#3 訓練初日
とりあえず一時的に住むところも見つかり、翌日学校へ行くことに。
マネージャーと顔合わせをし、インストラクターを自分で探すこととなる。だが、ほとんどのインストラクターが多くの生徒を抱えているようで今回はマネージャーがアサインしてくれた。
チーフパイロットで、インストラクター一本でやってきたおじいちゃん。ここの大半のインストラクターが、リージョナルで飛びながら隙間時間でインストラクターをやっていたり、そもそも全く他の仕事をしていたり、掛け持ちしながら時間を貯めながらステップアップするインストラクターが大半を占める。
軽く挨拶をして、翌日日程をもらった。しかし、このチーフインストラクターが実は曲者だったw 悪い意味ではない。
その後、当時のつたない英語で色々周りの訓練生、ディスパッチャーと挨拶を交わして、帰る事にした。Uberを呼んだら黒塗りのフルサイズSUVでSPみたいなドライバーが迎えにきた、ラッキーと思いながら鼻歌まじりに後席で寛いで居ると、これがUber Blackだった事に気がついた。大奮発な復路だった。確か10-20ドルくらいだった道のりを、80ドルかけて沈む夕日を涙目に眺めた帰り道は今でも忘れない。