ベラゴアルド名鑑【その2】
オルグ
性別:不明
年齢:不明
身長:個体によって違いあり
体重:個体によって違いあり
利き腕:個体によって違いあり
出身地:ガンガァクス魔窟の深淵と考えられている
武器:個体によって違いあり
道具:基本的にはなし
ガンガァクスの魔兵。ウォー・オルグと呼ばれ、区別されることはなかったが、近年、ツノを持つ個体をドワーフたちの呼び名に習い、「ゲヲオルグ」と区別されるようになった。闇の魔導士が魔兵の総称を「オルグ」と呼んだことを踏まえ、ここではそれを踏襲する。
ガレリアン・ソレルがコルカナの僻地で確認する前まで、ベラゴアルドの住人は、魔兵はガンガァクス魔窟の奥底に封じ込めているのだと思い込んでいた。それというのも、魔物の動きが活発になる前では、魔兵は魔窟の内部でさえ、滅多に確認されていなかったからだ。
その生態は一切不明である。痛みを感じないという通説があるのは、魔窟で手脚の千切れた魔兵が怯みもせずに襲ってくるからで、真相のほどは分かってはいない。ここ数百年の間、完全な個体を確認されたことは稀であり、一部の魔窟深くまで潜るような強者の戦士でさえも、確認するのは手脚の欠損、或いは肉のそげた腐ったものばかりであったので、多くの戦士たちでさえも、文献で残るだけの、伝説的魔物のように考えられていた。
ウォー・オルグはベラゴアルドで唯一の知恵のある魔物とされている。その能力はかなり個体差があり、時折、達人のようなものも現れることから、太古の昔から、戦士たちにとって油断ならぬ大敵に違いはない。
また、オルグはゴブリンやグールなど低俗な魔物を従える能力も持っている。ゴブリンがグイシオンに乗る例はあるが、別種の魔物が共闘することは稀であり、オルグに従えられた低級種の間には軍隊並の統制がなされ、その数にまかせてより手強くなる。
近年、魔物の活動が活発になり、マール・ラフランがガンガァクス指令に就任した頃から、オルグが頻繁に現れるようになった。それに伴い、ツノ付きのオルグがことのほか手強いことを確認し、ウォー・オルグの上位種として、「ゲヲオルグ」とはじめて区別される。ゲヲオルグにも個体差はあれど、どれもウォー・オルグよりもさらに手強く。より戦略的に戦士達に挑んでくる魔物である。
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ブウムウ(中央)
性別:男
年齢:男
身長:174cm
体重:63kg
利き腕:右
出身地:コルカナの名も無き村
武器:手斧
道具:なし
「小鬼と駆ける者」の物語で重要な役割にあるブゥブゥの父親。ゴブリン退治に向かうガレリアン・ソレルに同行する村人の一人。ソレルになついた息子を面白く思っていず、よそ者のソレルに監視の目を向ける。
ゴゴル(右)
性別:男
年齢:男
身長:186cm
体重:90kg
利き腕:左
出身地:コルカナの名も無き村
武器:手斧
道具:なし
ゴブリン退治に向かうガレリアン・ソレルに同行する村人の一人。もともと木樵であったがゴブリン騒動で長らく仕事が出来ず、暇を持て余し、村の若い連中とくだを巻く様子が繁く見られた。
マスケス(左)
性別:男
年齢:男
身長:169cm
体重:57kg
利き腕:右
出身地:コルカナの名も無き村
武器:手斧
道具:なし
ゴブリン退治に向かうガレリアン・ソレルに同行する村人の一人。気が弱く、穏やかで優しい男。戦いには向かない彼が同行を申し出たのには、何らかの理由があるのだろう。
捕捉知識
●ガンガァクスの魔窟について
・ガンガァクスの魔窟は、レムグレイド王国の東、竜の尾列島を渡りさらに東、ガンガァクス大陸のさらに東端に存在する。
・魔窟の奥底には大量の魔物が生息し、地上へとやってくる。
・魔窟がいつからそこに存在しているのかは定かではない。
・竜大戦以降、始まりのストライダ、アルデラルらが、魔物を封じ込めるために魔窟の入り口には巨大な要塞が建設された。
・ガンガァクスの要塞は、古の盟約により戦士たちが任意で集まり、ベラゴアルドで類を見ないほどの他種族での営みがなされている。
●村について
・ベラゴアルドの多くの村々に名はない。その理由としては、レムグレイド大国の税制制度が起因している。ある程度の人口が膨らんだ村には、王国から名を与えられ、その代わりに盗賊や魔物から守るための数名の護衛兵が駐屯されるが、納税を義務付けられる。古くからの営みを続ける田舎の村々などでは税を嫌がり、名を付けずにいることは珍しくも無い。
・当然、便宜的には住人達の間に呼び合う名前はある。大概それは村長で呼ばれ、他人に名前を明かすことを不吉とするベラゴアルドの習わしもあり、その名をよそ者に明かすことはほとんど無い。
●コルカナについて
・コルカナはドライアド諸島でも二番目に大きな島である。
