♯7 訓練開始

前回も書いたが、私が日系スクールにするか、現地のスクールにするかで後者の決め手になった材料の一つになったのが、免許を取得後、チェックアウさえすれば機体をレンタルできることと、機体の多さだった。あとは、“アメリカで飛べる免許”を取る事ができると言うのが決定的な理由だ。

飛行機乗りなら色んな機体に乗ってみたい。そんな理由だった、結果最終的には全機種チェックアウトし、楽しませてもらった。

そんな機種が豊富な中から、私はPA28-161を選んだ。パイパーチェロキーである。飛行機は低翼機が美しい。価格は$113/h だ。因みに最安値はC152で$81/hなのだが、POHを読むと私の体重ではinstructorと二人だと燃料半分ほどでギリギリ、examinerが大きいとチェックライドであまり燃料が積めないのは良く無いので、チェロキーにした。なんと言っても、低翼機の方が飛行機らしく、訓練のモチベーションも上がる。 後のタイムビルドで一人で乗る時、152はレンタルしようと考えた。

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後に、この機体には色んな事を教えてもらった。

TSAも終え、待ちに待った訓練初日当たり前だが、全然いけてなかったのを覚えている。元々頭が良く無いのと、まず準備不足で、全てビハインド。いつもはスクールの教官や仲間と立ち話をするけれど、どこかそう言う気持ちにならないくらい、気持ちが沈んでいた。次こそは気持ちよく飛ぼうとベーシックフライトの動画やATCや、英語を磨く作業により取り組むようになった。

この頃の自分に言いたい。ようこそアビエーションの世界へ。

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