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Xデザイン学校ベーシックコース2021 #7 構造化シナリオ法
投稿が前後しますが、今回は第6回の講義のバリューシナリオからの続きからで、アクティビティシナリオとインタラクションシナリオを作成しました。
ビジョン提案型デザイン手法の特徴
・バリューシナリオ
・アクティビティシナリオ
・インタラクションシナリオ
・企画提案書
UXを学ぶ以前から、企画提案書とインタラクションシナリオは作成することがありましたが、それぞれの特徴を理解して作成した事はありませんでした。
今まで行っていた提案のほとんどは実現手段の提案であり、検証の提案ではなかったんだなと講義では新たな発見がありました。
構造化シナリオ法
アクティビティシナリオとインタラクションシナリオの2つを作成することで、ストーリー(物語)とナラティブ(談話)の違いも知ることができました。
ナラティブは聴き手の想像力を引き出すための物語で、面白いけど覚えてないドラマはナラティブではないと言う例えが分かりやすかったです。
同時に、今まで業務で作成していたカスタマージャーニーなども、機能面をピックアップしがちで、今考えると全然ナラティブではなかったことに気づかされることになりました。笑
教養とは何か
社内外でUXの手法を取り入れる事が増えてきましたが、なぜこの手法を使うのかを理解しきれないまま作業を進めていたためか、時々、再現性がない出来事が発生しています。
例えば、後輩の理解のためにナラティブワークを行なったことがありましたが、ストーリーとナラティブの違いを理解しないままナラティブ部分だけをピックアップしたため、最終成果物として欲しかったストーリー部分が欠けているタスクがありました。
UX手法を使うことで逆に思考が止まってしまう事がないように、応用力や判断力を鍛える事もとても大切で、それこそが教養なのだと講義後のFBで教えていただきました。
感想
実装フェーズに入ると、さらにサービスの精緻化が必要になり、細部が曖昧だったサービスに同時に肉付けもしながら進めることになりました。
普段の担当が実装メインの場合、つい100%で次のフェーズに進まないといけないだろうと思ってしまいがちですが、このように工程を行き来しながら完成度を上げていく進め方もUXではありだと知る事ができたことは、今後の助けになりそうです。
講義も残り少なくなってきたため、1回1回の機会をフル活用してやり残しのないように進めていきたいと思います。