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#flierbooklabo 藤野貴教さんと読書会をした!

こんにちは!本の要約サービスflierの読書コミュニティ「book labo」メンバーのトッシーです。book laboはflierが運営するコミュニティで、2019年3月から要約を使った読書会を隔週でおこなっています。このマガジンはbook laboのメンバーが自由に書いている記事で、今回はメンバーのトッシーがお届けします。

2019年8月28日に実施したbook labo DAY13の模様をレポートします。

著者ゲスト会!!藤野貴教さんからのお話

今回は著者ゲスト会。book laboはflierの要約を使った読書会ですが、不定期に著者の方をお招きする回もあります。著者の方から著書についてお話をいただき、それを受けてメンバーで議論、またメンバーから著者の方にも質問させていただいたりとインタラクティブな非常に刺激的な機会です。

今回は藤野貴教さんをお招きして、2017年に出された著書『2020年人口知能時代僕たちの幸せな働き方』についてお話いただきました。巷ではAI脅威論など「ITは人を不幸せにする」という論調がある中、藤野さんはその論調に違和感を持たれたとのこと。「ITを道具として使い人間はどう進化するべきか」という問題意識でいろいろお考えになっていることをお話しいただきました。

「テクノロジー時代に私たちの仕事をどう進化させるか?」というお話では、これからはAIに代替されにくい領域「コミュニケーター」「イノベーター」「モデレーター」の領域にシフトしていくというご説明。非論理的、感性的、身体的、直感的なことが重要とのお話をいただきました。
そして今後求められるリーダー像は「テクノロジーに強く人間らしいリーダー」。そうすると「人間らしいとは何なのか?」という問いにもつながっていきます。

 「人間の強みとは何か」をグループ討議、刺激的な時間に!!

藤野さんが私たちに論点として投げかけられたのは「人間の強みとは何か?」
論点について4つのグループに分かれ30分間議論しました。その後、議論の内容を全員でシェアしていきます。
各グループより出てきたキーワードは様々。「妄想力」「ルールを無視した意見だし」「KKD(勘・経験・度胸)」「無意識」「創造力」「忘れること」「非合理な目的を目指せる」などなど。シェアする中でもいろいろなキーワードがつながり、非常に新鮮で、刺激的な議論となりました。

「意味的な時間を持つこと」!!

最後に藤野さんからは「意味的な時間を持つ」ことの重要性についてお話を頂きました。「現代人は意味的な時間を取る体験が圧倒的に足りていない」と。一見意味がないと思うところに意味的なものがあるというお話は非常に深いものがあると感じました。
ちなみに中盤から裸足で歩き回られていた藤野さん。お話されていた通りまさに「身体性」を大事にされていて、そういう意味でも非常に刺激を受けました。

振り返って!!

メンバーからは以下の振り返りコメントがありました。

 ”「人間の強みとは何か議論」は今まで考えようとすら思ったことはなく新鮮。これからは自分なりに「意味を見出すこと」から始めて意味づけになれていきたい。”

「人間の強みとは?」という投げかけをいただいた今回の読書会。非常に深いテーマでしたが、大変活発な議論ができいつも以上に盛り上がりました。藤野さん、大変ありがとうございました!!

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ボイスメディアVoicy「荒木博行のbook cafe」ではbook laboの直前に収録された荒木さんと藤野さんの対談をお聞きいただけます。よかったらお聞きください。

(記事:トッシー


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