ時代にリリースしたアルバムです。ハルカミライの曲はその多くがサブスク解禁されていますが、この2つのアルバムは解禁されていません。しかし、ライブで演奏される定番曲はこれらのアルバムに収録されている曲が多いため、買っておいて損は無いと思います。



ボーカルの橋本学はTHE BLUE HEARTSに大きな影響を受けたと公言しています。ブルーハーツと言えば、"リンダリンダ"や"情熱の薔薇"などの代表曲がある、1980年代後半から1990年代前半に活躍し、当時の若者を熱狂させた伝説のバンドです。
しかし2020年代に生きる若者の私からすれば、ハルカミライこそ

令和のTHE BLUE HEARTS

そのものです。ハルカミライはいずれもっと大きな存在になり、若者を熱狂の渦に巻き込むバンドだと信じてやみません。

いかがでしたでしょうか。このnoteを通じて、ハルカミライのことを知ってくれる人が1人でも増えたらいいなあと願っております。ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

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