ギター遍歴 #2
今まで所有したギターの紹介をしています。
二本目のギターは
Squier J Mascis Jazzmaster です。
(購入当時の写真です)
大学入学してすぐに購入しました。
最初のライブはストラトで出演したのですが、あまりにも不調でまともに弾ける状態ではなく、修理するにも代わりのギターが必要だということで購入しました。
もともと一本目のギターとしてコレを購入する予定だったのですが、当時通販でしか購入することができず、最初のギターを通販で買うのはちょっと怖いなぁとなり、結果的にストラトになりました。
楽器屋さんにも、ジャズマスターは癖があるから二本目以降が良いと進められました。
なぜこのギターを購入したのかというと、bloodthirsty butchersの吉村秀樹さんが使用していたからです。
見た目もサウンドもかっこいいですし、少年のブログを当時読んで、吉村さんがオススメしていたと聞き、これは買うしかないと思ったのでした。
購入してすぐのライブでNUMBER GIRLのOMOIDE IN MY HEADを演奏する機会がありとても楽しかったのを覚えています。
渋谷のスターラウンジで演奏したこともあります。田舎から上京した人間にとっては、渋谷でライブするなんて本当に嬉しかったですね。
色んなギターに触れるうちにこのギターへの不満を抱くようになります。
このギター、ピックアップが通常のジャズマスターよりもローが強めなので、太い音が出るのですが、いまいち抜けが悪く、かとおもえばジャズマスター特有のハイが出てちょっと扱いにくかったんですね。
ピックアップのコイルの巻き方(構造)がギブソンのP-90と同じなので、まあ納得なんですが、あんまりライブでの評判も良くなかったです。もともとストラトを使っていたせいで、アンプやエフェクターのセッティングがストラト用にしたものだったので、そのせいだと思うんですけどね。
ってことで、内部配線を改造しました。
プリセット部分の配線は除去し、ポッドも交換、配線材はビンテージタイプで、コンデンサも古いやつです。コンデンサ選びはお任せしてます。
ローが出るピックアップなのでスッキリした出音を求めこんな感じになりました。
特筆すべきはボリュームにハイパスコンデンサが載ってるところでしょうか。ボリュームを絞るとハイが強調されるので、ローが出るこのピックアップに最適なんですよね。もし同じギターを所有されている方がいるのなら、この改造はおすすめです。
このギター、トレモロ部分のロック機構がオミットされているんですが、正直トレモロロックって使わないのでこれでいいのかなと思います。通常のジャズマスターと比べてブリッジの位置も違いますし、そもそもTOMブリッジなので、Jマスキスのこだわりを感じますね。フレットも太めで減りにくいし。
このギターも未だに録音等で使用しています。今後はペグとナットを交換したいな、なんて考えています。大切にしますよ!
(改造はストラト同様工房Pathさんにお願いしました。)