・古くから北方の防衛を担うモレンド島への中継地点として栄え、また、港街としても栄えてきた。
・コルカナには北西の沿岸に位置する同名の街以外に、名のある街や村はなく、それぞれが独立した小村が点在している。
彼らの登場はこちらのお話で読めます。
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妄想SRPGベラゴアルドクロニクル
ゲヲオルグ 初期ステータス(範例)
class(クラス):オルグ
Lv(レベル):10
Mov(いどうりょく):5
HP(ヒットポイント):130
SP(スキルポイント):20
MP(マジックポイント):0
str(ちから):19
mstr(まりょく):0
def(ぼうぎょ):7
mdef(まほうぼうぎょ):5
spe(すばやさ):6
dex(きようさ):25
int(かしこさ):12
luc(うんのよさ):7
【武器】
・両刃の手斧:str+7
【防具】
・ぼろ布の腰巻き:def+1
【道具】
手製投擲槍×1:str+20
ゲームを通じて広く登場する敵。前半から中盤にかけてはステージのボスとして手を焼く敵キャラ。HPが非常に高いが、高レベルのものでもdefがかなり低いままなので、どんなに弱いユニットでもダメージだけは与えられるだろう。ただ、中盤以降は強力な装備を持つものも登場するので、レベルだけで判断すると痛い目にあう。strも高いがspeは無く、重い一撃を警戒すれば問題は無い。しかし警戒すべきはdexの高さで、speとlucの低いユニットなどは、簡単にクリティカルを出され、沈められてしまう場合もある。
ブウムウ 初期ステータス
class(クラス):むらびと
Lv(レベル):3
Mov(いどうりょく):5
HP(ヒットポイント):31
SP(スキルポイント):5
MP(マジックポイント):0
str(ちから):5
mstr(まりょく):0
def(ぼうぎょ):4
mdef(まほうぼうぎょ):2
spe(すばやさ):6
dex(きようさ):9
int(かしこさ):8
luc(うんのよさ):8
【武器】・手斧:str+5
【防具】・布の帽子:int+3
【道具】なし
三人の村人は、トゥルーエンドを目指すなら育てる必要はない。ソレルだけでエピソードをさっさとクリアしてしまおう。しかし、パーフェクトエンドを目指すなら、少なくとも一人のユニットをLv10まで育てる必要があり、これがなかなか難しい。さらには、パーフェクトエンドを狙うためにはユニットのすべてを生存させる必要がある。育てるのならゴゴルだが、ブウムウはintが高く、回復キャラの少ない本ゲームにおいて、もし育てるのならヒーラー(癒し手)かバード(吟遊詩人)にクラスチェンジさせる方法もある。
ゴゴル 初期ステータス
class(クラス):むらびと
Lv(レベル):3
Mov(いどうりょく):4
HP(ヒットポイント):45
SP(スキルポイント):5
MP(マジックポイント):0
str(ちから):7
mstr(まりょく):0
def(ぼうぎょ):7
mdef(まほうぼうぎょ):6
spe(すばやさ):2
dex(きようさ):2
int(かしこさ):3
luc(うんのよさ):3
【武器】・手斧:str+5
【防具】・はちまき:str+1
【道具】なし
もし、育てるとしたらゴゴルだろう。Lv10まで育てると、後の「竜の仔の物語-第2章」からヘビィソル(重装兵)にクラスチェンジして傭兵ギルドに登場する。Movとspeがかなり低いが、strとdefは高く、最後までタンク役として使えるほどに成長する。
マスケス 初期ステータス
class(クラス):むらびと
Lv(レベル):1
Mov(いどうりょく):5
HP(ヒットポイント):18
SP(スキルポイント):3
MP(マジックポイント):0
str(ちから):4
mstr(まりょく):0
def(ぼうぎょ):3
mdef(まほうぼうぎょ):1
spe(すばやさ):3
dex(きようさ):4
int(かしこさ):4
luc(うんのよさ):5
【武器】・手斧:str+5
【防具】・布の帽子:int+3
【道具】なし
マスケスを育てるメリットはない。初めからLv1と弱く、後のステータスも伸び悩む。育てるよりも、死なせないように立ち回るのを推奨する。
※ゲーム設定はすべて妄想なのでステータスの数字はかなり適当
※他のキャラを更新していくにつれてゲーム破綻する可能性大
※気分によって準じステ振りをし直す可能性アリ
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キャラ名鑑は不定期で更新します。キャラクターからベラゴアルドに入り込んでもらえることを願ってます。