親知らずを4本一気に抜いてみた
経緯
2023年2月 右下の親知らずが痛む
3月 歯医者を受診し、大きい病院での抜歯を勧められる
4月 親知らずを4本一気に抜く手術を勧められる
9月 入院、手術
手術まで(2月〜9月)
2、3月は痛みどめで凌ぐ。結構効く。
4月に大きい病院でレントゲンを撮り、手術の日程の日程を決める。9月に手術と言われたときは、先のこと過ぎて実感が沸かなかった。
手術までの期間に親知らずが痛むことは無かった。覚えてないだけかも。
8月に検査。血液検査等を行う。詳しい手術の日程を教えてもらう。私は糖尿病患者なのだが、普段飲んでる薬を手術前に止めるように言われる。病院側が連絡し、通っている糖尿病クリニックからは許可が予め出ていた。糖尿病の薬の作用で血液をサラサラにするのだが、これが手術時においては血が止まらなくなる恐れがあるという。
入院前後
入院前日の夜9時以降飲食禁止。os-1だけ飲んでいいと言われた。水お茶もだめ。全然美味しくない。
普通の私服で行ったが、半袖短パンの入院着としてそのままいけるようなラフな格好で行けばよかった。荷物が増えてしまった。
wi-fiが使えない4人部屋と聞いていたが、当日になって空いてないと言われ、個室に。+¥5,000かかる。ただ、wi-fiが使えるように。
15時から手術だが、入院開始は9時。暇だったのでyoutubeをずっと観ていた。wi-fiが使えてよかった。
点滴を入れる管を刺すのが地味に痛かった。
手術は、全身麻酔を打って行った。気づいたら終わっていた。
病室に戻る時に「重くてすみませんねぇ〜」とドクターかナースに話していたような気がするが朦朧としていたので覚えていない。
目覚めても動けないのでずっとyoutubeを観ていた。
口を開けて手術するので、起きたら喉も口がカラカラ。
目覚めたのは17:30くらいだった。20時になった起き上がってok、21時になったら飲食ok、院内を動いていいと言われた。
だんだんトイレに行きたくなってきたが、動けないので我慢していた。19:30に我慢ならなかったのでナースコールでトイレに行きたい旨を伝える。ナースが来て相談の上少し早いがトイレ許可が出る。特に前後不覚になることもなく済ますことができた。
21時になり、飲食の許可が出る。病院の下の階のコンビニに行っていいと言われ、ヨーグルトと水とおにぎりを買う。ぼっち・ざ・ろっくのアクスタが全種類あったので衝動買い。
おにぎりの米粒が抜歯箇所に当たって痛い。麺類とかにすればよかったかも。
ヨーグルトはめちゃくちゃ美味しく感じた。体が震えるほどだった。
0時くらいまでyoutubeを観て就寝。定期的にナースがくるのでビビるし、向こうも起きてるとは思ってないみたいで驚かせてしまった。
風呂には入れなかったので洗顔とシャンプーを朝に行った。ドライヤーが持ち込めなかったのでタオルでできるだけ乾かす。
朝食は全部噛まなくても良い柔らかいもの。食べやすかった。
朝食後ドクターの診察が終わり、着替える。
10:30に親に迎えに来てもらい退院。
帰宅後はシャワーを浴び安静に。
手術後
食事選びに困った。医者からは食べやすいもので、刺激物はダメ、と言われていた。
おかゆやうどんばかり食べた。あとヨーグルト。
普通のご飯は米粒が抜歯箇所に挟まったりするので食べにくい。そうめんはすする動作が抜歯箇所に響くのでダメかも。
野菜ジュースは柑橘系だと染みるのでキツかった。
甘いものはヨーグルト。オイコスをよく食べた。
ネットに載ってる親知らずの食事は、4本一気に抜く人のことを想定していない。抜歯していない方で噛め、とかよく見ると書いてあるので参考にならない。
肉類はハンバーグ、魚はネギトロを食べた。正直ハンバーグはキツかったけど、普通の肉よりマシだと思う。あとレバーは食べやすかった。
歯茎にできるかさぶたみたいなのが退院してすぐ取れた。これは治癒に必要なものであんまり取れるとよくないらしい。おかげで痛みがなかなか取れなくて苦労した。
痛み止めが切れてしまったので、医者に連絡して予定より早く経過を見てもらうことができた。だいたい5日後くらい。抜糸も行ってもらったのでありがたい。自分の想定より経過は良好らしく、痛み止めを処方されただけで終わった。
感想
病院が混雑しているのですぐに手術できなかった。痛み出してから手術するまで半年くらい。
無職なので、時間に余裕のあるうちにできてよかった。暇なうちにやったほうが良い。
お金の工面や食事の面で協力してくれた両親に感謝。頼れる人がいるうちに行った方が良い。
もしかしたら、コロナが収まってきた時期だからこそできた手術なのでは。病床に多少の余裕があった?